のん母さんとファーチのつぶやき

愛犬との交流や趣味・出来事のページ

犬の洋服

2007-10-27 12:46:34 | Weblog
お陰様で去勢手術後1ヶ月が過ぎました
睾丸を抜いた袋が残っていますがその袋を包むようにして
周りの毛も1センチほど伸びてきました
きっと傷跡は周りの毛が生えそろえば全く目立つ事無く
隠れてしまうのではないかと思いますが
今一つだけ気になる事はお散歩中の事・・・

元々ファーチは小さい部分ですが胸の一部分に長い毛が生えない場所があり
そこはうぶ毛のような極々薄い毛で覆われています
日常生活上では全く問題はないのですが
足の短いダックスは地面と胸が近いこともあり
お散歩中に汚れたりあるいは虫にくわれたりした事が
刺激となって湿疹が出やすい場所となっています
これまでその部分の湿疹治療の為に獣医さんにお世話になる事もあったのですが
2回目の湿疹治療後に洋服でその部分を覆うように
保護しながらお散歩するように変えました

当初犬に対して洋服を着せる事に対しては
自然に備わっている温度調節機能を鈍らせてしまうので抵抗があったのですが
度々湿疹治療し続けることも避けたかったので
何とか対策はないものかと思い思い切って
外に出す時のみ綿素材の出来るだけ薄手の夏物の洋服で
動きを妨げない形のものを選んで着せる事にしました

ダックスは足が短いのでたとえ半そでであっても邪魔になる時があります
利用としては毛のない胸の一部分を隠したいだけなので
出来れば綿素材のランニングのTシャツあたりが一番良いのですが
季節的に手に入らない時期でしたので
半そでのTシャツで間に合わせながら過ごしていました
その後ふと思いつくようにコットンでスモッグ風の洋服を
適当に作ってみたのがきっかけとなり
現在使用しているお散歩用のスモッグが出来上がったのですが
偶然出来たスモッグにしてはこれが非常に使い勝手が良く
薄手の綿布で作ったので夏場の暑い時期以外は
年中そのスモッグを着せてお散歩をしています

ただ夏場はそのスモッグでも暑そうなので
別にタオル地で胸当て(金太郎さん)だけを作って着せています

今気になる事は同じ様にそのスモッグでお散歩をしているので
胸の部分はスモッグで覆われて隠れているので良いのですが
後ろ足から睾丸の袋付近の手術した時の毛が生えそろっていない部分は
覆うことが出来ないのでむき出しのままになっています
お散歩している最中に虫に狙われないかと気になります

犬の毛は良く出来ていると思うのですが
はえている事によって皮膚も保護されていますし
汚れも直接皮膚にはつくことがないようになっています
徐々に産毛のような薄い毛が伸び始めていますので焦ってもしかたがないのですが
湿疹が出ないように願いながらのお散歩を続けています

よく周りの皆さんにも「可愛い洋服ですね」など声をかけられるのですが
その度ごとに事情を話すわけにはいかないので
どの様に見ておられるのか?
又批判を持って見ておられる方もいらっしゃるだろうな・・・などと感じながら
笑顔を返していますが
正直洋服を着せ始めてはじめて洋服の良さも判るようになりました

毛で覆われている犬に対しては過保護だとか
あるいは必要ないものなのにファッションで
人が勝手に着せて楽しんでいるなどとよく言われますが
現に私自身も洋服を着せる事に対しては良くないと考えているものの一人でした
それがやむを得ず外のみではありますが着せ始めて思うのは
室内犬の場合は室内で一緒に暮らしていますのでより清潔にいつも綺麗な状態で
暮らしたい為にシャンプーの回数も多くなりがちです
ですからそのシャンプーの回数を少しでも減らす為にも洋服は汚れ防止になる事
特にダックスの様に足の短い犬種は胸の汚れが
結構あることが判りそれは想像以上のものでした
もちろんこれまでもお散歩後に身体を拭いて
特に胸は清潔にするようにしていましたが
保護する毛がないファーチの場合ですと繰り返し胸は虫や雑草などの刺激だけではなく
汚れにもさらされていたのだと実感しました
そして室内で使う事に対してはどうかな?と思う面はありますが
周りへの抜け毛防止に役立つ面はあります
又防寒機能に対しては必要のない犬種も多いと思いますが
中には日本の気候に馴染めない防寒を必要とする毛のない犬種や
人が手を加えて改良しすぎて寒さに対する抵抗力が
すでに落ちてしまった犬種などもいますので
これはケースバイケースで個々の利用する時の必要性によっては
洋服も選択肢の一つになっても良いのではないかと感じるようになりました

見せる目的のファッション性だけの利用目的は今でもお勧めしませんが
犬たちの温度調節機能を出来るだけ妨げないような利用の仕方で
犬の動きを邪魔しない自然な動きが出来る形や素材を選んで
それぞれの飼い主さんがもし目的がある場合は上手に利用すれば
これはこれで利用価値があるのではないかと今では思っています

どうぞ犬の洋服への頭ごなしのご批判だけはされませんように・・・
もちろん洋服の必要性もなく自然な形で暮らせる犬たちも多いと思いますので
必要以上に人間が手を加えることなく
自然に備わった犬の能力を最大限生かすよう心がけた上で
飼い主さんはご自分の犬の為に
ホントに利用価値があるかどうかの判断を的確にされますように・・・

そしてうちのファーチの場合は一日でも早く
後ろ足の毛が生え揃いますよう願いながら
最近はコナラの縦長のどんぐりの実が沢山落ちている
二つ池の周りをお散歩しています
日に日に落ちているどんぐりの実の数が増えて
コナラの木の元は今やどんぐりだらけです・・・・秋深くなってきました

その後ファーチのマーキングはますます少なくなり
今ではほとんどマーキングする姿を見る事もなくなりました
自分の縄張りを主張する匂い付けをしたいという要求そのものが
無くなったのではないかと感じますが
オス本来のオスらしさが無くなったような気がして少し寂しさも感じながら
オシッコのお世話に関しては確かに楽にはなりました
ただその楽さを率直に良かったと言って良いものなのかの
自問がその後も続いています

それでは写真はいつも着ているスモッグとコナラのどんぐりの実ご紹介します 

ファーチのつぶやき:僕は二つ池にかかる橋の歩道を尻尾をフリフリ歩くのが
          今はとっても楽しいよ
          どんぐりの実も沢山落ちていて僕を追いかけてくるみたい・・・
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新美南吉の彼岸花

2007-10-08 11:10:47 | Weblog
毎年秋に入ったこの時期を楽しみにしているのですが
半田市の新美南吉記念館横の矢勝川沿いの土手に咲く
彼岸花が今週末には見頃になるという事なので
土曜日の午後ファーチのお散歩がてら見に行ってきました

ちょうど先週の日曜日には中日新聞の一面でも紹介されていました
そして新美南吉記念館のホームページにも
毎年彼岸花の開花情報が掲載されていますので見頃の時期を知ることが出来ます

新美南吉を愛する地元の方が南吉の童話の世界を
今に再現したいと地道に彼岸花を植えて育てたのが始まりで
毎年少しずつ殖えていった彼岸花が
今では川沿いの土手に広範囲に咲くようになっています

私たちも休日にはファーチのお散歩がてら
アッチコッチの公園通いをするようになりましたので
その公園通いの延長で季節の花を追いかけ始めたのがきっかけとなり
この彼岸花との出会いも楽しみにするようになりました
そして南吉を産み育てた地元の方の南吉に寄せる
ひたむきな思いが嬉しくてついつい毎年出掛けてしまいます

今年でちょうど5年目となりましたが
毎回咲く時期や花の咲く場所そして色などに微妙な変化があり
昨年当たりからは随分広範囲に花の広がりが
見られるようになったのではないかと感じます
今回は土手沿いの東方向南斜面側が大変美しく咲いていました
これは毎年の事ですが土手の全体が一度に全部咲くのではなく
日の当たり方や向きによって咲く時期が少しずつ違う為に
もう咲き終わったところやこれから咲く場所などもあって
その年その年の見に行く日によっても満開の美しい場所が違います

カメラを片手に熱心に撮影されておられる方
そして私たちのように犬のお散歩がてら花を楽しんでおられる方など
結構家族連れ・友人連れ・夫婦連れなど色々な方が訪れてはにぎわっています

ここへ来るとファーチはいつも写真撮影のモデル犬として
私のデジカメに追いかけられるので
僕はポイ(ボールの事です)の方が良いんだけど・・・とでも言いたそうに
連れ歩かれるのですが
胴長の背の低いファーチをお花撮影に使う事は結構難しくて
なかなかベストショットが取れません
今回の写真もファーチ抜きで美しく咲きそろった
南斜面の土手沿いの彼岸花を一部分となってしまいますがご紹介します

去勢手術後の変化は徐々に出てくるのかもしれませんが
お散歩やボール遊び中での変化は
マーキングが少なくなったように感じます
他の犬のオシッコの臭いが気になって多いときには度々遊びの最中にも
抜け出しては木の元などにオシッコをしていたのですが
手術後はオシッコやウンチがしたい時にだけ遊びを中断しますが
その他は気が散ることなく集中して遊ぶようになりました

去勢しても基本的に持っている性格には変化はないだろうと思っていますが
臆病で神経質な面が外ではより出るファーチですので
いつも顔の表情なども外では耳を上げて目も多少険しい表情になっています
それが家族だけの中での室内での表情は大変穏やかで
リラックスした目そして最高に可愛い顔の表情となりますので
常々この表情を写真に収めたいと思っているのですが
ファーチにデジカメを見せるといつも表情が変わってしまうので
なかなか写真に収める事が出来ず残念です

今後は外でのあのピリピリした神経質さが少しは取れて
周りへの警戒心としては変わらないと思いますが
多少は穏やかに対応出来るようになるかもしれないと
今はひそかに期待しています

それでは今回は
地元の方の長年の地道な努力が実り美しく咲き誇った彼岸花をお楽しみ下さい

ファーチのつぶやき:僕は花より団子ではなく「花よりポイ(ボール)さ!」
          帰宅途中におまけで連れて行ってもらった
          健康の森のボール遊びの方が最高だったよ・・・
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