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内視鏡による顎下腺(がっかせん)唾石症(だせきしょう)の唾石摘出手術 平成28年10月18日(月)

2016-10-18 07:46:46 | Weblog

ずーと以前10年ぐらい(?)前だったでしょうか・・・・

食事のたび事に右側の顎下腺が腫れ、マッサージすると

唾液が口の中にピューと出て楽になるために

そんなマッサージを繰り返しながら食事をしていた時がありました

 

でもそんな症状もしばらくすると自然に落ち着き

その後も生活上では困る事がなかったのですが

今年の5月に久々に右顎下腺が腫れました

 

そしてマッサージしても今回は、ほとんど唾液が出る気配がなく

腫れだけは続くので一度診てもらおうと近所の耳鼻咽喉科に行きました

CTの結果、初めて聞く「顎下腺(がっかせん)唾石症(だせきしょう)」と言う

病名を告げられました

 

唾液が出る顎下腺内に良性のものですが唾石が出来る病気で

このままにしておくと今後色々な症状が出てくると思うので

年齢も考えて体力のあるうちに唾石を取り除く

全身麻酔の手術をした方が良いのではないかというお話でした

 

そしてここでは手術出来ないので

手術出来る病院を紹介しますと言われ

藤田保険衛生大学の耳鼻咽喉科を紹介されました

 

その紹介された藤田保険衛生大学の耳鼻咽喉科の先生が開口一番に

「内視鏡による顎下腺唾石症の手術は名古屋市立大学病院(名市大)で出来る」と

教えて下さり今回の手術へとつながりました

 

現在愛知県内で内視鏡による顎下腺唾石症の手術例は

名古屋市立大学病院の耳鼻咽喉科のみという事で

その名市大では2012年より内視鏡手術が始まり

これまでの手術例は50例以上あるとの事

他の病院では普通の外からの外科手術や

口腔内よりの摘出手術となりますが

その顎下腺唾石症の手術そのものは

各病院にもよりますが年間1~2例しかない

少ない手術となっているようです

 

そして顎下腺唾石症の手術を受け持つ科は

口腔外科と耳鼻咽喉科の両科、共に請け負う分野となっているようで

病院によってその受け持つ科が

口腔外科だったり耳鼻咽喉科だったりするので

当初どの科に行ったらよいのか迷い混乱もしました

 

その他普通の外科手術の場合も

今回同様口の中から取り出す場合もあるようですが

多くは顎の下、首の外側からメスを入れ取り出しますので

術後、顎の線に沿って判りにくいようにはして下さるようですが

手術跡が残り最悪の場合だけだとは思いますが

顔面神経が傷つくと顔にゆがみが出る場合もあるなど

心配になる情報も入ってきました

 

やはり少し待っても良いので手術例の多い

又負担の少ない口の中から行う名市大での

内視鏡による顎下腺唾石症の手術を選択しようと決心しました

 

5月に受診しその時点から手術までに4カ月待ちました

そして待っていた前半の2カ月は

食事の食べにくさと腫れはありましたが

痛みはなかったので先生とも相談して

以前から予約してあったスイス旅行にも出かけました

 

ただその後右側の歯に知覚過敏の症状が出たり

風邪も引いていないのに粘り気のある鼻水が出たりと

顔の右側には、これまでにない症状も出るようになり

特に7月からは初めての酷い痛みが出て

一時は食事も出来ないほどの痛みでしたので

名市大にも通い痛み止めと消毒うがい液を

処方して頂くようになりました

その7月の通院時に先生が触診されたのが

後々幸いしたのかもしれません

わずかですが唾石の位置が動いたのではないでしょうか?

徐々に痛みの出方が変わりました

 

そしてその時点からは食事の形態も工夫出来るようになり

スムージーを作り飲むなどの工夫をしました

そして元々食べにくい状態は続いていたのですが

健康な左側だけで噛むようにして

益々唾液の出やすい食べ物は避け

痛みの出ない工夫をしながら手術の日を待ちました

 

9月に入ってから判った事ですが

顎下腺の機能がかなり低下しているので

やはり手術はした方が良いが

術後その機能が何処まで回復するかは判らないとの事でした

 

今回その手術の経過を

この病でお困りの方の参考になればと思い記録しましたので

ブログ掲載させて頂きます

写真もなく、文字ばかりで大変判りにくいとは思いますが

どうぞ同じ病の方のほんのわずかでも参考になればと思います

 

2016年【内視鏡による顎下腺唾石症の唾石摘出手術の記録】

              年齢63歳 女性 右側の顎下腺手術

 

9/26() 病院より 9/28日入院の連絡有

 

9/28() PM200 入院

   

担当医2名や麻酔科の挨拶がある他は

特にすることもなく、退屈なので持参した本を読んで過ごす

PM4:00 耳鼻咽喉科教授の毎週水曜日にある院内回診で触診有り

「傷が出来るのは嫌だよね、手術は大丈夫だよ!」と言われ安心する

そして夜も読書とテレビを見るなどしてPM10時、下剤を飲んで就寝

 

尚、麻酔科の説明では同じ全身麻酔でも

今回は変形性股関節置換術の時よりは効く深さが浅くなるので

術後の麻酔の影響も少ないだろうとの事


9/29() 手術当日

 

朝より絶食の指示あり、(但し11:00までに100ccのお茶を少しずつ飲む)

途中主治医が眠れましたか?と尋ねてくれましたので

「眠れました!お陰様で便の方もちゃんと出て準備はOKです」と答える

 

AM11:00 全身シャワーで洗う

PM12:30  パッパが来てくれる

PM 1:30 2:00手術開始予定の為、

弾性ストッキングを履き歯磨きも済ませて準備に入るが

前の人の手術が伸びて手術開始時間が遅れるとの連絡あり

その為に担当医も待っておられたので

病室に来てくれてご挨拶をする

PM 3:30 再び手術の準備へ

PM 3:45  手術開始 PM6:45終了

(5:50頃パッパは取り出した唾石を担当医が見せてくれたとの事)

PM7:45 病室へ移動 (その後9時までパッパの付き添いあり)

 

尿道カテーテルはなく点滴と酸素吸入のみで

病室に帰ってきました

手術が終わって目覚めた直後から少し吐き気がありましたが

その吐き気も薬を飲む程ではなく徐々に収まりました

 

そして口の中にたまる唾液や鼻水などは

最初の一度目は飲み込んでしまいましたが

全ては吐きした方が良いとの事で

その後は何度も吐き出しました

その吐き出した唾液や鼻水には少し血も混ざっていましたが

その血のまざりも徐々に少なくなってゆきました

 

又尿がしたかったのですが手術後の待機室では

寝たままの姿勢では、なかなか尿が出ませんでした

その為に病室移動後には手術終了後の3時間の

絶対安静の指示が出ていたのですが

担当医が特別に一度だけなら良いと

トイレへ移動の許可を出してくれましたので

トイレで尿を出しました

 

その後指示された安静を保った後も

一晩中なかなか眠れなくて一時間置きに目が覚めるような状態でした

その間は麻酔の影響で咳や痰も頻繁に出ていましたが

口の中の痛みは、ほとんど無く

時々一人でトイレに行きながら長い長い夜を過ごしました

その為に朝が明けて病室が明るくなって来た事が大変嬉しく感じました

 

9/30() 術後一日目 午後退院

 

AM8:00術後初めての朝食

    

違和感はありますが思いのほか口の中の痛みはなく

これまでも唾液が出ないよう左側で噛む習慣が

続いていましたので同じ要領で

小さく切ったおかずを少しずつ左の口の中に放り込み

ゆっくり嚙んでは飲み込むことを繰り返し

一時間近くかかって普通食を完食しました

 

そして食後には水で口の中をゆすぎ

しみるといけないので歯磨き粉は使わずに

歯ブラシのみで歯磨きをしましたが

その後に歯磨き粉を使っても全くしみる事はありませんでした

手術後の口の中も消毒する必要はないとの事

 

そしてAM9時まで酸素吸入を続け

その後は弾性ストッキングも外し

点滴も午前中ではずれました

 

朝食も食べられたので大変元気だという事もあり

先生から本日の退院の許可が出ました

 

尚、取り出した唾石は手元に置いていたのですが

成分分析したいとの事でしたので

昨日のうちに先生にお返ししました

ピンクあるいは場所によっては黄色っぽい

白い円錐形をした先の細長い石で

長さは15ミリ以上はあったように思います

周りには膿がたまっていたとの事でした

内視鏡を使っての手術ですが

顎下腺の手前と奥の二か所切り唾石を取り出したあとは

奥の切り傷はそのままに自然にふさがるとの事

そして手前の切り傷だけは縫ってあるとのことで

後日外来受診のおりに抜糸するとのお話でした

尚、唾石は順調に取り出すことが出来たとの事

(唾石は1㎝以上あれば大きい方との事

又私の場合は唾石が奥の方にあったので

内視鏡による全身麻酔摘出手術が必要でした)

 

PM: 11:00  全身シャワーを浴びる

 

PM 12:00 昼食

術後の初めての朝食を頑張って食べたせいで

昼食時には口を動かすと痛みが出ました

そこでおかずは全て食べましたが

ご飯だけは手を付けず全て残しました

やはりおかずは小さく切ってゆっくり噛み

噛む回数を少なくするためには

今後の帰宅後のご飯は、しばらくお粥の方が良いなーと思いました

 

PM300 退院

痛みが出るようになった7月からは

毎日食事のたびごとに消毒していた

ポビドンヨードガーグル7%「メタル」のうがい液と

痛み止め(結局この痛み止めは術後一度も飲みませんでした)を

もらい帰宅しました

そして午前中は大変元気だったのですが

午後からは疲れが出たようで

帰宅途中少し車に酔う気配がありましたので

自宅に戻ってからはベッドに横になり休みました

夕方微熱か?37.1度ありました

 

PM7:00 自宅での初めての夕食

準備が出来ないこともあり

噛まなくても良いものばかりにして

茶碗蒸しとコーンスープとグラタンを食べました

その間ネネと孫のT君が心配して顔を見に来てくれました

今後の事も少し心配になりました

 

PM 8:00 昨夜は眠れなかったので早めの就寝

 

10/1() 術後二日目

 

良く眠れたせいか熱も平熱

痛みもなく体調も快調なスタートとなりました

ただ麻酔の影響だと思いますが

喉は少し枯れ気味、鼻も乾燥して

唇はガサガサ・・・リップクリームを塗りました

 

朝食は梅干し入りお粥と

昨夜パッパが朝用に手作りしてくれた

柔らかいたっぷり野菜と厚揚げの煮物

枝豆豆腐を食べました

 

その後お洗濯や病院にもっていった荷物の片づけも済ませ

午前中には軽くお昼寝 11時には牛乳を飲み

昼食はサンドイッチとバナナ・キウイ・卵・牛乳入りのミックスジュース

 

その昼食時には嬉しい事にこれまで全く唾液の出る気配のなかった

手術した右の顎下腺にほんのわずかですが

これまでには無い唾液が出るような気配がありました

ただ、まだわずかすぎて本物かどうかは?で期待だけかもしれません!

 

先生によると1週間か10日もすれば

随分落ち着き、顎下腺の腫れも徐々に引くとのことです

落ち着いてきたらの事ですが

今後はこれまでの真逆のこと

(前にも書きましたが、これまでは唾石で顎下腺の入り口が塞がれているので

唾液が出るたびに顎下腺が腫れひどい時には

痛みに悩まされ食事が出来ない事もありましたので

その痛み予防の為に出来るだけ

唾液の出ないような工夫として正常な左側だけで噛み

唾液腺を刺激するような食べ物は一切取らないようにしていました)

 

「顎下腺をマッサージしながら手術をした右側で沢山噛み

出来るだけ唾液も沢山出すようにして下さい」との事

 

そして今回唾石は取り除けたのですが

顎下腺の中に唾石が出来る根本的原因はわからないので

今後も引き続いて経過観察が必要だと言われました

10人に一人ぐらい約8%の人に再発がみられるとの事です

 

その後お昼からはのんびり過ごし夕方買い物

 

夕食はブロッコリーとシラスと鮭のフレーク入りお粥

・朝と同じ柔らか野菜と厚揚げの煮物

・エビ入り餃子・味付けめかぶ

 

PM10時就寝

 

 

10/2() 術後三日目

 

食事をしない安静時には、これまで同様に全く痛みもなく

ほとんど昨日よりの変化はありませんでした

ただほんの、わずかですが

口の中の舌を動かした時に引きつるような痛みを感じる事があります

ただその痛みもわずかで、少しずつ和らいで来ているように感じます

体調は快調!終日自宅で過ごし

昨日今日と友人たちに退院の報告をする

 

 

10/3() 術後四日目

     

これまで外から顎下腺を触ると腫れがよく判りましたが

少しその腫れが小さくなって来たように思います

食事も昨日よりは食べやすくなって来ました

外での用事も重なっていたのでAM外出PMネネ宅へ

そして夕方ネネとT君と共に自宅に帰宅

帰宅後には軽くベッドで休み

夕食には術後初めてお寿司を食べました

左右の歯でも少し噛めるようになってきました

そして食事の時には顎下腺をマッサージしていますが

やはり唾液が少し出ているような気配です

 

 

10/4() 術後五日目  

 

体調はほとんど通常どおり・・・・

口の中もだいぶ動かせるようになってきましたので

ゆっくり時間をかけて噛むようにして通常食に戻す

そして朝、これまでも度々利用している運動公園へ出かけ

パッパが壁打ちしている間に軽めのウォーキングと筋トレをする

内視鏡手術による患者への体のダメージの少なさは

ホント素晴らしい!これは感動ものだと思う!

 

 

10/5() 術後六日目 

 

口の中は益々回復して、食べにくさと違和感はありますが

舌も動かせるようになって来て舌を出す事

「アッカンベー(笑)」も出来るようになって来ました

 

10/11() 術後10日目

     

先日の術後初めてのウォーキングをした明くる日には

軽めだったのにも関わらず直ぐ太ももに筋肉痛が出ていたのですが

今日は体も軽くなり

口の中の手術の影響もすっかり無くなった様子です

食事のたび事に顎下腺は少し腫れますが

積極的にマッサージをするようにして過ごしています

 

 

10/17() 術後18日目

     

退院後初めての受診

食事時にマッサージすることも忘れてしまうほど 

体調も口の中も大変順調…唾液も出ているとの事です

又手術時に縫った糸は半数の人が自然に

抜けてしまうとのことで

私の場合も抜糸することなく抜けていたようです

ただ顎下腺の腫れはまだ少しあります

今後も受診しながら様子を見てゆきましょうとの事でした

 

【最後に】 

7月以降は食事が食べられない日も続き

一時は無事手術まで,たどりつく事が出来るだろうかと

心配もしました

又食事が出来ない心配と共に

顎下腺の状態も熱がでたり炎症が起きたりすると

手術そのものも出来なくなってしまうと聞いていましたので

何とかダマシダマシでも良いので体調を整え

手術の日まで手術出来る状態を保ちたいと願っていました

 

又今回特に指示されたのではありませんが

6年前の人工股関節置換術の手術の前後から

感染症予防の為に特に気を付けなければならない

虫歯には注意し今も数カ月に一度は歯石を取って頂いています

ですから今回の手術1週間程前にも歯石を取って頂き

手術への準備もしました

 

お陰様でこの様な経過をたどりましたが

驚くほど体へのダメージの少ない傷もない

内視鏡による手術を受けられ幸いだったと胸をなでおろしています

 

何処まで参考になるかは判りませんが

内視鏡による顎下腺唾石症の唾石を取り除く手術の記録を

今回は掲載させて頂きました

一例ですが同じ病の方の何かのお役に立てればと願っています!

 

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
良かったですね! (カルボナーラ)
2016-10-27 06:12:44
内視鏡手術とご縁があって
本当に良かったですね
順調に回復喜んでいますよ
暑かった秋にもようやく紅葉の季節の訪れですね

カルボナーラさんへ (のん母さん)
2016-10-27 18:17:18
ご心配ありがとうございました
当初は、もう手術は嫌だと思いましたが
この状態のままでは過ごせないので
泣く泣く覚悟しましたが
本当にお陰様でご縁に恵まれ
無事手術を終える事が出来ました

ご心配頂いた皆さんには
心よりお礼申し上げます

暑かった今年の秋もようやく
秋らしくなって来ましたね
コメントありがとうございました


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