On The Road

小説『On The Road』と、作者と、読者のページです。はじめての方は、「小説の先頭へGO!」からどうぞ。

赤ちゃんとママの秘密

2012-07-18 22:56:36 | はしがき
ときどき会いに行く僕にはわからない会話が、あずさやあずさのお母さんには伝わっているみたいです。僕にはただ泣いているだけに聞こえるエリカの声が、「お腹すいたのね」とか、「暑くていやねえ」とか、ここまでは想像できるけど、「遊びたいのね」となると僕にはわからない。
女の人だけがわかるコトバなんでしょうか?
いないいないばあでしか笑いを取れないパパとしては、寂しいかぎりです。でも、赤ちゃんとお母さんっていいなあ。

赤ちゃんっておもしろい

2012-07-12 23:34:07 | はしがき
ユリナちゃんとか弟のトモユキ君が赤ちゃんの頃、僕はチラッと赤ちゃんを見たことがあります。でも、ときどきあずさの実家を訪ねて、隣りで昼寝してしまうほど赤ちゃんを見ていたのは初めてでした。
エリカは足でいろんな物を蹴ったり、何でも口に持っていったりして、大きくなる準備をしているみたいです。こんなに足が強いなら、大人になったらサッカー選手だなと言ったら、「親バカ」と笑われました。
親バカでもいいです。うちのエリカは世界一かわいくて、可能性のかたまりです。

僕の父

2012-07-07 23:53:16 | はしがき
デパートで働いているお父さんは、アネキがユリナちゃんを生んだときから、僕には「お父さん」だけどユリナちゃんには「おじいちゃん」でした。その父が病院で初めてエリカを見た瞬間、「コージの赤ちゃんのころにそっくりだ」と言っていました。今日はエリカを抱き上げて「おじいちゃんだよ」とうれしそうに笑いました。赤ん坊だった僕が父になって、強くて大きかったお父さんがおじいちゃんになるのって、すごく不思議だけどなんか自然です。
でも、僕もいつか年を取って、どこかの馬の骨にエリカを奪われて、「おじいちゃん」になるのかな?と考えると、フクザツな気持ちです。

命名、エリカ

2012-07-06 13:23:40 | はしがき
え?という声が聞こえてきそうだし、僕がまず、えー?と言ってしまったのですが、あずさと僕の娘の名前は「エリカ」になりました。あずさが言うには、エリカという名前を選んだのはエリカじしんみたいです。
元気に退院した2人を車で実家まで送って、区役所に出生届を出してきました。ちょっと反感があって、今朝まで僕は「赤ちゃん」と呼んでいたけど、今夜の電話からエリカと呼ぼうと思います。
エリカというのはツツジ科の低木だそうで、有名なエリカ様とは関係ありません。梓の木から名前をもらったママのように、すくすく育ってほしいです。僕は「お父さん」になりたかったけど、パパになってしまいそうです。

小説の先頭へGO!

2012-07-02 22:00:00 | はしがき
小説の先頭や、各章の先頭に行けるようにしました。

☆★On The Road☆★
あらすじ
小説の先頭は、
第1章 アリエナイ
からです。章扉には、コージの詩を掲載しています。
「次の記事」を選択すると、小説本文1-1へ進みます。

2章以降に進みたい場合は、以下を選択してください。
第2章 go on
第3章 再会
第4章 Shall we go?
第5章 Let it be
第6章 Come together!
あとがき

☆★パープルレンジャー☆★
各話メニュー 第7話、完結

その他のコンテンツ