第七話 テニスデート
あーあ、なんでうちってこんなにモテるんやろ? 堂々先輩にまで言い寄られてるねん。あんな変態、うちのタイプやないのに、うちって変態うけするんかなー?
堂々 「やあ、岡田君、ホンマに来てくれたんやな! もし来てくれへんかったら、門柱にオシッコどころか、テラスにウンコしたろって思てたんや!」
岡田 「ゲッ! そんなんするの、やめて下さい! うち、他人のウンコ見るの大嫌いですねん!」
堂々 『しめしめ、徐々にわしのペースになりつつあるで!』
堂々 「ほな岡田君、早速わしのレッスンを受けてみ」
堂々は、安代相手にビシビシと球を打ち込んで行った。
岡田 「先輩、球が速すぎて打ち返せません!」
堂々 「アホかっ! 仮にも茶屋高テニス部のレギュラーが、これしきの事で音ぇ上げてどうするねん! そんな事では試合には勝てへんぞ!」
岡田 『凄い! この人、ただの変態さんやない! テニスに関しては本物の実力者や! うち、ちょっとグラッて来たわ!』
堂々 『よっしゃ、次の作戦や!』
堂々は安代の腰を掴んだ。
堂々 「岡田君、腰をこう回してラケットにパワーを伝えるんや!」
素直にされるままの安代。
堂々 『今やっ!!』
堂々は安代のスコートをまくり上げ、アンスコとパンティを一気にズリ下げた。白日の元に安代の可愛らしい生尻が晒された。
岡田 「ギャーッ!! 何するんじゃ、この変態っ!!」
安代は尻にシャブリつこうとする堂々を、無理やりひっぺがすと、堂々の顔面に蹴りを一撃お見舞いした。
堂々 「岡田君、落ち着きたまえ! これはなんかの手違いなんや!」
岡田 「お前は手違いでパンツ脱がせるんか!! くそう! お尻見られた!!」
安代は堂々を放置して帰って行った。
尾先 「災難やったな、堂々」
堂々 「尾先! お前、おったんか!?」
尾先 「お前の事が心配で、そこの茂みからずっと見守ってたんや」
堂々 「ちゅう事は、お前、岡田ちゃんの尻、見やがったな!? わしが信用なくしてまで引っ張り出した岡田ちゃんの尻を、ただで見やがって! お前とは今日限り絶交や! 絶対に許さへん!」
尾先 「まあそう言うなやー。わしの妹のムレムレパンティやるさかいに機嫌直してくれ!」
堂々 「えっ、そんな宝物、ええのか!? やっぱりお前はかけがえのない親友やっ!!」
尾先は帰宅し、妹に、今はいてるパンティを脱いで、わしにくれと頼んだが拒否されたので、仕方なく、妹のタンスからパンティを盗んで自分がはいて、ムレムレにして、それを堂々にプレゼントした。