温泉クンの旅日記

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栗林公園(4) 香川・高松

2009-03-01 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <栗林公園(4)>

 南湖に南側の岸を巡りながら、掬月亭を見てまわる。
 売店で麩を買い求めて池の鯉にあげながら散歩するらしいが、鯉は苦手だから
やめておく。







 遠くに見えているのが迎春橋である。





 この橋は、最近映画の撮影に使われたとか。タイトルを聞いたのだが思い出せな
い。

 偃月橋(えんげつきょう)の上からの掬月亭。



 飛来峰(ひらいほう)から望む南湖、掬月亭、そしてその背景の紫雲山の眺めは
すばらしいものがある。



 手前には「たいこ橋」の愛称で親しまれる偃月橋がある。園内で名のある14橋の
内で最も大きい橋で、弓張り月が湖面に影を映す姿に似ていることからこの名が
ついた。
                                     

                                    
 芙蓉峰より北湖と梅林橋を望む。



 小さくて紅く見えるのが梅林橋で、そこからこの高台を見ると富士山の形に見え
るので芙蓉峰と名付けられたそうだ。
 紫雲山を背景に紅い橋(見ずらくて申し訳ない)と池、そして松の緑の調和が
なんとも美しい。

 煙草が猛烈に吸いたい。
 目ざとくトイレのそばに灰皿をみつけたわたしは、「あの、どうぞ先に行っても
らってかまいませんので」と、ガイドさんと女性客に言ってトイレにいったのだ
が、トイレから出ると二人とも律儀に待っていてくれた。

 暑いし、そろそろ腹が減ってきた・・・・。
 九時前に朝食として讃岐うどんを食べてから、軽い腹ごなしのつもりがなんと
三時間ほど歩き回ってしまった。

 ようやく見覚えのある東門にたどり着いたら、みんなで記念写真を撮りたいと
女性客が言い出した。
「えっ、写真、ですか・・・」

 自分では映像を撮るが、自分を撮られるのは嫌いなわたしであるが、ガイドさん
もその気になっているので断るような雰囲気ではないと顔を引きつらせながらも
観念する。

 初めてまじまじと女性客の顔をみたらオバサンと勝手に思い込んでいたが、意外
と若い女性なので驚いた。なんでも東京から来て、昨日金毘羅さんとか行って讃岐
うどんも食べ歩いたという。高松に宿をとり自転車で廻ったそうだった。今日は、
これから電車で道後に移動するらしい。
(ふぅむ、道後温泉でバッタリ逢うかもしれないなあ・・・縁があればだけど)
 これは、あとで縁がなかったことがわかったのだった。

 ガイドさんも一緒に記念写真を二、三枚とると、せっかくだからと鴨場も見てい
きなさいという。
 もちろん、こんな親切なガイドさんに逆らえるものではない。
 最後に、親切なガイドさんから、口頭での道案内と讃岐うどんのマップまでいた
だいたものである。

 感謝感激の、ガイドさん、栗林公園、であった。
 三時間以上観光したが、まだ芙蓉沼とか群鴨池、花しようぶ園など北側にいって
はいないのであった。栗林公園、なんと見ごたえのある公園であろうか。
 またの機会がきっとあるだろう、と思う。


  →「道後温泉本館(1)」の記事はこちら
  →「栗林公園(1)」の記事はこちら
  →「栗林公園(2)」の記事はこちら
  →「栗林公園(3)」の記事はこちら


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