<もみじ園(2)>
雨のしずくをのせたもみじに眼を奪われる。
旧越路町朝日にあるこのもみじ園は、明治時代、当時来迎寺村の大地主だった
高橋家の別荘として作られたものだそうだ。
約4000平方メートルの敷地には、樹齢150年を超えるもみじや山桜、カエデ類
など多くの植物が植えられている。広大とはいえない、どちらかといえば狭い面積
であるが、紅葉を自分の手で触れられる間近な距離で楽しめる。
青空をバックの紅葉もきれいだが、雨模様の寒空を背負っているのもこれはこれ
で雪国らしい。
冬に変わるのがいかにも残念そうで燃えるような木々の深く熱いため息を感じて
しまう。こちらも思わずつられて嘆息が出る。もっとも満足のだが。
地面の散った紅葉も絵になっていて、なにか踏み潰すのがためらわれる。
だいぶ空があかるくなってきた。雨もあがりそうだ。
この巴ヶ丘山荘は有料で借りられる。
和服姿の妙齢の女性たちが園にはいっていったが、お茶会の準備だったのだ
ろう。
10時から300円で抹茶が飲めるようだ。安い。
心がすこし動いたが、待ち時間を考えあきらめる。すこし冷えてきて身体が温泉
を欲しがっているのだ。
もみじ園・・・いままで最高に心に残ったのは京都の紅葉だが、まったく引けを
とらない満足感がここにはたしかにあった。
→もみじ園(1)の記事はこちら
雨のしずくをのせたもみじに眼を奪われる。
旧越路町朝日にあるこのもみじ園は、明治時代、当時来迎寺村の大地主だった
高橋家の別荘として作られたものだそうだ。
約4000平方メートルの敷地には、樹齢150年を超えるもみじや山桜、カエデ類
など多くの植物が植えられている。広大とはいえない、どちらかといえば狭い面積
であるが、紅葉を自分の手で触れられる間近な距離で楽しめる。
青空をバックの紅葉もきれいだが、雨模様の寒空を背負っているのもこれはこれ
で雪国らしい。
冬に変わるのがいかにも残念そうで燃えるような木々の深く熱いため息を感じて
しまう。こちらも思わずつられて嘆息が出る。もっとも満足のだが。
地面の散った紅葉も絵になっていて、なにか踏み潰すのがためらわれる。
だいぶ空があかるくなってきた。雨もあがりそうだ。
この巴ヶ丘山荘は有料で借りられる。
和服姿の妙齢の女性たちが園にはいっていったが、お茶会の準備だったのだ
ろう。
10時から300円で抹茶が飲めるようだ。安い。
心がすこし動いたが、待ち時間を考えあきらめる。すこし冷えてきて身体が温泉
を欲しがっているのだ。
もみじ園・・・いままで最高に心に残ったのは京都の紅葉だが、まったく引けを
とらない満足感がここにはたしかにあった。
→もみじ園(1)の記事はこちら
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます