温泉クンの旅日記

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金子みすゞを訪ねて (1)

2012-10-07 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <金子みすゞを訪ねて (1)>

 門司で一泊すると、九州の端っこの最後のPAである和布刈(めかり)パーキングに寄るためにわざわざ遠回りして九州道に乗った
 目当ての九州土産をゲットすると、予定の目的地である仙崎にまっすぐ向かわずまたまた寄り道することにした。





 角島大橋を渡る。
 日本のコンクリート橋にしては珍しく美しい橋である。



 前回は時間がなくて橋を渡ったところの駐車場ですぐに引き返してしまったが、今回はすこしばかり走ってみることにした。



 島の中央部分あたりの綺麗な砂浜があるあたりにあった「しおさいの里」というところで車を止め、物産館の土産物を観てまわって、酒のつまみになりそうな「じゃこ」を干したものを買い求めた。


 JR西日本の山陰本線の支線(仙崎線)、仙崎駅。



 駅前の正面がみすゞ通りである。四百メートルほど進んだあたりに、金子みすゞ記念館(生家跡)がある。





 みすゞの詩である「星とたんぽぽ」と「こだまでしょうか」はコマーシャルで使われ、とくに震災後繰り返し流された「こだまでしょうか」は、いまや誰でも脳裏に焼き付いているだろう。


 二階にある、みすゞの部屋。



 大正期の童謡詩人「金子みすゞ」はここ仙崎で生まれ、深川高等女学校を卒業するまでの多感な時期を過ごした。
 だから、みすゞの詩の多くは奉公先の下関で作られたのであるが、題材にはこの仙崎での情景・風景が使われている。


 みすゞのイラスト・・・のこのタッチ、たしかにどこかで見かけたのだがどこだっただろうか。



  ― 続く ―


   →「角島大橋」の記事はこちら

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