温泉クンの旅日記

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あつみ温泉、萬国屋(4)

2016-10-30 | 温泉エッセイ
  <あつみ温泉、萬国屋(4)>

 そうして締めの水菓子である特製デザートを賞味すると、食事会場を後にして再び二階の大浴場に向かった。



 先客がいてさきほど写真を撮れなかったが、大多数が食事中のこの時間帯ならまず誰もいないという読みである。いうまでもなく、大の温泉好きなので食事にいくときでも得物のタオルは忍ばせてきているのだ。
 思ったとおり、大浴場には誰もいなかったので画像を数枚撮り、ひと汗流して部屋に戻る。

 早朝に目覚めると、まずは心身ともにしゃっきりと覚醒させるために朝風呂へ。
 昨日は女風呂だったところが、男風呂に代わっている。





 しかし男女交代の大浴場をみていると、「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」だろうか、どこの宿も女性客を大事にしていることがわかる。悪いことではない。

 朝食はご飯がことのほか美味しかった。つや姫を一杯目は軽く盛り、二杯目は大盛りで食べてしまった。

 朝食会場から、最後の仕上げのひと風呂にいき髭を剃る。



 一階の中庭を見渡すラウンジでくつろぐ。



 ラウンジ横のラーメン屋をみて記憶が甦る。



 素泊まり客や朝食付き宿泊客に萬国屋が積極的に薦めているラーメン屋である。なんとなく気になっていた。昨日の夜遅く、ここで冷酒と止せばいいのにラーメンを食べてしまったのだった。



 その前にある喫茶コーナーにいってみると、カウンターに全自動の珈琲メーカーが置いてあり宿泊客は無料で飲めるようになっていた



 カフェオレを飲んだのだが、これが意外と美味しくて驚いた。

 萬国屋・・・堪能した。





 満足した宿だったが、しかし満点ではない。あえて苦言を呈するならばフロントの応対が事務的で、接客が素っ気ない。マスクして客との応対など見たことない。老舗旅館の顔である。もったいないことだ。



 温海名物の赤かぶって今回は食べたかどうか。これを書いている今、情けないがどうしても思いだせない。



  →「南京玉簾」の記事はこちら
  →「あつみ温泉、萬国屋(1)」の記事はこちら
  →「あつみ温泉、萬国屋(2)」の記事はこちら
  →「あつみ温泉、萬国屋(3)」の記事はこちら


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