おんにょの真空管オーディオ

趣味などのよしなしごとを思いつくままTwitter的に綴っています。

チューニングの難しさ

2017年05月18日 | 真空管アンプ
6550 CSPPアンプ試作機の試聴を続けている。このアンプ、スケール感は
ありすぎるほどあるし出力も大きいし定位も良いしノイズは少ないし、
透明感もある。でも聴いていてあっいいな、と思うところが見つからない。
EL32シングルアンプや6HA5シングルアンプにはそういうところがあって、
アピールポイントになっているんじゃないかと思う。
本来ならそういうのをチューニングで出していけば良いのだろうけど、
どうしたら良いのかわからない。特性的にはもう問題ないのはわかって
いる、でも訴求力に欠けるんだなこれが。
それにこのアンプ、大出力アンプにありがちなのだがウォーミングアップ
に時間がかかる。電源を入れて音が出た当初は実にしょぼい音がしている。
1時間程度経ってくると実力を発揮するようになる。私は電源を入れたら
すぐに良い音で聴きたいわけ。無理な注文だよね。こういうのは小出力
アンプの得意分野で、ウォーミングアップに時間がかからないのは利点だ。
コメント
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