真空管オーディオフェア2017開催のご案内

今年も秋葉原の損保会館で10/8と10/9の2日間に真空管オーディオフェアが開催される。
http://www.shinkukanaudio.com/index.html
ようやくイベント案内が更新されたのだが、内容が去年のまま？10/02漸く修正
↓でもpdfファイルのほうは今回の内容になっている。
http://www.shinkukanaudio.com/annai/23kaijyou.pdf
10月9日(月・祝) 5F502号室
11:00～12:30 音のサロン「最新のハイレゾ音源を真空管アンプで聴いてみよう！」
15:00～17:00 「6L6系出力管を使った真空管パワーアンプの競作」
なんか面白そう。
タムラのブースはなかなか入れないし、館山まで聴きに行ったほうが良いかも？
ホテルマイステイズのほうは人が少ないからのんびりできると思う。

71Aパラシングルアンプ

製作を先延ばしにしている71Aパラシングルアンプ。
電源トランスや出力トランス、真空管はすでに揃っている。
今年は45シングルアンプを製作したので直熱管アンプは来年にしよう。
回路はカソードチョーク直結ドライブが有力だ。
でもドライブ球に6DN7を使うとまたか、という気がする。
私が贔屓にしている6DJ8系ならどうかなあ？
気力が充実している今ならまともなアンプが作れそう。　

JFETに音色の違いはあるのか？

私は気軽に電圧増幅の初段にJFETを使ってしまう。とはいえ、2SK30A・
2SK117・2SK170くらい。私は駄耳ということもあるが、これらの半導体
に音色の色付けを感じたことがない。おそらく固有の音色を持っている
のだろうけど、真空管アンプに使うかぎり真空管の音色のほうが違いが
あるように思える。
冒頭に3つのJFETを挙げたけど、gmその他の特性が異なるわけだから
回路は同一にはなりえない。だから比較すること自体が無意味だ。
もしメーカーで音色が異なっているとしたら、どこそこのJFETしか使え
ないということになる。金田式とか指定があるよね。よくわからない。

輻射熱

昨晩、真空管アンプを使っていたら暑くてエアコンを点けてしまった。
昼間の気温がまだ高いから部屋の温度も高くなるせいもあるのだろうね。
私の真空管アンプは小出力のが多いから、したがって消費電力も少なめだ。
でも消費電力が50Wもあれば殆ど全て熱になるので夏場は暑くて堪らない。
50Wの電球を点けているのと違うのは輻射熱のせいだろう。
シャーシの温度は40℃くらいになり、そこから輻射熱が出る。しかも真空管
や電源トランスからも同様に熱が出るから余計に暑く感じるというわけ。
それでも消費電力17Wの6DJ8パラシングルアンプなら輻射熱も少ないから
あまり気にせずに済む。まだ熱い真空管アンプを使うには早すぎるのか。
真空管アンプの電源を落としたらようやく部屋が涼しくなってきた。　

外からIpバランスの調整

全段差動PPミニワッターの改良より。
半固定抵抗の調整穴の位置合わせが難しいと思う。それにBOURNSのは
足が細くてあのような取り付け方をすると調整時にすぐ曲がってしまう。
どうせシャーシに穴開けをするのなら、海神無線で扱っているRJ-13Bが良い
と思う。これならパネル取り付け型だし、端子に配線をハンダ付けした後に
シャーシへ固定すれば良い。
そういえば現在製作中のPCL83 CSPPアンプにも応用できるんだった。
でもDCバランスを一度調整しておけばあまり狂わないから、外から調整できる
ようにしても実際に合わせる機会は無いように思う。

(2017/09/27追記)
aitendoにパネル取付用の多回転ポテンショメータあり。
http://www.aitendo.com/product/13432