おんにょの真空管オーディオ

趣味などのよしなしごとを思いつくままTwitter的に綴っています。

極小出力の真空管アンプ

2016年10月06日 | 真空管アンプ
私の環境では、アンプの出力は100mWあれば問題ないことがわかっている。
これはちょうど良い音量で、本格的に聴くのならもっと大きい出力のを
使えばいい。
だからそういう用途に特化した真空管アンプを考えると、使用可能な
電圧増幅管の選択肢が広がってくる。
3極管のみならず、5極管の3結も可能だ。例えば6AU6。3結のEp-Ip特性図
はあるし、プレート損失は3.5Wもある。
下手に出力を欲張ると電源の規模が大きくなってしまうから、Ipを10mA
程度に抑えると良い。東栄のZT-5VAが使える。後はヒータートランス。
OPTはT-1200が一押しだがリード線タイプならITS-2.5Wが中身が同じらしい。
これのインダクタンスはDC30mA重畳でも17Hあるから、4Ω端子に8Ωを
繋いで14KΩ:8Ωにしても良い。
トランス類は5,000円くらい、合計で10,000円~12,000円くらいとなる。
真空管を使ったメインアンプだからこれくらいかかるが、安く上げるの
ならICを使えば良いのでわざわざ真空管にこだわる必要は無い。
コメント
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