one's works. my works!


one'sとは「その人の」と言う意味です。
僕らはone'sに「皆様の」と言う思いを込めました。

おかんに関するetc (田中)

2006年05月14日 22時33分23秒 | 家族

子供の頃の遠い記憶の中にある「母の日」。
初めてのプレゼントは何だったでしょうか。
おそらく幼稚園や保育園で書いた似顔絵だったりしませんか。
僕はそうでした。
あと紙で花を作ってそこに短冊状に切った紙を貼り「お母さんありがとう」って書いてあったな。

それから・・・・小学校に入ってすぐだったかの母の日。僕は何をあげたら良いのか迷って「ママレモン」(洗剤)をあげたんです。
手荒れがしないとかCMで言ってたしおかんはアカギレとか酷かったから。
これで治るんかな?なんてな。
喜んでくれるかな?とか思ってたら何といきなり家族会議でした。

神妙な顔つきでママレモンを中央においておかんとおやじが向かい合ってる。
おやじは腕組みをして目を閉じて。おかんも困った顔してたな。
で、僕を呼ぶんですね。「こっちにおいで」と。すげー説教(?)されました。
「勿体無い事をするな」と。
買ってきた店に返そうとか言い出す始末。

子供心に恥ずかしかったです。悲しかったとかじゃなくって恥ずかしかった。
何故なら田舎には「母の日」なんてないから。そんな小じゃれた風習は知ってても「無かった」んですね。
都会での話しだろ~と。
で僕は何故か「都会かぶれ(?)したすかした事やっちゃった」みたいな気分で恥ずかしかったと。
でも「ママレモン」は使ってくれてたな。

そして次の年。
国語の時間に「母の日」に因んだ手紙を授業で書かされた。
細かい文章は失念しましたがはっきりと覚えてるのはとにかく「長生きしてね」と。
最後に「100歳まで生きてね」と結びの文章。
思いっきり提灯文章(これは今でもか)ですが。
そしたら何とうちのおかんときたら。 。。。。。

 

 

「100歳で死ななあかんのかっ!!(ちょっと怒)」


ええもうびっくりですよ。
そんな、あんた無茶な。
もっと生きるつもりで?と
子供の書いた文章や~んとか思ってたらおかん涙ぐんでたな。
照れ隠し。


一度だけ長島スパーランドにおかんの会社の従業員旅行で僕だけ連れていってもらった事あったな。(小学校4年)
何か乗り物ないかなぁと捜してたら小さいジェットコースター(二人乗りのヤツ)があって「これやったら小さいでこわないやろ」ってんで乗ったんですね。
そしたら何とこれめちゃ怖い。
小さいだけに不安定極まりなし。
しかもギュンギュンって動いて横Gがハンパないんです。
「こ、こえ~~~~よ、おかん!」って横みたらおかん思いっきり歯をくいしばって今で言う爆笑問題の大田が難しい顔付きの時みたいな顔になってんのね。
顎に皺寄せて。
んであろう事か・・・・

 

 

「ん・・・・ぬお~~~~~~~~~!!」

おっさんやん、うちのおかん。
でもねこのおっさんみたい(?)なうちのおかん38歳になったマジおっさんの僕に「今でも可愛いんや」って言ってくれるんですよ。
「気持ちわりーわ!」って怒鳴るんですがやっぱ迫力ないわなぁ。
おかんには勝てませんて。

幼稚園の時に作った紙細工の花(短冊に「お母さんありがとう」って書いてあるヤツね)はまだ
洗濯機の置いてある場所に大事そうに貼ってあります。
僕は見て見ぬふりをします。
あんな小さな子供の作ったしょぼい細工を本当に大事そうに置いてあるんです。

みんな今日は言ってええ日やで!
「おかんありがとう!」ってな。
「産んでくれてありがとう」「育ててくれてありがとう」「叱ってくれてありがとう」「褒めてくれてありがとう」「今でも元気でいてくれてありがとう」
って言おうや。

あ・・・大阪弁になってますね。
失礼致しました。


 

 

 

 


 



最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
母の日 (よしぼー)
2006-05-15 14:07:29
あたしも幼稚園の時、ブローチみたいな土台に、ぐっちゃぐちゃに何色かでぐるぐるに落書きしたようなもんをあげました。きっと、絵のつもりでしょう。三歳の時のものなんで記憶がないですが。何年か前にどっかから、でてきて、大事にはされてないけど、ちゃんと残してくれてました。小学二年の時、はじめておこずかいで、花瓶を買ってあげました。おかんと、買物いっていいなっていったのを、こっそり覚えてて。今は造花を入れ使ってます。ひそかに、おかんが欲しいなっていったり、最近はおかんにあげても、あまり使ってくれる傾向がなく、花瓶も何年後かにやっと使い出したりなんで、服を買ってあげたりします。あたしは今年から、10年振りぐらいに誕生日プレゼントを母からもらいました。貰う物だから大切に使いたい。それで、ヴィヴィアンのネックレスを貰いました。あげる時、貰う気持ちとして母にあたしはそう思うので、誕生日の方は多少ふんぱつして母にあげます。一年に一回だし親子だから、高いし悪いより、大切にしてほしいから、金額より欲しいものあげちゃうんでしょうね。友達とかなら、あげても、貰っても高いと気を使う場合もあるし。一応、母の日と誕生日はしてしまいますね。
返信する
母の日 (オーナー)
2006-05-15 18:01:03
みんなそれぞれ母の日の思い出があるんだね。笑える話しやウルってくる話し。私は今年は娘から手紙をもらいました。絵もかいてくれたらしいけど それは行方不明。私の初めてもらった母の日のプレゼントは娘からの手紙だけになってしまったけど 感激でした(^O^)
返信する
プレゼント (田中)
2006-05-16 01:21:18
親に一番のプレゼントは「自分が幸せにやってる」って事だと思う。

特に母親はそうだと。



今「佐賀のがばいばあちゃん」って読んでるんだけど20ページ目で既に泣きかけ。

面白いので読んでみるべし。



親の愛情は本当に深いな。

うちのおかんはそこに「ややこしい」が混じるワケだが。
返信する
おかん (よしぼー)
2006-05-16 02:14:37
子どもとして、大事な存在ですよね。家にいるだけに、近いからわがままもいえるし、色んな話しをしたり。口には出さないけど大事な存在。なにかあると心配したりするから、大事に思ってるのは知ってるみたいです。だから、プレゼントとかするんでしょうね。普段ありがとね。みたいな感覚で。だけど、家をでてる人とかには、電話一本とか、ちょっと空いた時間会いにいくだけでも、親って嬉しいもんなんだろうな。多分あたしが家をでていたらきっとそうする。親が大切に思ってるよう、子どもにも、それはありますね。産まれてから長い時間一緒にいて、育ててくれた存在。おおきいですねぇ~、しみじみ。

でも、親は子どもの幸せを願うっていいますね。無償の愛ってやつなのかな?親になってないから、わからないけど、そんなんかもしれない。
返信する
無償の愛 (田中)
2006-05-16 09:53:24
育ててくれた存在は確かに大きいけどお母さんにとって君はそれ以上に「大きな存在」。



それが無償の愛。

返信する