出雲国神社めぐり

島根県東部の神社探訪記!
犬もあるけば、神社にあたる!!

日御碕神社(瀬崎)

2011年12月14日 | 松江市(旧島根町)
   
風土記:―
延喜式:―
雲陽誌:爾佐明神(都久豆美命)
様  式:春日造変態
御祭神:都久津美命・事代主命(合祀:恵比須社)

旧島根町の野波地区と野井地区の間にあるのが瀬崎地区。今では、山手に新道ができており、そのまま走ると知らぬ間に通り過ぎてしまいます。旧道を海辺に下れば漁港があり、ここでもやはり参道がすぐに見つからず、そこかしこの小道を覗き込むようにして境内にたどり着ました。こんなときお社をめぐるには祭日が良いなと感じます。出雲の神社であれば大方日の丸がはためき、遠くからでも境内の位置がすぐにわかります。

境内は、拝殿前方が東西に広く、一方本殿や境内社は奥まって並んでおります。当社に由緒書きなどは見当たりませんが、明治の『皇国地誌』には、爾佐神社の都久津美神を祭るとあり、明治末期の神社明細帳では爾佐神社の記述を打ち消して日御碕神社と書き直してあります。『神国島根』によれば爾佐神社を通称とする所以として、往古千酌(旧美保関町)の爾佐神社より勧請し、後に同村の日御崎社を合祀とされております。

〈境内社〉
 
本殿両側に各々一社あるが詳細は不明。明治末期神社明細帳には同社の境内社に八坂神社の祭神建佐之男神を見る。

〈所在地〉
島根県 松江市 島根町 瀬崎

参拝日:平成23年11月23日


最新の画像もっと見る