“BS(貸借対照表)を意識した経営を行なっていくこと。”
これについては、前からいろいろ述べています。
経営者は、自分が理想とするBSの構造(目標とする構造)を明確にし、その実現を意識した経営をしていかなければなりません。
今回、借入金の認識について、少し語ろうと思います。
まず、あなたの会社の直近のBSで、負債の項目から、短期借入金と長期借入金の額を足してみてください。
次に、PL(損益計算 . . . 本文を読む
中小企業であろうが、小規模企業であろうが、大企業であろうが、
事業(商売)の原則は同じである。
今回、これに関して、少し語ります。
会社の規模に関係なく、
「お金はどこから入ってくるか(頂けるか)」については、同じです。
事業(商売)であれば、入ってくるお金は、
唯一、“顧客・お客さま”からしか出て来ません。
この原則は変わりません。
事業(商売)は、お客さまに“何らかの価値”を提供し、
そ . . . 本文を読む
私がその会社を訪問し、通された部屋の壁を何気なく見ていると、
そこに紙がたくさん貼り出されていました。中には額に入っているものもあります。
何かの表彰状か?
いや、どうやら修了証のようです。
よく見ると、
この会社の社員が、外部のセミナー会社が主催した研修に参加した、その修了証のようです。
社長に聞くと、当社は人材育成に力を入れているとのことで、毎年、何人もの社員を外部の人材教育会社の研修に出して . . . 本文を読む
私は以前から述べていますが、
“商品は、会社の理念が形になったもの”
との認識が必要です。
自社が売る商品(素材、部品、機械、生産財、農産物、水産物、工芸品、食品、サービス商品、消費財等々をここでは、商品と表現しておきます)が何であれ、
“その会社の理念(主張)を形にしたものが、その会社の商品である”
と私は考えています。
商品に、自社の理念(主張)が入っていなければなりません。
売れるために . . . 本文を読む
やはり、「経営者の能力によって会社の業績は左右される」と言わざるを得ない。
以前にも述べましたが、「先を見通し、手を打っておく」能力が必要です。
これは、経営トップの重要な役割でもあるのです。
言い尽くされた言葉で、「茹でガエル」があります。
少しずつ少しずつ水温が上昇しているので、気づかず鍋の中で佇んでいると、そのうち茹で上がって倒れてしまいます。
水温の上昇を早くから察知して、まだ動けるうち . . . 本文を読む
中長期目標、ビジョンなど、呼び名はどうあれ、
経営者として、
“将来、こうなっていたい、こんな会社にしたい” (ここでは、“ビジョン”と呼んでおきます)
を示す必要があります。
皆さんは、社員に対して、例えば5年後、「当社を、このような会社にしたい」を示していますか?
それは、どのような内容ですか?
今回、“ビジョンを示す上で欠かすことのできないこと”に関して、少し語ります。
私は、ビジョン . . . 本文を読む
以前にも当ブログで述べていますが、
貸借対照表を意識した経営を行なっていくことは重要です。
損益計算書は気にするのに、貸借対照表については成り行き次第の方が多いのです。
経営者は、理想とする貸借対照表の構造(目標とする構造)を明確にして、それの実現を意識した経営をしていかなければなりません。
今回、これに関して、【資産】について、少し語ります。
貸借対照表の【資産】では、何が重要になるか?
. . . 本文を読む
やはり、
B to B のビジネスの場合は特に、
「なぜ、仕事が取れないのか」、
「どうして、受注できないのか」
の理由を把握することは重要なことです。
当たり前のことと、既に実施されているところは良いのですが、
以外に、分析をしていない企業が多い。
営業担当者の次の言葉、
「うちは、価格が高くてダメでした」
「結局、価格ですよ」
を聞いて、納得しているようではいけない。
本当に、価格だけの . . . 本文を読む
事業を行っていく上で、絶えず答えを出して行かなければならない“問い”があります。
今回、これについて少し語ります。
その“問い”とは。
それは、
「顧客・お客さまにとっての、当社の存在理由とは、いったい何か?」
と言う“問い”です。
事業を(商売を)行なっていく上での核心です。
これに、答えを出していかなければなりません。
現在、
あなたの会社の存在理由は何でしょうか?
聴かせてください。 . . . 本文を読む
経営者は孤独なものです。
最後は、ひとりで意思決定しなければならない。
そのためには、
誰よりも、広く、深く、考えなければなりません。
私はよく、
「考えることがイヤならば、経営者にはなれませんよ」
と言っては、経営者の方々から、いやな顔をされています。
さて、そこで、
考えるためには、何がいるか?
やはり、考えるためには、情報が必要です。
情報がなければ、広く、深く、考えられません。
経営 . . . 本文を読む