・施設で性虐待の知的障がいの女性勝訴しました

障がい者の方の支援のための施設（東京都知的障害者育成会）
内で職員に性的虐待を受けた女児姉妹（現在はともに成人）の判決があり
慰謝料総額６７０万円で勝訴。

知的障がいある被害者は、法廷での原告質問はすることなく終わりました。

被害者のお話を聞き取った内容を供述録取書の形で証拠として提出しましたが、
供述の信用性について、
「通常では合理性を欠くと思われる内容を含むものであると指摘することができ
る。・・・・このように供述内容には、そのまま肯定することが困難な部分が含
まれていることは否めない」
「しかしながら、知的障害を有するものであり・・・かかる事情を踏まえた上で
供述の信用性を検討することが必要である」
と述べ
「・・・このような点から核心部分に関する供述内容は十分信用にあたいするも
のといわなければならない」

として、被害者の供述も証拠として評価されました。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4863494.html