やまさんのエンジョイ生活 Ver.2

趣味の登山、映画鑑賞、読書を日記風に紹介してます。

読書2019その3

2019-02-23 | 読書

2月8日(金)        「ある男」(木内 昇著)

    以前読んだ作家の作品を見てて読んでみたくなる

  南部尾去沢銅山を食い物にする井上馨に直談判を企てる金工の男、岩倉具視暗殺事件の処理に暗躍した肥前出身の警察官、
会津の民のために奔走した元京都見廻り組の男、国会開設を檄文で訴える岡山の隠れた俊才……。

 薩摩・長州が牛耳る明治中央政府のひずみに対して、
地方から声を上げた名もなき数々の男たちの生き様を描く、渾身の時代短編集。



2月10日(日)        「こんな夜更けにバナナかよ」(渡辺 一史著)

       映画にチラシ

  <人間のすべて 障碍者介助に> (1/25) 原作・渡辺一史さんに聞く 朝日新聞*1

  刊行から15年余、ロングセラーを続けている。公開中の映画も反響を呼ぶ。

 自分のことを自分でできない生き方には、尊厳がないのだろうか? 介護・福祉の現場で読み継がれる傑作ノンフィクション!
重度の筋ジストロフィー患者の鹿野靖明さんと、彼を支える学生や主婦たち約40名のボランティアの日常を描いた渾身のノンフィクション。

 人工呼吸器をつけた病の極限化で、人間的自由を貫こうとした重度身体障害者と、さまざまな思惑から生の手応えを求めて介護の現場に集ったボランティアたち。「介護する者、される者」の関係は、ともに支え合い、エゴをぶつけ合う、壮絶な「戦場」とも言えるものだった――。
史上初、講談社ノンフィクション賞と大宅壮一ノンフィクション賞をダブル受賞した大傑作ノンフィクションが、ボランティアの人々の後日譚を加え文庫化。解説は山田太一氏。

 

 

2月13日(水)        「戒名探偵卒塔婆くん」(高殿 円著)

   <戒名から解く過去と今> エンタメ 朝日新聞(12/29) *2

 「ファンタジーに歴史小説、お仕事小説、さらにマンガ原作など、幅広い作風で知られる高殿円。その特徴は、なんと言っても題材のユニークさだろう」(*2) 以前読んだ「攻略結婚」が印象的だった!

 のほほんと生きる金満寺の次男・春馬は金に汚く横暴な住職代行の兄に寺の無理難題をふっかけられがち。今日も今日とて、古い墓石の身元を探している。手がかりは石に刻まれたたった数文学の戒名だけ!?しかし、春馬には同じ高校に通う『戒名探偵』―外場薫という切り札があった。なぜか仏教に異様に詳しい彼は、この日も墓石の写真を見ただけですらすらと身元を言い当てるのだ。有力檀家のルーツ探しに、仏教界びっくりドッキリイメージアップ大作戦!謎が謎を呼ぶ、巨大コンテンツメーカー創始者の生前戒名を巡る骨肉の遺産争い…知れば知るほど面白い仏教の世界の謎を、外場=卒塔婆くんが解き明かす!

 


2月14日(木)        「さざなみのよる」(木皿 泉著)

    本屋大賞候補作から読んでみた!

 小国ナスミ、享年43。その死は湖に落ちた雫の波紋のように家族や友人、知人へと広がり――命のまばゆさを描く感動と祝福の物語!



2月16日(土)        「ひとつむぎの手」(知念 実希人著)

    本屋大賞候補作から読んでみた!

 大学病院で過酷な勤務に耐えている平良祐介は、医局の最高権力者・赤石教授に、三人の研修医の指導を指示される。彼らを入局させれば、念願の心臓外科医への道が開けるが、失敗すれば…。さらに、赤石が論文データを捏造したと告発する怪文書が出回り、祐介は「犯人探し」を命じられる。個性的な研修医達の指導をし、告発の真相を探るなか、怪文書が巻き起こした騒動は、やがて予想もしなかった事態へと発展していく―。



2月21日(木)        「北の無人駅から」(渡辺 一史著)

  

 単なる「ローカル線紀行」や「鉄道もの」ではなく丹念な取材と深い省察から浮き彫りになる北海道と、この国の「地方」が抱える困難な現実―。新たな紀行ノンフィクションの地平を切り拓く意欲作。分厚い本だが頑張って読んだ!

 


2月23日(土)        「そして、バトンは渡された」(瀬尾 まいこ著)

    本屋大賞候補作から読んでみた!

 森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。 「私には父親が三人、母親が二人いる。 家族の形態は、十七年間で七回も変わった。 でも、全然不幸ではないのだ。」 身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作


 




 


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