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どうなる?日産自動車

2018-11-22 08:32:28 | 独断と偏見
トップの逮捕で日産自動車はどうなる?

カルロス・ゴーン・・・ルノーの取締役会長兼CEOにして、日産自動車の会長、三菱自動車工業の会長。64歳。
1999年3月、瀕死の状態であった日産自動車にそっと手を差し伸べたのがルノー。資金とともに送り込まれたのがゴーン氏である。
恐怖の「コストカッター」は、たぶん日本人ではできなかったであろう「大リストラ」を敢行。その後「V字回復」を成し遂げた日産自動車にとっては恩人(笑

逮捕の一因は「有価証券報告書への不実記載」。
年俸10億に対して同額規模の報酬を得ていたがそれを記載していなかったというもの。
それ以外にも「私的流用」など金銭問題が取り沙汰されている。

「年俸10億」は、日本国内においてはとんでもないものだが、米国などではそう驚くほど多くもないとか?

「高額報酬」に対しての批判はさておき、やはり「やり方」はまずい。
進言したという関係者もいたとか?*日経新聞

なら「社内クーデター」と見るむきが正しいかと思われる。
今朝のニュースでは、「フランス政府」からの要請で「ルノー&日産」を統合させるとか。
今じゃ「ルノー&日産&三菱」連合の世界シェアは馬鹿にならない大きさに。
ルノーの15%の株主であるフランス政府が欲を出したか?(笑

察知した「日本側」が、トップを貶め、阻止に入ったとも。
現在ではルノーの利益より日産の利益の方が大きいのだとか。
ただ日産の株主のトップは約43%を持つルノーだけに、今後どうなるのか?

日産自動車としては、当面「TVCM」を中止したり、騒ぎを鎮静化させることに必死。
株価は思ったより落ち込んでいないので、それはよかった(笑

日産は司法取引で影響を軽減したように思われるが、立件も視野に入れられている。
そりゃ「社内」で全てを知っていた人間もいただろうし、それも長年に渡って。
企業の責任は免れないだろう。

「企業としてのブランドイメージ」も損なわれた。
株価だけでなく、日本市場での日産自動車の乗り手はどうなのか?
売れ行きにまで波及すると・・・

まだまだ苦難は続きそうである。
コメント
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