いいもの見ぃ~つけた!

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「春」その2.

2019-03-16 08:54:57 | 米屋の親父のつぶやき
「春」の語源は、いくつかの説があるという。
1.草木の芽が「張る」季節からとする説。
2.田畑を「墾る(はる)」季節からとする説。
3.気候の「晴る」が転じてなった説。*語源由来辞典より
どれももっともらしい説である(笑

これらからしても昨日書いた「5」の意味の元となったとは思えない。

万葉集の時代から、「売春」は行われていたという。
豊臣秀吉が道頓堀に「遊郭」を作って以降、経済活動として行われていた。
現在では、「遊郭」こそなくなったが、「売買春」は存在する。

江戸時代には「春画」が流行る。
浮世絵の一種であるが、名立たる浮世絵師たちも描いている。
そのため芸術性も高く、現在では価値が見直されている。

この「春画」は、元々中国の医学書とともに伝えられた房中術の解説図だと思われるとか。*Wikipedia
日本では平安時代からあった。
しかし、元々「肉筆画」だったため一部の上流階級のものであった。
庶民に広まるのは江戸時代の浮世絵から。
やはり「印刷技術」が広めることに。

どの時代も「ピンク系←死語?w」がリードし、「技術の革新・発展」があるものだ(笑

「春画」は、芸術性を高めたり、印刷技術を向上させることに寄与したことは確かである。

話はもっと逸れるが・・・
「春を鬻ぐ-ひさぐ」という言葉がある。
これは「春を売る」ことと同義語である。
この言葉を先日日経新聞のコラムで見つけ、意味がわからず調べた。
そんなこんなで「春」という言葉を調べることになったということだ(笑

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「春」

2019-03-15 10:03:06 | 米屋の親父のつぶやき
季節は「春」。

そろそろ?ようやく?やっと?「春」。
日差しは暖かくなってきているが、この時期は「三寒四温」の言葉通り、肌寒かったり少し和らいだり、服装にも気を使い体調を整えるのに苦労する時期でもある。

また「花粉症」により、日差しがある日ほど「花粉」が気になることも。

「春夏秋冬」という「四季」のひとつの「春」。

この「春」という言葉、いくつかの意味を持つ。
1.四季のひとつとしての「春」。
2.新年や正月を指す「春」。-新春、迎春
3.人生を季節にたとえて、人として自立する前後の時期。 -青春、思春期
4.最も勢いが盛んな時期。-回春
5.色事。性的なこと。エロス。-売春、春画 *ウィクショナリー参照

学生の頃から少し違和感を持っていた「春」という言葉。
「夏」「秋」「冬」よりいろいろな意味があるな・・・と。

元々「春」 の字源は、地中に陽気が溜まり、草木が生えるところを表すということだとか。
草木の生命力を示す文字なんだろう。

そこから3や4の意味になったとは理解できる。

しかし5にはどして?と。
どうも「情愛の比喩」として「春」という言葉が当てられたようである。
出自も不明であり、なかなかわかりにくいみたいですが、イメージ的にはそれほどズレてはいないかと。

腑に落ちない部分もありますが・・・このへんで(笑
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