歩ぐ会・津軽研究会

津軽(藩)に関連する歴史研究の入門記録

大気圏突入(はやぶさ岩木山へ還る9)

2011年06月27日 | 「はやぶさby工藤」
一万文字を超える長編の最終編です。 ”2010年6月13日。帰還X点。はやぶさに地球周回の余力は残っていない。ぶっつけ本番ここから大気圏突入せよという非情地点に全員整列。弘前中学生は御幣を手に直立不動。~(中略)~その時だ。はやぶさが抱き続け文字通り死守し、未来を託したカプセルが赤い尾を引き地上へ。 帰途の点呼。1人多かった。その少年は「ハヤブサ」と名乗った。同期だ!大歓声と拍手の嵐、カボチヶ校長は特別編入を許可した。さぁ朔日山へ帰ろう。飛龍は加速した。”(笠井記) . . . 本文を読む

ネプタの始まりと頭領「阿屋須」(はやぶさ岩木山へ還る8)

2011年06月27日 | 「はやぶさby工藤」
 今回は、サイギサイギの掛け声を背景に、阿屋須という津軽蝦夷の女頭領が登場します。 「なんでサイギサイギが異星空間に流れるんだ。もうマイネ」。断末魔の黒い吐気を残してヤマンヒは動かなくなった。  「はやぶさ大気圏突入が目前です」森姫が告げに来た。  ~(中略)~  大作は浮かぬ顔だった。森姫はズバリ読んだ。「元凶の皇帝エキン退治未完がお心残りなのですね。あいつは尋常な手では勝負しません。そうだ、こんな作戦どうかしら。私にもう1人妹分がいます。阿屋須という津軽蝦夷の女頭領です。先年、ヤマト侵略軍が襲って来た時、驚天動地の戦法でおびき寄せ撃砕した女傑です。その武器がネプタの始まり」。(笠井記) . . . 本文を読む

何羨録(かせんろく) (望遠郷・白浜2)

2011年06月26日 | 望遠郷by白浜
白浜さんの「望遠郷」第二回(2011.6.22陸奥新報掲載)です。黒石津軽家の当主采女が、釣の大家だったという事実は、学校の歴史には、出てこないのではないでしょうか。また、津軽采女の正室(吉良上野介の娘)と浅野内匠守の正室(瑤泉院)の、名前がともに「あぐり」であったというのは、不思議な偶然です。(笠井記) . . . 本文を読む

弘前城と城下町(第5回読書会)

2011年06月20日 | 読書会「弘前藩」
一戸さんから、「弘前城城下町の形成」についての発表がありました。一戸さんをはじめ、他の参加者からも、絵図面や写真が披露されました。  その他、5代藩主信寿の著作を解読した「解読 独楽徒然草」(田澤正他)の紹介、7月9日開催予定の陸羯南会での発表予定案が報告されました。   . . . 本文を読む