毛呂乃：十三日目

　今場所ついに出た、必殺のコークスクリュー勃起。コルク抜きがコルクの中をギリンギリンと突き進むかのように、陰毛の茂み、さらにはパンツを突き破って見事な勃起。回転力、突進力ともに他の追随を許さない完璧な出来。初日の稲妻勃起から始まり、最近は「触れずに見ているだけでも」「精子に送り出しをかけたあとでも」など、ここまで12日間、考えううるありとあらゆる状況に自らを追い込み新技を見せてきた毛呂乃だったが、すべては今日この日、本来のコークスクリュー勃起を強化するためだったのかとも思えてくる。コークスクリュー勃起の直撃を受けた毛呂乃のパンツは、新品であったにもかかわらず、たった一撃でもはやぼろきれのようになってしまうというパンツドランカー症状が確認されている。まさに戦慄の技、一歩間違えば重大な事故になりかねず、当たったのがパンツで本当に良かった。そういえばまらの破壊力は八日目の目覚まし勃起時に毛呂乃自身、自らのまらの直撃で悶絶したことでも立証済み。あれもこのコークスクリュー勃起の伏線だったのだ。なお、毛呂乃のまらは、今朝はコークスクリュー勃起の出来栄えに満足したのか、『面構えがよかった』とのこと。攻撃力ばかりが注目される毛呂乃だが、まらは鉄壁の皮に囲まれており防御も万全。そんな毛呂乃のまらも、今日はさすがに顔を出したのかもしれない。必殺のコークスクリュー勃起で、2日のこして先場所に並ぶ12勝目。

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