<三段目>
○金精山(5-0)
「今日は文句なしの白星! まらの重さで目が覚めました」との報告。徳川家康はその巨根(大きかったのは袋だけという説も)ぶりから狸親父というニックネームがついていたが、よほどまらを重く感じていたのか、死ぬ間際に「人の一生は重荷を負て遠き道をゆくが如し」という言葉を残している。毛呂乃・家満・大松嶽といった歴代の巨根力士たちも毎朝腹の上に重みを感じながら戦っていたのだろう。そんな先人たちの苦労を偲びながら、堂々の5連勝。
○播潟(5-1)
「寝る前に食べたピザが胃の中に残ってまだ食欲ないです」と播潟。現在38歳、胃腸の消化能力も低下しているようだ。それでも、胃腸の能力と生殖能力は直接にはあまり関係ないようで、しっかり5勝目。こうなると初日の不用意な黒星が悔やまれる。
<序二段>
●河豚狸(2-3)
「本日も黒星です。なんか、仕事の締め切りが立て込んでて疲れているそうです。なので、今は静観してます。情けない結果に恥じ入るばかりです」といくら発破をかけても反応がない弟子に、茶柱親方もお手上げ状態。「あと、先日の筋トレなのですが、河豚狸ではなく私、茶柱自身のことです。週に2・3回やってます」。なるほど、鍛え上げられた筋肉質の親方に尻でも蹴り上げられれば、河豚狸もさぞかし興奮することだろう。なお、筋トレは「超兄貴のサントラを聞きながらやるとはかどります」とのこと。そういえば、協会の大黒柱理事長も筋トレ&シューティングゲーム好きで、『超兄貴』もよくプレイしていたような気がする。やはり茶柱親方や理事長のようなストイックな性格のひとに向いているゲームなのだろう。筆者(玉椿)や小摩羅親方(元横綱・摩羅の川)のようなゆるい性格の人間は、PCエンジンなら『ときめきメモリアル』のほうを好む傾向がある。あくまで推測だが河豚狸さんも『超兄貴』より『ときメモ』のほうが好きなのではなかろうか。
<序ノ口>
●茸の山(0-5)
「反応はあったんだけど、半端過ぎた」と勝ちとも負けとも言えそうな状態だったが、男らしく負け判定。こういう相撲を安易に勝ちにしないという矜持が、茸の山の持ち味。男には勝ち負けよりも大切なことがあるのだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます