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横断者のぶろぐ

ただの横断者。横断歩道を渡る際、片手を挙げるぼく。横断を試みては、へまばかり。ンで、最近はおウチで大人しい。

ロス疑惑■ニュースの視点「三浦和義容疑者逮捕」より

2008-03-12 05:21:17 | Weblog
日テレnews24で、特別解説委員・酒井吉廣氏(日本政策投資銀行参事役)のワイドな解説があったので、不正確ながら、聞き書きを行う。

 この三浦事件に対して「現地の人はどう思っているか」と酒井氏はまず問題にするが、この「現地の人」が、「ロス」か「仮法庭?」か「アメリカ全体」なのかイマイチ聞き逃す。
 「証拠不十分で、迷宮入りした事件で、大した問題ではない」という受け止め方を紹介する一方で、81年に逮捕された三浦容疑者の発した「アメリカは銃犯罪の多い危ない国だ。レーガン大統領に書簡を送る」といったメッセに応えることに、逮捕の最大の意味があるとする。
 つまり、アメリカは「安全な国なんだ」というイメージを日本向けに発するために逮捕に踏み切った、と。
 この効果は、特に、(安全な街ベスト10にも入っていない)「デイズにーランド」等のリゾート施設ののある街の日本人観光客の誘致に結びつくと考えているとのこと。


 このほかに、「犯罪抑止のシンボル」とか、「犯罪をやると、結局は、損をする」とかいった意味を付け加えている。

「一事不審理」の原則については、日本の国家主権に絡む問題であるから、「日本政府が抗議しない限り、やめないだろう」と述べる。

 解説では、裁判における「心証」の大切さへの言及は、意外に思った。
 酒井氏は「陪審制」だから、殺人未遂容疑やその後のパフォーマンス等で心証を悪くすると、「不利になる」と述べる。
 私の考えは、当然「考慮に入れられる」というものだったが、日本の裁判では、「心証」は極力排除の方針か?
 この点は、保留。

 最後に、日本人はお上の決めたことに対してあきらめて従う傾向がある、とのこと。


 こうしてみると、春場所の取り組みは「鳩山法相VS弘中弁護士」の土俵対決が見ものとなるのではないでしょうか。
 


■ニュースの視点 三浦和義容疑者逮捕
 様々なニュースのポイント、行方について、専門家が鋭く、深い分析に基づく解説をする「ニュースの視点」。11日は、日テレNEWS24特別解説委員・酒井吉廣氏(日本政策投資銀行参事役)が、81年にアメリカ・ロサンゼルスで起きた銃撃事件に絡みサイパンで三浦和義容疑者が逮捕された事件について、アメリカ司法の狙いなどを解説する。(デイリープラネット60より。動画配信のみ)

[080311日22時26分更新]日テレnews24


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