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『さるのひとりごと』
作: 松谷 みよ子
絵: 司 修
出版社: 童心社
絵: 司 修
出版社: 童心社
島根県の民話だそうです。
木の上から海に向かって「海は ええなぁ。」と独り言をいうサル。
これに「うん」とこたえる声がする。
「だれだ かって へんじするやつは」サルはおこって犯人捜し、
見つけたのは 小さなカニ
サルは カニを たたきつぶします。
また、木の上に登って「海は ええなぁ。」
今度は だれも答えない。
サルは 寂しくなって カニを団子にします。
サルはまた 木の上に上がって 「海は ええなぁ」
すると 団子にされた カニが 「うん」
サルは うれしくなって 何度も「海は ええなぁ」
カニも何度も答えます。
サルは「またくる」と言って山に帰ります。
カニがかわそうという子、サルの気持ちがわかる子、
反応は様々ですが 哲学的な内容が 染み入るお話です。
『みつけてん』
作: ジョン・クラッセン
訳: 長谷川 義史
出版社: クレヨンハウス
訳: 長谷川 義史
出版社: クレヨンハウス
こちらも哲学的なニュアンスが強いお話です。
一つの帽子めぐって 心理戦を始める 二匹のカメ。
一体 どうなるのか 絵をじっと見て
絵をゆっくり見て 楽しみます。
クラッセンの帽子をめぐるシリーズ 3作目
やっとホッとできます(?)
『中を そうぞうしてみよ』
作: 佐藤 雅彦 ユーフラテス
出版社: 福音館書店
出版社: 福音館書店
一度、トリックを見てしまうと 読まなくなりそうですが
知っていても もう一度読んでしまうのは
写真が魅力的だからでしょうか?
知っていても もう一度読んでしまうのは
写真が魅力的だからでしょうか?
5年生でも 食いついてくれました。
中に何本はいっているでしょう?
という単純な数当てではなく
中の構造がどうなっているか、
考えるよう促してくれます。
という単純な数当てではなく
中の構造がどうなっているか、
考えるよう促してくれます。