おはなしすたあず

読み聞かせからシアター作りまで、
この本、あの本 すてきな絵本を 
紹介します。

読み聞かせ~グレース学童にて 2月25日

2016年02月26日 | 読み聞かせ

えっ?4人? あらら~

インフルエンザでお休みが多数

小学校では大流行のようです。 

野菜のキャベツの本とイギリスのお話を3冊持ってきました。

『女王さまのぼうし』
作: スティーブ・アントニー
訳: せな あいこ
出版社: 評論社

女王様じゃないよ、おばさんだよー。
子供たちにとって
女王様といえば、白雪姫のお母さまかな?
大きくなるまで 私も女王様はドレスを着ていると思いこんでいました。
現代の女王様は、帽子が飛ぶと自分で追いかけに行くよ~。
動物園にも、タワーブリッジにもビッグベンのてっぺんにも・・・
どこまでも~。
 
こんな建物ないよ。あるよ。
帽子がロンドン名所を巡ります。
 


『ハーキン 谷へおりたきつね』
 作・絵: ジョン・バーニンガム
訳: 秋野 翔一郎
出版社: 童話館出版
 
行ってはいけない、と言われると行きたくなる、
行って楽しいところなら、何度も行きたくなるよね。
 
お父さんから禁止されていたのに、谷に降りて遊ぶハーキン
ついに、人間に見つかって、家族が暮らす山奥に
キツネ狩りの一隊を連れてきてしまいます。
ハーキンは、自分がおとりになってキツネ狩りの隊をひきつれます。
 
がんばれ、と子供たちが応援したくなる絵です。
 

『きゃっきゃ キャベツ』
作: いわさ ゆうこ
出版社: 童心社
 
キャベツを最初から最後までむいたことあるかな? 
ない。
むいたら どうなるのかな?
小さいキャベツがあるんだよ。そうだよ。
生はおいしくないよ。食べられるよ。
キャベツ一つで、たくさんの会話が始まります。
 

『こぶたのバーナビー』
作: U.ハウリハン
絵: 中川 宗弥
訳: やまぐちまさこ
出版社: 福音館書店
 
風船を買いなさい、とおこずかいを渡されたバーナビー
でも、風船ってなに?
バーナビーは ほかの人に聞いてみることに。
読み進めると、ダメダメ!そいつの言うこと聞いちゃ!
子供たちが応援してくれます。
 
寝る前にもぴったり です。


読み聞かせ~5年2組

2016年02月15日 | 読み聞かせ

 
『二番目の悪者』

作:林 木林  絵:庄野ナホコ
出版社:小さい書房

A5サイズの小さい本なので 朗読向きです。

美しいたてがみが自慢の金のライオンは

次期の王様の座を狙っています。

ところが街には親切だと評判の銀のライオン話でもちきり。

金のライオンは気が気ではなく、銀のライオンの悪い噂をわざと流します。

初めは誰も信じなかったのですが

「だれだれが悪いと言っていた」「私もきいたことがある」

とデマの噂が真実を覆い隠していきます。

本当に悪いのは、金のライオンだけなのか?

銀のライオンの消息が記してないのですが

はたして彼は何をしているのでしょうか?

いろいろと考えさせられる本です。

とてもよく聞いてくれました。

語読するならこちらの本もおススメです。↓↓↓↓

 

『ぼえていろよおおきな木』

作・絵: 佐野 洋子
出版社: 講談社


読み聞かせ~グレース学童にて 1月26日

2016年02月05日 | 読み聞かせ

『だいおういかのいかたろう』
絵:ザ・キャビンカンパニー
出版社:鈴木出版

2月です!いかたろうの季節です。

キュートでパワフルな絵を ぜひどうぞ。

ストーリーは、いたってシンプル。

凍ったイカタロウをみんなで助けてあげて

お礼にイカダンスを教えてもらいます。

そのダンスのたのしいこと。

冬の話なのに、心がほかっほかするお話しなのです。

イカした体操はイカがな?

べたなダジャレもいとおしく感じます。

『ちくねんちゃんはおてらのこ』
作:西本鶏介  絵:野村たかあき
出版社:鈴木出版

のむらたかあきさんの木版画はとても説得力があって

絵が物語るものを たくさん感じます。

ちくねんちゃんはおぼうさんになったから

暴力はダメなのです・・・とちいさな心なりに

教えを守っていましたが・・・世の中には嫌なこともたくさんあるのです。

お父さんが強くてたのもしいところも素敵なお話です。

『落語絵本3 はつてんじん』
作・絵:川端 誠
出版社:クレヨンハウス

2年生ぐらいにはちょうど良いのかもしれません。

「ちくねんちゃん・・」のお父さんとは真逆なこちらのおっとさん。

ぬけた父親とちゃっかりものの息子が 神社の参道の店を見ながら

歩くさまをよく想像しながら聞いてくれました。

サゲで笑いをとれると やっぱり嬉しいですね。