記日きつい思れぐま気 from バンクーバー

2012年4月から妻の海外赴任に伴い主夫業と育児に励む30代男性の日常。バンクーバー関係ないことも多々あります。

海外赴任前の雑感(4)住まい選びは学校選び

2012-03-12 01:05:42 | 赴任前雑感
引っ越すときに重視するポイントはなんでしょうか。

駅は近いか、近所にスーパーがあるか、通勤距離はどうか、騒音はないか等々、人によってこだわりがあるかと思います。我が家はまだ子供が小さいので日本の事情にも疎いのですが、引っ越し先がどこの学区に所属していて、どこの学校に通うことになるかについてどの程度気にされているでしょうか。個人的感覚で恐縮ですが、おそらく日本の公立の小学校・中学校は同じ市内・区内であればそこまでレベルに差がなく、親御さんもあまり気になさらないことが多いのではないでしょうか。

カナダやアメリカも日本と同じように公立の学校は学区制をとっていて、基本的には住んでいる場所でどの学校に通うかが決まります。ただし、日本と違うのは、学校がレーティング、つまりランク付けされている、ということです。そしてそのランク付けは一般に公開されていて、どの学校の教育水準が高いかなどがわかるようになっています。当然、高ランクの学校ほど人気があり、学区内に住んでいても入れない場合すらあります。情報が公開されていなければせいぜいネットも含めた口コミをチェックして酷い噂でもなければまあいいか、となりそうなものですが、数値化されてしまうと人気も上位順になってきます。

そんなわけで、それなりの学校に通えるところに引っ越したいなと思うのですが、世の中うまく(?)できているもんで、そういうところというのは住環境も良く、子供がいなくても人気物件となってしまい、勢い家賃相場も高めなんですよね。。。
(これは本当のところは【住環境が良く、家賃相場が高い→高収入の方が住む→教育水準が高い】という逆の流れかもしれませんね)

ただでさえバンクーバーの家賃相場はカナダでいちばん高いというのに、さらにその中でも高いところに住むなんて、、、と庶民といたしましては苦しいところですが、会社が一部負担してくれるのでまあよしとしましょう。
、、、とえらそうに言っても、まだ不動産屋さんに打診して探してもらっている段階なので希望のところに住めると決まったわけではありません。運を天に任せて良物件に出会えることを祈るのみです。

それにしても、公立の学校をレーティングしちゃう、ってさすがというカンジですよね。大阪市で橋下さんが近いことをやろうとしているようですが、どうなることやら。これで教師が奮起して全体レベルの底上げになるといいのですが、雰囲気的にあまりそうはならなそうですねえw

参考サイト
School Report Cards
カナダの学校レーティングサイト。公立や私立などの絞り込みもできます。各学校の指標値をチェックすると、学力の他に親の平均収入まで出ている下世話さw
ちなみに上位は私立が独占しているのは日本の都心部と同じ。

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