今日は今回の旅のメインイベント,公共交通機関で自力で野柳地区へ行くの巻です。
まず,腹ごしらえに通称おかゆ街の一流清粥小菜へ行きました。
どうです?この種類の豊富さ。この中から好きなおかずをチョイスして食べます。豚足の煮込み,牡蠣の炒め物,炒青菜を選びました。芋粥は食べ放題らしい。一昨日のデザートの芋と一緒で芋が甘くておいしい。牡蠣の炒め物が一番好みかな。
台北駅で基隆までの自強号66元(特急)の切符を買う。しかし,タッチの差で出発されてしまいました。仕方なく次の準急行に乗ります。
車内。
車窓。街を外れると台湾は山が多いです。
基隆駅へ無事到着。
基隆市内。台北とは雰囲気が違います。街の看板にひらがな・カタカナが少ない。
中正公園へ。シンボルの観音像まで行こうと思いましたがすごい暑さ&すごい登りのため途中の民族文物館までで断念。夏はとても上まで歩けません。「中正」とは蒋介石のこと。台湾には中正記念堂など街の至る所に中正の名がつく施設がある。国際空港も中正国際空港といいます。ジョンFケネディ空港みたいなものか。
基隆の市は昼間からすごい熱気と人。食べ物やがすごく充実しています。台北の各夜市は食べるスペースが少ないですが,ここは各店舗でテーブルで食べられるところが多い。また魯肉飯は台北市内は20元の店が多いですが,ここは15元が多いです。木瓜牛奶(パパイヤミルク)を飲む。私は珍珠奶茶よりこっちの方が好きですね。
基隆の名物店,鳳梨酥の李鵠餅店です。台北市内の李製餅家は以前買ったことあるし,なかなか基隆へは来れないので今回はこっちを購入。ここへ来るのも目的のひとつ。鳳梨酥のいちご版もあるのでそれも購入。李三兄弟のうち2つ目をクリア。もう一つの李儀餅店は行こうとしても多分たどり着けないと思う。
さて,問題はここから。野柳風景地区の情報が巷に少ないんです。
皆さん野柳って知ってます?
基隆までは情報もそれなりにあるし,日本人もそこそこいると思うので何とかなると思っていました。
ここでいいはずだがなかなかバスが来ません。向かいのバス停からは淡水客運で淡水行きのバスが何本か通過。私の予想ではそれでも野柳に行けると思ってます。しかし,ガイドにはそんなこと書いてないため冒険はできません。ここは基隆客運のバスで金山行きか野柳行きへ乗れば行けるはずしか知りませんから私の選択肢はそれしかありません。しかし,この基隆客運が非常に厳しいものでした。台北市内と違い降りるバス停を示す電光掲示板がない!しかも向こうの陽気な民族音楽みたいなものを車内放送で流しており,下車のアナウンスもしない完全なローカル線。まあ中国語でアナウンスされてもわからないんですけど。しかもかなりのオンボロバスで台北市内を走るバスより揺れが激しく軋み音が大きい。周りの景色も山の中になってきました。かなりのアウェイ状態。
仕方なく停車しているときに運転手に「野柳」の文字を見せて「ここで降ろせ」と伝えます。
運転手「・・・」無反応。オイオイ何か言ってくれよ。言われても理解できないんだけどさぁ,少しは不安が安らぐでしょ?「OK,I see」ぐらい言って欲しかった。
そのまま無視され,信号が青になり運転し始まりました。大丈夫か?俺。
時間は計ってませんが不安なまま周りをキョロキョロし,40分ほど乗ったでしょうか?ここが翡翠湾というところらしいです。観覧車が目印のここが見えたら左に登って行きます。ここから3分ぐらいで野柳でした。
ここを過ぎたところで運転手が手招きをする。観光地にありがちな入り口の大きな看板などは見当たりませんがここが入り口。これじゃ一人で降りるのは絶対無理でした。ここを5分をほど歩いて入って行きます。
バス通り(2号線)は人気が少なく観光客なんぞいないのかと思っていたら中に入ると水族館が。結構な人出でした。
切符売り場。入場料50元。
どうです?この奇岩たち。すごくすばらしい。遠目で見るとそう感じませんが,岩の間に挟まれると迫力があり,自然の神秘を感じます。図鑑で見てすごく行きたくなってしまい,今回来てみました。
あー,苦労してここまで来てよかった!写真では伝わらない実物の良さがあります。苦労してたどり着いたこととそこの景色のすばらしさにすごく感動!この達成感・満足感・自由感。もう普通のツアー旅行じゃ満足できない体になっています。今回の旅のメインディッシュを堪能しました。私ならあと2時間はここで過ごせます。もっと早く出てもう一度行って見たいですね。
中でもこれが一番有名なクレオパトラだそうで。ちょうど人がいなくなった隙にグッドタイミングで撮影成功。
当然クレオパトラを裏から見るとクレオパトラじゃないですね。
バスを待ちながら小龍包を食べる。5個20元。今回の旅で初小龍包になりました。
さてどう帰るか。来た道を戻るか,それとも2号線に沿って北岸をバスで走り,淡水へ出るか。
当初の予定では,北岸を行って金山から李登輝生誕の地,三芝経由で淡水で夕日を見てMRTで帰ってこようと思っていましたが,すでに17時。夕日には間に合いません。
この北岸はガイドブックやネットでもほとんど情報がありません。ほとんどのガイドブックで金山の地名が書いてある程度でその先は地名すら書いてありません。先に来たバスに乗って戻るか進むか決めることにしました。
淡水行きの淡水客運が先に来ました。こちらは車内に電光掲示板があります。バスもきれいです。
野柳は35個目のバス停でした。基隆運客ではアナウンスがないのでバス停数えても降りるのは困難です。野柳に来る方は淡水客運で来ることをお勧めします。
人もいない原風景があるのかと思っていたらそんなことはありませんでした。
金山はちょっとした温泉街だし,その先も現地の人でにぎわう海水浴場がありました。確かこの辺にテレサテンのお墓があったと思います。金山を過ぎたあたりでは乗客が3人になったのですが,ここの海水浴場は台北の若者が来るらしくバスが超満員になりました。
1時間半ほどバスに揺られ淡水に到着。105元。交通費にしては相当高いです。地方路線は仕方ないのかな。ここからはMRTで行けるため,日本の観光客も多いところです。想像以上に賑やかでした。
今日は相当疲れたのですが,せっかくなので帰り道の途中の士林夜市に寄ろうかどうか迷ってました。ところが土曜の夜はものすごい人でごった返しているのが車内から見えたためあっさりスルーしました。
ホテルに荷物を置いてまたまた夜の街をふらつきました。ここは西門町。
夜は排骨麺を食いました。薄味で食べ慣れていくうちにだんだんおいしく感じてきます。80元。
最後に今日は全身+足裏のマッサージを受けて帰還。昨日のマッサージの感覚が残っているためかあまり気持ち良くないです。
まず,腹ごしらえに通称おかゆ街の一流清粥小菜へ行きました。
どうです?この種類の豊富さ。この中から好きなおかずをチョイスして食べます。豚足の煮込み,牡蠣の炒め物,炒青菜を選びました。芋粥は食べ放題らしい。一昨日のデザートの芋と一緒で芋が甘くておいしい。牡蠣の炒め物が一番好みかな。
台北駅で基隆までの自強号66元(特急)の切符を買う。しかし,タッチの差で出発されてしまいました。仕方なく次の準急行に乗ります。
車内。
車窓。街を外れると台湾は山が多いです。
基隆駅へ無事到着。
基隆市内。台北とは雰囲気が違います。街の看板にひらがな・カタカナが少ない。
中正公園へ。シンボルの観音像まで行こうと思いましたがすごい暑さ&すごい登りのため途中の民族文物館までで断念。夏はとても上まで歩けません。「中正」とは蒋介石のこと。台湾には中正記念堂など街の至る所に中正の名がつく施設がある。国際空港も中正国際空港といいます。ジョンFケネディ空港みたいなものか。
基隆の市は昼間からすごい熱気と人。食べ物やがすごく充実しています。台北の各夜市は食べるスペースが少ないですが,ここは各店舗でテーブルで食べられるところが多い。また魯肉飯は台北市内は20元の店が多いですが,ここは15元が多いです。木瓜牛奶(パパイヤミルク)を飲む。私は珍珠奶茶よりこっちの方が好きですね。
基隆の名物店,鳳梨酥の李鵠餅店です。台北市内の李製餅家は以前買ったことあるし,なかなか基隆へは来れないので今回はこっちを購入。ここへ来るのも目的のひとつ。鳳梨酥のいちご版もあるのでそれも購入。李三兄弟のうち2つ目をクリア。もう一つの李儀餅店は行こうとしても多分たどり着けないと思う。
さて,問題はここから。野柳風景地区の情報が巷に少ないんです。
皆さん野柳って知ってます?
基隆までは情報もそれなりにあるし,日本人もそこそこいると思うので何とかなると思っていました。
ここでいいはずだがなかなかバスが来ません。向かいのバス停からは淡水客運で淡水行きのバスが何本か通過。私の予想ではそれでも野柳に行けると思ってます。しかし,ガイドにはそんなこと書いてないため冒険はできません。ここは基隆客運のバスで金山行きか野柳行きへ乗れば行けるはずしか知りませんから私の選択肢はそれしかありません。しかし,この基隆客運が非常に厳しいものでした。台北市内と違い降りるバス停を示す電光掲示板がない!しかも向こうの陽気な民族音楽みたいなものを車内放送で流しており,下車のアナウンスもしない完全なローカル線。まあ中国語でアナウンスされてもわからないんですけど。しかもかなりのオンボロバスで台北市内を走るバスより揺れが激しく軋み音が大きい。周りの景色も山の中になってきました。かなりのアウェイ状態。
仕方なく停車しているときに運転手に「野柳」の文字を見せて「ここで降ろせ」と伝えます。
運転手「・・・」無反応。オイオイ何か言ってくれよ。言われても理解できないんだけどさぁ,少しは不安が安らぐでしょ?「OK,I see」ぐらい言って欲しかった。
そのまま無視され,信号が青になり運転し始まりました。大丈夫か?俺。
時間は計ってませんが不安なまま周りをキョロキョロし,40分ほど乗ったでしょうか?ここが翡翠湾というところらしいです。観覧車が目印のここが見えたら左に登って行きます。ここから3分ぐらいで野柳でした。
ここを過ぎたところで運転手が手招きをする。観光地にありがちな入り口の大きな看板などは見当たりませんがここが入り口。これじゃ一人で降りるのは絶対無理でした。ここを5分をほど歩いて入って行きます。
バス通り(2号線)は人気が少なく観光客なんぞいないのかと思っていたら中に入ると水族館が。結構な人出でした。
切符売り場。入場料50元。
どうです?この奇岩たち。すごくすばらしい。遠目で見るとそう感じませんが,岩の間に挟まれると迫力があり,自然の神秘を感じます。図鑑で見てすごく行きたくなってしまい,今回来てみました。
あー,苦労してここまで来てよかった!写真では伝わらない実物の良さがあります。苦労してたどり着いたこととそこの景色のすばらしさにすごく感動!この達成感・満足感・自由感。もう普通のツアー旅行じゃ満足できない体になっています。今回の旅のメインディッシュを堪能しました。私ならあと2時間はここで過ごせます。もっと早く出てもう一度行って見たいですね。
中でもこれが一番有名なクレオパトラだそうで。ちょうど人がいなくなった隙にグッドタイミングで撮影成功。
当然クレオパトラを裏から見るとクレオパトラじゃないですね。
バスを待ちながら小龍包を食べる。5個20元。今回の旅で初小龍包になりました。
さてどう帰るか。来た道を戻るか,それとも2号線に沿って北岸をバスで走り,淡水へ出るか。
当初の予定では,北岸を行って金山から李登輝生誕の地,三芝経由で淡水で夕日を見てMRTで帰ってこようと思っていましたが,すでに17時。夕日には間に合いません。
この北岸はガイドブックやネットでもほとんど情報がありません。ほとんどのガイドブックで金山の地名が書いてある程度でその先は地名すら書いてありません。先に来たバスに乗って戻るか進むか決めることにしました。
淡水行きの淡水客運が先に来ました。こちらは車内に電光掲示板があります。バスもきれいです。
野柳は35個目のバス停でした。基隆運客ではアナウンスがないのでバス停数えても降りるのは困難です。野柳に来る方は淡水客運で来ることをお勧めします。
人もいない原風景があるのかと思っていたらそんなことはありませんでした。
金山はちょっとした温泉街だし,その先も現地の人でにぎわう海水浴場がありました。確かこの辺にテレサテンのお墓があったと思います。金山を過ぎたあたりでは乗客が3人になったのですが,ここの海水浴場は台北の若者が来るらしくバスが超満員になりました。
1時間半ほどバスに揺られ淡水に到着。105元。交通費にしては相当高いです。地方路線は仕方ないのかな。ここからはMRTで行けるため,日本の観光客も多いところです。想像以上に賑やかでした。
今日は相当疲れたのですが,せっかくなので帰り道の途中の士林夜市に寄ろうかどうか迷ってました。ところが土曜の夜はものすごい人でごった返しているのが車内から見えたためあっさりスルーしました。
ホテルに荷物を置いてまたまた夜の街をふらつきました。ここは西門町。
夜は排骨麺を食いました。薄味で食べ慣れていくうちにだんだんおいしく感じてきます。80元。
最後に今日は全身+足裏のマッサージを受けて帰還。昨日のマッサージの感覚が残っているためかあまり気持ち良くないです。
キティちゃんはどこにでもいるのですか?
キティちゃんはどこにでもいるというわけではないですけど,確か夜市でキャラクターショップもあったと思います。
こちらではポケモンとドラえもんが人気あるみたいです。
写真もとてもきれいですね!
私と丁度入れ替わりということで楽しんできてください。
日帰りの予定だったからですか?
来年行きたいな~と計画中で、ちょっと気になったので遅ればせながら質問します。
私は場所がわからない(あまり深く調べてませんが)のと野柳まで行く途中のバス車窓のローカル具合の状況だとよほど詳しい行き方がわからないとまず辿り着けないと思ったんです。
言葉が話せれば行けるかと思いますが。
そういう理由だったんですね。
ガイドブックの九イ分の地図におっしゃってるお店らしきものを見つけたので、『辿りつけない』のは危険だから?坂が急?などいろいろ想像してしまいました。(^_^;)
九イ分のは違うお店なんですね~
スッキリしました。
機会があったら行ってみてください。
魅力的なコースを廻られましたね。私もまた行きたくなりました。
淡水は残念でしたが,比較的行き易い所なのでまたの機会の楽しみですね。
私も金山で温泉に入りたい!