よかばい京都日記

日々の記録です。

『金剛番長 7巻』を読んで。

2009年08月01日 | 本・漫画あれこれ
「知ったことか!!ってカンジで☆」

日本で数少ない番長漫画(?)の1つ『金剛番長』を購入。
7巻ではマシン番長との死闘が終わり、23区計画が新たな局面を迎える。
それと、表紙にもなっているアイドル空野そあらが登場する。
帯に「アイドルすらワイルド!!!それが、番長業界のトゥルースだぜ!!」と書かれている通り(笑)、実にワイルドなアイドルだ。
彼女がどれほどワイルドなのかや、その理由もちゃんと書かれてあるが、ぜひ自分の目で確かめて欲しい。
納得すること間違いない(?)

今巻で最も笑えるところは、ズバリ作者の鈴木央さん作詞の空野そあらの歌だろう。
「性悪なんて言わないで」
「天使独占禁止区域」
「キメキメ☆ラブ」
タイトルからして、とんでもない曲を予感させてくれる。
ちなみに、これらの曲は全て歌詞が書かれてある(笑)
読みながら「おいおい。これは本気なのか!?」と大笑いしてしまった。

正直、マシン番長の段階で、これ以上のとんでも設定はないと思っていたが、予想の斜め上をいく弾けっぷりに驚くしかない。
それと今巻では、金剛の悲しい過去が明らかになるが、それまでのコメディ路線の反動か非常に心に響くものになっている。
思えば『ライジングインパクト』でのトリスタンの過去話など、しんみりさせる話も得意な鈴木さん。
今巻では作詞までやってしまい、その多芸な才能に嫉妬すら感じる。
次巻も何が飛び出してくるのか楽しみでたまらない。
………念仏番長の「我は3次元に興味なし」発言には、あえて何も言わないでおく(笑)
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