シルバーウィーク二日目の登山は、台風の影響下、限られた登山ながら、
穂高連峰を眺めるのに最高の(はず)「蝶ケ岳(2,677m)」に登りました
9月17日10:30 この時間、まだ台風の影響は少ない..
■9月17日(日)
昨日、奥穂高岳下山後に宿泊した涸沢ヒュッテは、
お伝えのように至れり尽くせり何でもあって、お金さえ出せば何でも
できてしまう快適さでした。
登山装備のほとんどもレンタル可能で、
借りれないのは自分の足ぐらいでは?と思います。
何より良かったことは人の少なさで、
これは台風のお陰であって普段はそうは行かないと、都合のいいよう
に考えたりします
■5:40 涸沢ヒュッテ
朝5時の段階で台風の影響はまだ少なくて、
どちらかというと前線の影響で小雨がパラついている程度です。
ここで本日の予定
雨風が強まる前の午前中にいったん横尾まで下って、
穂高岳の東にある蝶ケ岳(2,677m)まで登っておく・・と
いうものです。
Takさんは台風の状況に関わらず、明日予定があるため
今日中の下山、横尾でお別れで
明日の頑張っていただきましょう。
ただ、関東の天気も回復は果たしてどぉ~でしょうね
■7:30 横尾山荘
■7:55 出発
すみません
昨日も写した横尾までの景色は、本日もそう変わりないので
画像なし
横尾から蝶ケ岳までの登りは雨のためミラーレスをしまい込んで
画像なし
すみません。。。
■10:30 蝶ケ岳頂上
蝶ケ岳の頂上は本日宿泊予定の蝶ケ岳山荘をいったん超えて
5分で行ける先にあります。
なので、午前中のこの時間から今晩にかけてはこのヒュッテの
お世話になること決定
それにしても、
蝶ケ岳までの登りは殆ど視界の効かない標高差1,000mを、
登っても登っても樹林帯を抜けられない“しんどい”山歩きです。
昨日の涸沢までの登りを「陽」とすると、森林限界がまともに
2,500mまで続くこの蝶ケ岳までの登りは「陰」です。
しかし、その限界を抜けたとき振り返った景色で一気に報われる
山なんでしょうねぇ~晴れてい・れ・ば・
■10:40 蝶ケ岳ヒュッテ
この早い時間からヒュッテでは宿泊のための受け入れOK
そうと決まれば後は濡れた衣類を着替えたり、
ストーブの回りで装備を乾かしたり・・・
それも終わると、
スマホをいじることとお酒を飲むぐらいしかすること無し
因みにお酒やカップ麺などは涸沢ヒュッテよりも少しだけ
高いけど、泊まれるお客さんの規模が違うので致し方ない
でしょう
山で布団に寝られてこの値段です
本日の宿泊客は9名だけ、
皆さん、明日以降に“台風一過”の晴天”を期待してやってきた
人達です。
することが無いのは皆同じ、
テレビで映し出される台風の影響と“進路&スピード”が
気になるのも同じ。
蝶ケ岳ヒュッテの手作りお弁当に巻いている絵が素敵だ
ここはスマホでも繋がるのはauだけでdocomoは「×」
さらにすることなしです
やることがありました
寝ることです(7時前に就寝)
寝てる間に暴風雨も北へ
■9月18日(月)
一夜明けて、
5:30外の様子
夜中の3時に北アルプス上空を通り過ぎた台風の影響がまだ
無くならず、時より青い部分が見え隠れするものの、
結局、食事を終えて3時間経っても頂上の視界は広がりませ
んでした。
残念
■9:30 ヒュッテ出発
下山は長塀山を通って徳沢まで降る若干の距離短縮コースを
行きます。
台風一過とはいかなかったけど、
ヒュッテを出発してすぐに陽が射してくると景色は一変して
虹が美しく眺められました
9:35 頂上を越えたところで...
虹を眺められても、
晴れていれば眺められるであろう景色をそう諦められる
ものでもないわけで・・・
そう、
その望めるであろう景色をヒュッテで購入した300円の
パンフレットから拝借しました
(晴れていれば望めるはずの)蝶ケ岳頂上からの穂高連峰
雲海とセットだと・・・
この景色を心眼するとどうでしょう、
また来たくなりました
~
その後は、
横尾からのコース同様このコースの下りもあっという間に
森林に飲み込まれ..
でも、雨に濡れる紅葉が少し綺麗
Akkiさんはいつもの短パンスタイルだけど、
Toshiはカッパ上下のまま、
ここまで雨が残っては、頂上に午前中いっぱい滞在してい
たとしても景色は変わらなかっただろうと諦めがつきました。
■10:05 長塀山(2,483m)通過
ここにも視界の効かない“不遇の山”のピークがありました。(ながかべやま)
雨が木々を伝って落ちてくるのに陽光が射す美しい登山道
途中、どえりゃあ大きい松ぼっくり発見
松脂の強力なことアロンアルファ並み
■11:45 徳沢
■12:05 出発
台風通過後の河童橋
あずさ川はこれでも多少濁っているんです。凄い
いったん雨が止むとこれだけ清い川へと復元する自然が凄い
自然と人が作り出したものの融合が凄い
■13:25 上高地インフォメーションセンター
上高地は登山客だけでなく高原の爽快感を味わうために訪れる
レジャー客のために長年築き上げられたテーマパークの趣があり
ました。
帝国ホテルがあることだけでも凄いけれど、温泉や食事だけで
なく、靴の洗い場や格安のシャワールームなども備えられていて、
お金を払ってでも訪れたくなる・・
日本の登山客憧れの場所であることに納得
但し“ミニ山の会”向きではありません
デカっ
■14:30 新島々行きバスに乗り松本へ...アルピコアルピコアルピコアルピコ