“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

24/04/21『伊達ハーフマラソン2024』

2024-04-21 | ランニング

一夜明けて、

洞爺湖畔で目覚めて向かったのは、伊達市総合体育館のある伊達ハーフマラソン会場です

 

カメラのセルフタイマーが間違っていたせいでToshiは右端で置き去りでした

 

洞爺湖畔でゆっくり過ごすも何も、7時過ぎには就寝したせいで、

11時には一度目覚めてからというもの、熟睡に至らないよくあるキャンプモードで

朝を迎えました

 

カラスが悪さをするんじゃないかと気になるToshiでしたが、笑顔を振りまくと

また逢えるといって何処かに飛び立っていきました

 

さて、昨日、有珠山の外輪から撮影した伊達トンネルを朝、伊達に向かう途中で

通りました

 

この先のトンネルをいったん下ってきて、再び登り返して11km地点となるトンネル内です

 

けっこうな斜度と距離なので、なかなか足に来そうです

洞爺湖畔でゆっくり・・なんて・できず、せっかちなToshiは、7時過ぎには伊達の会場入り、

それから鈍亀ランナーズのメンバー皆が集うまで1時間半も暇を持て余しました

 

大会会場から望める(昨日登った)有珠山です

 

暇つぶしに覗いたブースでソックスを買いがてら、試し履きシューズを借りることに・・

 

シューズはミズノの最新作のよう・・

 

バカの大足、間抜けの小足..、Toshiは小足の25.5cmを借りました

 

結果は、???

昨年の記録との比較は、それを上回っていましたが、両小指の内側が

水ぶくれになってしまいました。

なんとも良否の判断が難しい・・

 

アップダウンのあるなかなかタフなコース

 

けっこうな高低差は、昨年のコース以上でしょう

 

 

結果は、

終えてみると、昨年(2023年)とほとんど変わらない記録と順位でした

 

とさっ

今や、進化は難しいので登山もマラソンも“維持”を目標に今年も頑張ります

大会会場で初めて琉パパさんにお声掛けをいただきました

いつもお互い拝見しているブログですが、お顔に気が付かず大変失礼いたしました

ご家族でマラソンに向かう独自のスタイルに感銘します

また、何処かの大会で琉部長にお会い出来る日を楽しみにしています。

それでは、また次回

 

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24/04/20『有珠山』

2024-04-20 | 1道央の山

4月、雪のある景色からいったん遠ざかって

北海道の湘南と呼ばれる伊達、壮瞥町の山有珠山(733m)に登って来ました

 

雲が上空を覆っているけれど、洞爺湖畔の景色はGOOD(洞爺湖温泉街を見下ろして

 

今週末は、明日の日曜日に[春一番]伊達ハーフマラソンがあるため、

Toshiとしては土曜日登山が固定されていましたが、Motoさんとスケジュールが

合わないことで、伊達周辺の山と車中泊を組み合わせる登山にしました

 

なので、景色に雪はまったくありません

 

珍しく登山道で出くわしたニョロが、春の訪れを告げているような気がします

 

伊達は、道央の山と言うより道南の山の趣で、

活火山である有珠山の麓の洞爺湖(カルデラ湖)の水温が高いことで、

あたりは温暖のため保養施設や老後の生活をこの地で過ごす人が多い町なのでした

 

藪らしい藪というものがなく、登山道を外れても笹も無いのでとにかく歩きやすい道を行けばこの景色に出逢える・・

 

壮瞥町はりんごやブドウ、さくらんぼなどの果樹園が多くあり、風光明媚であるところに

伊達紋別岳や有珠山が近くにあるため「海と湖が望める登山」が楽しめる、

贅沢なスポットなのです

 

東の海岸線には伊達から室蘭に続く内浦湾が続いています

 

外輪山へ着くと、そこは広々とした丘の上にいる感覚になります

 

ここから眺める有珠山の後ろには雲が低く垂れこめているけれど、遠くの山の上空には青空も・・

 

ひたすら西に向かうとウィンザーホテルがあって、ここも支笏湖外輪の贅沢な景色を楽しめるスポットでしょう

 

はい、

ここからの景色は、あまり多く上げずに主要なところだけ..

明日、ハーフマラソンを走る伊達の街はあすこですと言っているわけです

 

洞爺湖サミットは何年前になるんだっけ?各国首脳が集ったことで有名な場所になりました

 

今日は、洞爺湖畔の「写真左」のあたりで車中泊します(洞爺湖マラソンのゴール地点)

 

中島の後ろにはまだ雪渓が多く残る羊蹄山が見えるはず・・なんですけど、ね

 

洞爺湖全景

 

再び、有珠山の外輪山から明日走る伊達の街を撮影します

 

なんと言っても、写真中央の道道981号線「伊達トンネル」を下って登り返す行程が辛いんだって

 

ということで、

今日は、有珠山を下山後、洞爺湖マラソンの30km地点にある「洞爺湖いこいの家」まで

行って、日帰り温泉に浸かる企てです

 

いこいの家は、490円で入浴くできる町民が憩えるリーズナブルな温泉です

 

それでいて、天然かけ流し温泉なのです

 

はい、本日登った有珠山を洞爺湖対岸のキャンプ場から眺めた写真

 

と、言ってもそこには泊まらず、車中泊は写真の右端あたりの公園駐車場

ニョロやカー子、“よく来たな”と言ってくれているようで愛おしい

 

 

洞爺湖畔の一人車中泊は、陽が沈むまでの読書が済むと、

お酒だけがすすむ環境で、早寝が基本となります

 

だけど、すぐに横になると逆流性食道炎(私事で失礼)なんてものが気になる最近のToshiでありました

ともあれ、久し振りの寝袋生活も悪くありません

洞爺湖畔から伊達まではわずか20分ちょっとの道程なので、明朝はゆっくりと湖畔で

過ごします

 

また明日

 

 

 

 

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24/04/13『暑寒別岳BC』

2024-04-13 | バックカントリー

先週に続いて、増毛山地を北上

今年も道道546号暑寒別公園線開通に合わせて暑寒別岳(1,492m)で山スキー&山ボードです

 

頂上の標柱も立派になり、BC客もずいぶんと増えている感のある暑寒別岳です

 

春山といってもまだまだ白い景色を紹介するため、Toshiのブログのバナーはまだしばらく

冬山仕様(水色)のままです

しかし、どうでしょう?今期の山スキー&山ボードは、このままの気温が続くとあっと言う間に

店仕舞いとなりそうです

 

今日は、春山スキーを待望していた老若男女が一気に訪れたため、朝6時には暑寒荘に着いた

我々も駐車場に車を止められず、400m手前の道脇に路駐となりました

 

今日も一日晴れ予報の増毛山地上空の青

 

取り付き地点が暑寒荘よりずっと後方なので、ほぼ夏山登山道を歩くわれら・です

 

なので、帰りは“登り返し”が多くなるのは致し方なし

 

ここも帰りは登り返し

 

それにしてもMotoさんは、肢が長いうえにスキーなのでToshiのスノーシュー幅と倍ぐらいストライドです

 

雪解けが進み、来週末にはもっと黒が目立つようになる西方の雪壁を仰いで

 

ときに、見下ろす東の信砂岳~恵岱岳あたりが雲海状態で美しい

 

Toshiは、眺めの良いアングルから暑寒別岳を押さえたくて夏道を歩きました

 

一度あの尾根を登りたいものです

 

ここを過ぎると最後の登り(標高差250m)が待っています

 

この斜面を、グレートトラバースであの田中陽希もヒーヒー言いながら登っていましたね

 

Motoさんは、最近始めたランニングの成果がこの登りで発揮されたとのこと・・(今年はフルマラソンに挑戦です

 

それは、いつも一緒に歩いているToshiから観ても“疑いなし”です

 

驚きの"seventy years old"

 

頂上と標高差の無いここだけハイ松が顔を出していてツボ歩き・・

 

ヤッパリだ恵岱岳から雨竜沼湿原にかけてが雲海状態で最高

 

ただ、頂上に人が多いのは晴れ予報雪解けが進み、来週以降景色が変わる?道道546号線開通初日、だからなのか

 

ということで、頂上とうちゃこ

 

中央に浜益岳(先週は浜益岳を真裏から眺めたわけ)とMotoさんの右に雄冬山

 

こっちは左に奥徳富岳、右に群別岳

 

パノラマのMotoさんの後ろは雲海の雨竜沼湿原と中央に南暑寒岳

 

湿原をアップに

 

最後に「気温が高すぎてスキーが滑らな~い」「肢がパンパンだあ~」とお嘆きのMotoさん

 

そうです、

先週も今週も、下界は20℃にもなるという高温続きと黄砂の影響で

滑りは“今3”ぐらいですが、

とにかく全道中の天気が4週に渡って続いています。

この分だと山スキー&山ボードシーズンもあと2回ほどでしょうか?

 

また来週も白い景色にお付き合いくださ~い

 

 

24/04/13『暑寒別岳BC』[3:48]

 

 

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24/04/07『浜益御殿BC』

2024-04-07 | バックカントリー

今日も山で遊んでいます

昨日に引き続いて、まだまだ白い雪山登山報告を日本海側から

浜益の山浜益御殿(1,038m)」から山スキー&山ボード報告です

連日の疲れも見せず(いや、疲れてますが)、暑寒別岳をバックに余裕の三人です

 

昨日のフレ岳下山後は、鈍亀ランナーズ御用達の炉端焼き『かーにばる』で、

美味しいビールを飲みました。

暑かったせいで美味しかったのは生ビールだけではなく、焼き物、天ぷら、

すべてが満足のカーニバル(祭り)でした

 

一夜明けて、

日曜日もまた雪のある景色の中を歩く三人

昨日の暑さで雪融けが一気に進んだ浜益「幌」の登山口[7:30]から・・

 

天気は、昨日も今日も、この三週間ずぅ~っと晴れが続く北海道・・・

 

長い林道の終わりはまだこの先だけど、浜益岳が望めるところまでやってこれた

 

林の奥には浜益10名山の秀峰「浜益岳(1,257m)」が近づいています

 

大きな壁のように眼前に迫る浜益岳

 

少し長い登り返しがあるのがこのコースの定期アルバイト(このあたりから一人スノーシューのToshiが苦戦

 

登山道(増毛山道)に入ってからは距離がない替りに標高が上げられて見晴らし良くなってくる

 

空に雲がかからない景色が2日間続くって凄い

 

その2日間のクライマックスももうすぐこの先です

 

雄冬山(1,197m)が間近に感じられます

 

振り向くと、

朝から10℃近くにもなる今日は、海の向こうに見えるはずの積丹半島の峰々は残念ながら霞んでます

 

右には一貫して「浜益岳」が鎮座しています

 

まだまだ白い増毛山地、浜益の山群のパノラマです

 

気温は高いけど風が強い・・

 

下りは向かい風になるので、この辺りは押し戻されそう・・

 

浜益御殿のピークに到達

 

年がら年中雲の多い雄冬山にも、今日ばかりは雲は無し

 

暑寒別岳にもまったくなし

 

最後に、その暑寒別岳はアップで

 

登りと景色が変わるほどの融雪状態のとき、スキー&スノボは滑らんなぁ~

 

なんとなんと、この春山シーズン4月の日曜日だというのに、

今日、この山域にBCで上り下りしていたご同輩は「ゼロ

この、時ならぬ高温を見越して「滑るには向かない天気」であると・どれだけの

人が考えてBCを回避したものか?よく分かりません

 

いずれにしても、昨日も今日も、我々だけの貸し切り登山を思いっきり

楽しめたということで、それはそれはラッキーな2日間でした。

Takさん夏と言わず、また近いうちに北海道に疲れにきてください

また来週も拙ブログでお会いしましょう

 

24/04/07『浜益御殿BC』[ 4:15]

 

 

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24/04/06『フレ岳』

2024-04-06 | 1道央の山

4月、春山の季節到来です

3月とは打って変わって初夏の気温となった4月最初の登山は、

支笏湖外輪の山フレ岳(1,046m)」です

 

恵庭岳(1,320m)を真西の方角から眺めるのは如何ですか、皆さん?

 

3週間前に前十勝岳をBCでご一緒したTakさんが、兼ねてより北海道の4月の

山スキーを楽しんでみたいということで、第一週の土日にかけて遊ぶことに

なりました

久し振りにOkazuさんも加わっての計画です

 

ひと月前はまだ薄暗かった早朝の時間からスタートしたのは、駐車スペースが満車になると予想してのこと・・

 

結果的には、思いの外、車が少なかった本日の恵庭岳、漁岳登山客でした...

フレ岳へ向かうオコタンペ湖に張る氷は朝の時間、まだ白いものの・・

 

下山時には一気に気温が上がり、表面が水浸しになる勢いです

 

小漁岳(1,235m)、漁岳(1,317m)のバックは一日中青いままでした

 

オコタンペ湖からフレ岳、小漁岳へ向かう尾根はいくつかあって、

 

今日選んだ尾根もまた、途中はアキレス腱伸び放題の標高差を一気に稼いで登ります

 

来し方、オコタンペ湖を眼下に望んで・・・

 

ここまで標高を上げると、バックの1300m峰「漁岳」と肩を並べる眺めになります

 

はい、皆さんここまではツボ足でも歩ける“行きはよいよい”過程で鼻歌もでましたね

春のうららぁのぉ~

Takさんの後ろは丹鳴岳(1,039m)で、今日はその手前のフレ岳までの行程です

 

風不死岳、樽前山の後にも終日雲がかからない飛び切りの天気

 

恵庭岳の西斜面がだんだんと望めてくる位置まで歩いてきたころでは、さすがにツボ足ではキツイ

 

この長い雪庇の滑走路を歩くとフレ岳はもうすぐその先です

 

左からルスツスキー場のイーストMt、⇒ウエスト(尻別岳)⇒羊蹄山という並びです

 

あっちにある山は何でしょう?それは先日登った(喜茂別岳に並ぶ)中岳と無意根山です

 

フレ岳とうちゃこいつの頃からか頂上プレート掲げられたのですね

 

支笏湖ブルーも一日青いままです

 

少しでも横に広げないと支笏湖のぐるぅ~と一回り感がお伝えできません

 

沢山写真があり過ぎて、アップする画像に悩みますが、この亀裂も春山らしい景色です

下山時は、

Okazuさんも尻り滑り..Motoさんも尻り滑り、お二人はとにかく尻り滑りが大好きです

 

恵庭岳を眺める空気感は変わったものの、一貫して変わらない青空で

 

行きはよいよい・でしたが、帰りは怖い・・雪が腐れてずっしりと疲労感の残る一日でしたね

 

それというのも、下山時に行に通った尾根を一本巻いて谷に下ったせいで

かなりのアルバイトをメンバーに強いてしまいました。

普段スノーシューを履きなれないTakさん、Okazuさんはさぞかし腿の負担が

大きかったことでしょう

そうだった、

全員、還暦を超えていましたが、Okazuさんを除く三人は、これから薄野で

反省会

そして明日も浜益の山に向かうっていうんだから、並の爺婆ではないです

また明日

 

24/04/06『フレ岳』支笏湖を見渡して..[ 2:03]

 

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