『黒マリア流転―天正使節千々石ミゲル異聞』

太東岬近くの飯縄寺に秘蔵の黒マリア像を知った作者は、なぜこの辺境に日本に唯一のマリア像があるかと考え小説の着想を得た。

寝る老爺は良く育つ

2017-10-09 | エッセー
 傘寿を越えて、1日中よく眠るようになった。
 これは、新しい体験です。
 しかも記憶が蘇えり、うとうとしながら昔の体験や、忘れていた故人がよく現れるようになりました。
 もしかすると極楽からの招待かも知れません。
 それにしても眠いことは、今までの人生体験で疲労していたことの証なのかもしれない。
 疲労の蓄積が傘寿になって噴き出て来たのでしょうか?
 そうならば、疲労回復になるから「寝る子は良く育つ」と言う言葉は
「寝る老爺は良く育つ」にも共通しているかも知れない、
 と一人ほくそ笑むのです。
 でも意欲喪失の状態の続くのは認知症寸前なのかも知れません。

 やっとよい季節が訪れたから
 そろそろ中断している小説の執筆に取りかかりましょうぞ!