一泊ほど。

昨日は、わたしがクルマの運転をしてきた史上最悪の天候。
こんなことは、はじめてだ～というほどの恐ろしい暴風雨のなか、
札幌・函館間をボルコちゃんで移動。
茶々も、車内から流れる窓の外の烈しい風景を
なにか別の世界の不思議なものをみるようにしてました。

さて、雪道ではなかったけれど、いつもよりかなり時間がかかって着いた実家。
父は入院中なので、母が「茶々、よく来たね～。」と出迎えてくれて、
茶々も、どうも、どうもね、どうぞよろしく～と、シッポをふりふりしてました。



荷物の整理やらなにやら終え、茶々にご飯をあげてから、
夕食にと長万部で調達してきた「かに飯弁当」を広げて、
さぁ、ニンのゲンの部、いただきましょうか～と準備していると、
母が「あ～、茶々、食べちゃった～。」と。

なにを？

やや、オロオロしながら、少しだけなんだけどって食べたと母が説明するのは、
大掃除をしていたら、外から鼠がはいったようで、
台所のすみに、しかけたばかりだという、殺鼠剤。



バカな。

猛毒じゃん。



はたして、どんな形相でそれをしたのか覚えていないけど、
怯える茶々の口に右手を入れて、なんとか吐かせようとしましたが、
うまくいかない。

タウンページで、開いていそうな動物病院に電話、
当然、すぐ連れてくるように言われて、受診。
食べてしまった殺鼠剤をみせて、母から聞いた食べたと思われる量を知らせ、
そのあいだに、茶々は血液検査を受けて、点滴のためのルートを確保されてました。

実家についてから約一時間で、
毒を食べてしまってから約30分くらいで、
茶々、動物病院入院決定。
入院期間は、毒のまわりかたをみて、今後の状況によると言われて、
じゃ、いつも食べているご飯（フード）を持ってきますと、一度、実家へ。
また、病院に戻ると、
吐かせました、いま、胃洗浄が終わり、点滴始めましたと。

吐いたもの見ました。
直前に食べていた、フード、白菜、キャベツ、ヨーグルトに、
鮮やかなピンク色の殺鼠剤の粒がほとんど溶けていて、
そのピンク色だけ、フードなどにこびりついていました。

処置がはやかったし、明日は帰れるでしょうと言われました。

人間は殺鼠剤をしかけておきながら、
鼠がそのあたりで死ぬのを見るのは嫌なもの。
かわいそうに、毒がまわって、内出血が起きるのは、食べた直後ではなく、
ニ三日、もしくは四五日かかるということです。

一晩、入院して、今日退院できましたが、
今回の年末年始は、出血が起きないように、慎重に過ごさなくてはなりません。
吐きだした内容物にわずかとはいえ確認できた殺鼠薬
その溶けて具合をみていると、楽観はとてもできないな。


画像は、病院からに帰ってきたところ。
足のバンテージは、ルートの穴から、余計な出血がないようにとの、念のための処置です。