茶々の間

茶々はビーグル、10歳の女の子です。
お茶の間で笑顔を誘うわんこです。

さよなら、ジョニー。

2006-09-15 | 日々のこと。
「ジョニー」。
わたしが勝手に名づけている熊。

札幌市西区の手稲山の東の裾野に、
今年は秋になって出没、去年は夏の半ばに出没。
その話題はテレビニュースになり、なりゆきが取材され続ける有名な熊。

わたしたちの、お散歩のベースとなる宮の丘公園を閉鎖に追い込む熊。

何年も前から出没しているのに、
「推定年齢5歳」で通してきたジョニー。

去年は、餌をたっぷり仕込んだ捕獲用の檻を横目に、
その近所の果樹園やとうもろこし畑を荒らしまくった熊。



ジョニー。
君は昨日、秋の雲ひとつない
                      はてしなく青い空の下、
                      朝露でいっぱいの森で倒れたんだ。



宮の丘公園をお散歩中、6時に芝生広場手前で、
「バーーーーン」
「バーーーーーーーーーン」と、
するどい銃声のような音が、二発聞こえました。

その音のあまりのするどさに、
おどろいた茶々とわたしは、ピタリとその場に留まりました。

あれは、たしかに銃声と、
あとから会ったリッキーのパパさんに確認。

熊を追い払うためのものだよね、くらいの認識でいたら、
その音こそ、ジョニーを仕留めた二発だったようです。

銃に倒れたされた熊が、
ジョニーかどうかの、DNAの確認がすみ次第、公園の閉鎖はとかれるようです。


宮の丘公園の森の中。




この道で、ジョニーにあったことはない。


            この道でも。

でも、彼の濃密な気配は、
茶々をすくませていたことがあったな。

ジョニーが道を通ったという証は、
未消化の木の実やとうもろこしのつぶつぶがいっぱい混じったカカ(うん○)。

いちども出会った事はないけど、すごく身近に感じてる熊。
その存在感が
きっと、ずっと、いつまでも、心の片隅に、ジョニーは潜み続ける。

                                                                        ジョニー、安らかにお眠りください。

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4 コメント

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ちょっと切ないです (ちぃ)
2006-09-15 16:02:06
ジョニーちゃん。(私はひそかに“ごんべ”と呼んでいました 笑)昨日の夕方、ラジオで知りました。

日本全国、お山の中の食料が不足している昨今。ずっとずっと元をただせば、山や森の中に住めなくしてしまったのは人間。人の安全はもちろん最優先ですが、銃口を向けられた時のジョニーちゃんを思うと、なんだか複雑なわたしなのでした。
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一安心 (マール母)
2006-09-15 18:54:45
こんにちは~ここでは初めまして~

ちぃさんみっけ~

ちぃさんの気持ちも分からない訳ではないけれど、やっぱり一安心です。本当は自然にお山に帰っていただけると有難かったんだけど、ご冥福を祈りましょう。

そして公園の閉鎖が早くとけ、山道をのんびり歩けることを願います。



明日から風太君家とマックス家とニセコにお泊まりに行って来ます~ペンションデビューなんで緊張気味です~爆!

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ちぃさま。 (ゆた。)
2006-09-16 18:11:47
同じような意見をおっしゃる方が数名。

「共存」は無理なんでしょうね。

野生の熊が、野生で生きづらい状況は、

たしかに、ヒトの罪なのかもしれないのに。



オリに捕らわれて、

二発の銃弾に散ったごんべ(ジョニー)、

切ないですね。
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マール母さま。 (ゆた。)
2006-09-16 18:18:54
今年は、

やまぶどうも、こくわもいっぱいなっていたのに、

昨ジーズン知った「とうきび」の味にあらがえなくて、

きっと、ひょこひょこやってきたのかもしれないねって、

サタサンディーズで話しあいました。



DNA鑑定するくらいなら、

そんな費用かけるくらいなら、

食べきれないくらいのとうきびを山においておくとか、

一度捉えて、GPS埋め込んで、どこにいるか把握するとか・・・

友人は、目をうるませていっていました。



さまざまな思いを、

ジョニーの死は、与えてくれました。



ニセコ・ペンションデビュー!

マールくんとシェリーちゃん、

マックスくんや風太くん、

いまごろ、夕食どきかな~!

みんなで、テーブルの下に

うずくまっているんだろうな~!



よい休日をお過ごしください。

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