to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

犬の記憶力

2023年01月26日 | レトリーブ
今日は少し遠くの広場に練習に行ってきました。
いつも練習前に広場を一周します。
隣には野球グランドがあるので、時々ボールが落ちてて、それを見つけた時の端午はとても嬉しそうに尻尾を振りながらボールを抱えてカミカミしています。
今日もボールを見つけたのですが、練習前だったので取り上げて広場の隅っこに投げて置きました。

いつも通り練習後にもう一度広場を一周しながらクールダウン。
ところが、端午がある方向に向かって行こう行こうとする。
ボールのことをすっかり忘れてた私は、リードを引っ張って歩く端午をこんなに引っ張ってなんだろう?と思いながらそちらとは反対方向へ歩いていました。

ふと、2時間前に投げ捨てたボールを思い出した。
「もしかして?」
そこでその方向へ走らせてみた。



すごい記憶と速さ

ちゃんと探して持ってきた。

2時間、トレーニングしてたのに忘れてないんだね〜。
犬の記憶力ってスゴイ。

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ボールを探せ!

2015年06月24日 | レトリーブ

蒼太に見えないように草むらにボールを隠す。

「探せ!」で持ってくる遊びが蒼太は好きだ。

蒼太を座らせた方向に走ればボールがあることも蒼太は知っている。

 

蒼ちゃんのボールを探せ

 

動画では見えづらいが、奥の草の中に見えにくいようにボールを隠してある。

 

蒼太は、ボーダーコリーのせいか?どうしても目でボールを探そうとしてしまう。

最初は、見える範囲を探して、無いとあきらめてすぐに戻ってきてた。

闇雲に動き回り走って、足で稼ぐタイプだった。

 

「探せ!」というコマンドがかかったら鼻を使うということを教える。

目で探さないための工夫が必要だった。

難しすぎても諦めてしまうので、短い距離で指示した方向を探せば見つかるという経験を積む。

別に鼻を使ってるかどうか確認の練習も必要。

目隠しをして、ボールを鼻先に持って行き左右に動かしてみる。

鼻が動けば匂いを追っている証拠。

 

犬の嗅覚は鋭い。

ほぼ動画の距離なら真ん中ぐらいで、漂う匂いを感じていると私は思っている。

 

嗅覚が優れているからといって、何も教えないでできるものではない。

段階を踏んだ練習があって、そのDNAは開花するのだと私は思う。

 

どうしてこんなことを書いているかというと。。。

実は、飼い主が、犬が探さないことにムッとして飛び蹴りをしたのを見てしまった。

棒状のおもちゃを遠くの草むらへ投げ込む。

それを探させているのだけれど、犬は途中あきらめてしまっている。

探さないと怒鳴られるので、ウロウロと探している振りをしている。

するとまた怒鳴られる。。。

探してる振りを続けていても探せないと地面の匂いを嗅いで気を紛らわしていた。

そこへ飼い主が怒涛のごとく走り込み飛び蹴りをしたのだ。

太って体の重そうな犬は、首をすくめた。

(まず機敏な作業を求めるのであれば、犬の身体の管理もするべきだ)

犬は決して不真面目なわけではない。。。

ただ、「探す」ことを教えられていないだけなのだ。

そもそもレトリーブさえも楽しそうじゃない。

そんな犬に「サーチ」といくら怒鳴ってもかわいそうだ。

 

彼らの素晴らしい能力を開花させるのも、飼い主の能力次第だとあえて今日は言わせてもらおう。

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犬の見ている世界

2013年09月17日 | レトリーブ

ある飼い主さんにディスクを転がしてレトリーブさせる時のことを聞かれた。

右に曲がるディスクを転がしてやると意欲的に取りに行くのに、左に曲がるディスクだとテンションが落ちてしまうのは何故なのだろう?と。

飼い主さんは右利きでディスクを右手で縦に転がします。

犬は飼い主さんの左側から走り出し転がるディスクを追います。

 

この質問を受けて私は「犬の気持ち」を知ることが大切なんだなぁと思いました。

レトリーブがあまり得意じゃない犬を楽しくさせるには盛り上げることも大事なことです。

でも、闇雲に盛り上げても上手くいかない。

 

犬は必ず人を中心に円を描くように動きます。

何かしらの力を中心に円を描くって宇宙の法則なんですよね。

万物共通なんじゃないかな。

 

左側から出た犬はディスクを投げる人を中心に時計回りに動くことになる。

その外側に逆回り(左へ転がる)のディスクを出すと犬の視野の外になってしまう。

飼い主が指差したり、左方向へ動くことでディスクを認識させなければならなくなる。

時計回りに動こうとしていた犬の行く手を遮るように逆回転をさせることになるから失速する。

こっちかな~って思ってたのに突然前に立ちはだかる人が現れて無理矢理こっちよっ!って指図されたら嫌よね。

 

ディスクは円を描いて投げるものじゃないから、前方へ投げるときも犬の視線というものを意識してやるといい。

犬がディスクに注目するように誘い、その視線を流してやるようにディスクを出してやる。

意欲的に追わない原因の殆どが投げられる物に対して集中してないことが多いです。

物に集中できる子は物を中心に自分で円を描く方向(時計回り、反時計回り)を調整できる。

集中できない子には、この自然の摂理を利用して気持ちよく追わせてやることが必要になるわけです。

 

何かに悩んだり、ふと疑問に思ったりしたら、犬の目線で見てみると面白いです。

彼らの感じている世界が見えてきます。

 

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