ニュージーランド・ラグビー:オフ・ザ・ピッチ

ラグビー王国からのそのまんまレポート。子どもラグビーからオールブラックスまで、見たこと感じたことをお送りしています。

社長ラガーの練習方法

2006-04-10 | クラブラグビー
夫はとあるクラブチームの「プレジデント」というチームでラグビーをしています。

名前はカッコいいのですが、まぁ、平たく言えば、年齢制限、体重制限がなく、ついでに技術も問わない・・・というのが、「プレジデント」です。必然的に集まってくるのは、こういう人とか


こうい人とかで


試合ともなれば、ピッチに鳥がいっぱい舞い降りてきてゆっくりその辺をほじくり返し、なにやらついばんだりしています→ 

ボールも選手も大きく動かず一所で固まっているので、ピッチの大半はガラ~ンという状態。
「閑古鳥とはこのことか!」
と思わずうなずいてしまいました。

彼らは別に、全員が全員、社長業をやっているわけではないのですが、かなりの人が会社のエグゼクティブや自営業者のようです(超ぉぉぉぉ~~零細ですがうちも自営業)。昼間はしれっとスーツに身を包みシティーを闊歩してたりするんでしょうが、土曜日ともなればビール腹やひざ小僧を堂々と出し、ラグビーパンツにハイソックス(本当はストッキングと言います)を履いて、泥んこになって走り回っているという、
まぁ、人畜無害の愛すべき万年青年たちです。

年齢・体重に制限がなく、技術も問わず、仕事はそこそこ忙しいらしい彼ら、練習はピッチでからだを動かすのではなく、もっぱらバーで口を動かす(=飲んで、しゃべって)というのが“お約束”。それでいて、土曜日ともなれば堂々と試合をするんですから、戦績だけは聞かないであげて下さい。

そんな彼らに新たな練習課題が課せられました!
「これが我々の新しいトレーニング方法だ。1日1時間は必要だろう。」
というメッセージとともに送られてきたその課題とは?

この写真を1日10分見つめるというもの・・・
(クリックすると拡大できます。トレーニングしたい方どうぞ)
「マジかよ~」
と言う、そのこアナタ。まぁ、聞いてあげて下さい。

一緒に添付されてきた新聞記事によれば→、イギリスのお堅い学会誌に発表された、ドクター・カレン・ウェザービーによるドイツでの最新調査結果によると、男性が1日10分、女性の胸を見つめ続けると、ジムで30分間エアロビをするのと同じくらい健康にいいんだそうです。

200人を対象にした5年間の調査の結果(マジですよ~@@)、“busty beauties”(「巨乳美人」ですかね?)を楽しんだ人は、楽しまなかった人に比べて、
血圧が下がり、
心臓病が少なく、
脈拍数が少なくなった

そうです!

ドクター・ウェザービー(女性ですよ@@)は、
「性的興奮は心拍を上げ、血液の循環を良くする。」
「胸を見ることが男性をより健康にすることは疑いようがない。」
「1日数分そうすることで、脳卒中や心臓発作のリスクを軽減できる。」
「これを長く続けることで、男性は平均4、5年寿命を延ばすことができる。」
と、もうもう男性にとっては女神のよう!

で、先ほどのメッセージ、
「これが我々の新しいトレーニング方法だ。1日1時間は必要だろう。」
に戻ると言うわけです。

こんなメールが“月曜日の朝10時57分”に送られて来るって、
プレジデントたち、平日なにしてるんでしょうね?
胸なんか見なくても、長生きするよ、アナタたち!(含む:夫)


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