夫婦でシネマ

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【ターミネーター復習篇】ターミネーター3

2009年06月24日 | た行の映画
Story
ミリタリー・コンピューター、スカイネットの計画を潰し、人類の未来を塗り変えたサラとジョン・コナー親子。あれから10年が過ぎ、ジョン(ニック・スタール)は不安を抱えたまま放浪生活を送っていた。その不安は間もなく現実となる。スカイネットが、最新型マシーン、T‐X(クリスターナ・ローケン)を送り込んだのだ。ジョンが偶然再会した幼なじみ、ケイト(クレア・デインズ)もその標的だった。T-Xの襲撃から2人を救ったのは、かつてジョンを守ったターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)。目的は何なのか? いぶかるジョンに、ターミネーターは衝撃的な真実を告げる…。(goo映画より)
2003年/アメリカ/ジョナサン・モストウ監督作品





評価 ★★★☆☆

ターミネーター4公開記念!そこで、ターミネーター第3作をおさらいです。

同じパターンが3度も続くと、いい加減に飽きてきますが、それにもまして本作ではジョン・コナー役のニック・スタールが頼りないのが難点。わざわざターミネーターを送り込まなくても、この人だったら人類は滅亡するだろうというくらい骨抜きのジョン・コナーでした。
一方、今回の敵役ターミネーターは、パート1と2のハイブリット型で、超合金の骨格を液体金属が覆っている新設計。しかし、いくら凶悪ロボットとは言え、女性の型をしたものを痛めつけるのは見ていて気持ちの良いものではなく、シュワのイメージにもマイナスになりかねないです。

スカイ・ネットの攻撃が始まって、世界中が核攻撃を受ける映画のラストは衝撃的でしたね。せっかく2で機械の反乱を未然に防いだと思っていたのが覆されてしまったのは残念。しかし、パート1の思想に戻ったとも言え、複雑な感じ。
それにしても、ジェームズ・キャメロンがせっかく丸く納めたパート2を、他の監督が出しゃばって来て3でひっくり返すというのは、エイリアン2(キャメロン)の後の3(フィンチャー)と同じパターンじゃないか!?



私もパート3のジョン・コナーを演じた俳優がなんだか情けなくて、今ひとつこの3には入り込めませんでした。その点、今回のパート4ではクリスチャン・ベールに変更したのは良かったですね。クリスチャン・ベールは男っぽくてカリスマ性もあるし、リーダーとしてのジョン・コナーにぴったりの俳優でした。
物語の方もパート2をなぞったような感じで、意外性があったのは悪玉のターミネーターを女性に変更しただけのような気がします。wancoの言うように、ラストは衝撃的な展開で見応えがありましたが、そこに行き着くまでの物語が観客を引っ張るだけの面白さがなかったのは残念でしたね。
せっかく4ではジョンの奥さんになるケイトも登場するのに、もっとパート1のように恋愛ドラマにも重点を置いて描いてくれたらと思いました。

評価 ★★★☆☆


(「ターミネーター3」2003年 7月 wancoが佐久市アムシネマ にて鑑賞)

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