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NYのストリップクラブって

2009年10月20日 | アメリカ徒然日記


あー久々に行ってきました!!
どこに??
ストリップクラブにー!!

超グラマーセクシー美女たちがロックミュージックにのってポールに絡まりながらセクシーなダンスを披露し、ビール片手のアメリカ人たちが嬌声を上げる、ハリウッド映画とかでもすっかりお馴染みのストリップクラブに久々で行って来ました。

アメリカではストリップクラブは、ジェントルメンズ・クラブとも呼ばれ紳士の社交場として機能しています。(ホンマかー!!)そこは自由でカジュアルなアメリカ。カップルで来る人や女性交じりのグループもたまに見かけますが、基本は男性グループ。私たちも日本からのゲストとともにアラフォー男性5人で行ってきました。今回訪問したクラブはマンハッタンでも恐らく一番の規模を誇るLarry Flynt's Hustler Club(641 West 51st Street, New York, NY 10019)。51丁目の西の端。ウェストサイドハイウェーとの交差点にあります。

気になる料金ですが、ここの特徴は何と言っても入場料が無料なこと。マンハッタンの他のクラブだと入場料平日$10、週末$20ほど取られます。あとはどこのクラブもほとんど同じ条件ですが、ビール(小瓶)が1本$10+チップ$2程度必要です。注文を取りに来てくれるウェートレスさんたちも可愛い女性が多いですが彼女たちは脱がないので、ミニスカートやホットパンツ風が多いですね。かかる費用は基本的にはこれだけですが、それでは楽しくありません。

その前に、クラブの入り口には必ずガタイの良いお兄さんがいてIDチェックを受けます。21歳未満は入場不可ですからね!店内に入るとまずはコートチェックがあり荷物やコート、帽子(野球帽も)などを預けるように指示されます。入場料を取る店だと、ここで入場料を支払ったりします。荷物を預けるのは無料ですが引き取りの際にチップが必要です。ハスラークラブは良心的なのかチップは各自の裁量に任されているので、僕はとりあえず$1だけ支払いましたが、他の店ではチップは$3と書かれているお店もあります。これでようやくお姉さんたちが見渡せる店内へと案内されます。

店内は通常、例のポールが設置された大きめの舞台があり、その周りにソファーが配置されています。大きなお店ではさらに周辺に小さなステージがあったりして、メインステージから遠くても楽しめるようになっています。しかし、できればステージ際に陣取りたいですね。昨夜は時間が早かったせいもあって堂々とステージ正面に陣取ることができました。これまた強面なお兄さんが案内してくれるのですが、座席の希望があればはっきり伝えるといいです。このときチップなど渡すと良い席に案内してくれるという噂もありますが、僕は基本的に自分で座りたいところをお兄さんに伝えるので渡したことはありません。

座席に座って飲み物をオーダーしたら鑑賞タイム。各ダンサーたちの踊る時間は曲で決まっています。ハスラーの場合3曲で交代ですが、1曲目は基本的に脱ぎません。2曲目でトップレスになり、3曲目でさらに激しく見せるダンスになります。NYは法律で下半身を露出することが禁止されているので、トップレス以上にはなってくれません。他の州(DCやニュージャージー、カリフォルニアなど)では下半身も露出する州も多いですが、NYはちょっと厳しいですね。

お気に入りのお姉さんがステージで踊っているときにはチップをあげます。ステージの前に行って$1札を手にしているとお姉さんが近寄ってきて、あなたに向けてセクシーなポーズを取ったり挑発的な動きをしてくれます。その後、パンティやガードルのゴムひもを引っ張って$1を挟むよう促されます。なかなか照れくさい作業ですが、堂々とエロ目線でダンサーさんたちを見てさっとお札を挟んであげましょう。もちろんお触りは厳禁ですが手が触れるぐらいは問題ないです。堂々としましょう!

さらに座っていると、次々にお姉さんたちがやって来ます。膝の上に座って「どこから来たか?」とか「名前は?」とか聞いてきます。話しが弾めばそのまましばらく膝の上の女性を堪能できますが、基本彼女たちの目的は「テーブルダンス」と呼ばれる個別サービスをするためです。もちろんこれには別途チップが必要で現在1回のダンスで$20が相場です。サービスを受けたいときは「YES, please dance for me.」とかなんとか言えば1曲分(約3-4分)体を密着させてセクシーダンスを自分のためだけに踊ってくれます。もちろんお触りは厳禁です。しかし、彼女たちから体を密着させてくる分には拒む必要はありません。まあ、周りのお客さんを観察してどの程度が適切か判断してください。

当然、お姉さんたちは個別サービスでチップを稼ぐことが目的ですから、ダンスを断ればさっさと別の客に移動していきます。個別ダンスが終わった後、さらにもう1曲どう?とか聞いてきます。気に入っていればもう1曲お願いできますが、当然料金は倍です。十分堪能したのであれば断るだけですが、そうするとまたお姉さんたちはさっさと次のテーブルへと移動していきます。ダンスを頼むまではあんなに親しかったのに・・・とちょっと寂しく思うこともありますが、「金の切れ目が縁の切れ目」と割り切って、次のお姉さんを探しましょう。

このハスラークラブ、面白かったのが入り口にオーナーらしき人物の写真が貼ってあったのですが、その中に逮捕されて警察で撮影されたらしき写真も自慢げに掲載してあったことです。うーん、強面自慢か・・・。

最後に、マンハッタンのストリップクラブでトラブルにあったとか、ボッタくられたとかの話は聞いたことがありません。トラブルやボッタくるよりもリピーターにしたほうが儲かるからだと思います。このハスラークラブも感じの良い店員さんたちとお姉さんたちでしたが、やはりそこはナイトエンターテイメント!トラブルの原因は店だけとは限りません。ハスラークラブはちょっと辺鄙なところにあるし、深夜酒が入るともともとトラブルの原因となりやすいですから、十分注意が必要です。まあ、必要以上に心配する必要もないですが、あまり迂闊な感じでフラフラしてるとトラブルに巻き込まれるかもしれませんので、ほどほどにー。

蛇足ですが、僕がプライベートダンスを頼んだ女性は小柄で超キュートなロシアガールでした。サンペトロブルグから来ているそうで現在ニュージャージー州から車で通勤しているとのこと。片言の日本語を話していました。めっちゃ感動するぐらい可愛かったー!!わはははははー

 

ハスラーのホームページはこちら! http://www.hustlerny.com/ 

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