ナースいこのアメリカCNS&NP留学記

日本の看護師が、アメリカのがん看護CNS&NPを取得する大学院に通う留学の日記

ナース生活in Japan

2009-07-03 23:05:28 | 日常生活
ブログ更新しようと思いながら、またほったらかしにしてました。

フルタイム以上に、ナースとして働いている。このご時世に、断らないといけないほど仕事をいただけるこの資格のありがたみを感じる。フルタイムの仕事+派遣2箇所で勤務中で、かなり忙しい+疲労蓄積状態。家族と過ごしたり、今回まだ会っていない友達とも会いたいから、来週からはフルタイムの仕事1本に絞ることにした。ナースの仕事は楽しいから、忙しくても乗り越えられるんだけど、さすがに時間がない。

一時帰国中に、また気づいたことがある。日本のナースって何でもする。えらいよね。割り切らないとと思いながら、どうしてもアメリカのナースの仕事と比べてしまう。

日本ではナースの仕事とみなされていて、アメリカではRNがしない仕事は(注:個人的に知っている範囲内での情報)、

・検査室への患者さんの移送(看護助手さんがいれば看護師はしない)
・バイタルサインを取る
・血糖測定
・シーツ交換(*)
・食事配膳(*)
・環境整備
・清拭
・尿測
・トイレ介助
・(時と場合によるが)採血
・病棟にかかってきた電話受け(*)
・紙カルテの場合、新しい用紙を入れる作業
・患者さんからのクレーム対応
・規則を守らない患者の対応(病室でタバコを吸ったなど)

注)*は私が勤務したがんセンターでは、業者に委託していた。

これを話すと、アメリカのRNは何をしているのかと良く聞かれる。専門知識を使ってアセスメントし、判断して、患者・家族指導などをしている。これは日本のナースもしている。だから、日本のナースはとっても忙しい。上の項目は、専門知識がなくても、ある程度のトレーニングを受けた人でもできる仕事だと思う。日本の看護業務が整理されるといいなあと思う、今日この頃。