新東京歯科技工士学校ブログ 

東京大田区大森にある歯科技工士の専門学校
新東京歯科技工士学校のブログです。
学生生活や技工業界情報をお届けします!

笑顔をつくる仕事 (^▽^) 歯科技工士

歯科技工士を養成している専門学校です。 学校生活を中心に記事を投稿しています。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□  

CAD技工と、京急と、遅延と。その1

2017-02-06 10:38:09 | ☆デジタル技工☆

こんにちは〜ノラです。

今日のお題は、

デジタル技工と

学校の近くを走る京浜急行の

ある「共通点」についてw

写真の引用元はこちらです↓

http://location.keikyu.co.jp/location_train.html

 

日頃は本当に便利な鉄道ですが

時に途方にくれるのが、

「鉄道の遅延」。

この遅延。

実は京浜急行って、

スゴく少ないんです。

鉄道遅延で授業に間に合わないとき

新東京ですと、

JR大森駅か京急の大森海岸駅で

「遅延証明書」を改札口で受け取り

その証明書を添えて遅刻届を担任に

提出します。担任の横で見ていると

京急の遅延証明書って、めったに

受け取らないんです。

理由は知っていたのですがww

1月30日号のAERAに載ってたので

この機会にw

まずはこちらを引用します。

34ページです。実績です。

 国土交通省遅延対策ワーキンググループが各社発行の遅延証明書をもとに14年9〜12月に調査したところ、京急が10分以上遅れる頻度は1ヶ月に1回未満。JR東日本の...略...横須賀・総武線、東海道線などは1週間で2回以上も遅れが発生している。

やっぱり少ないんですね。

 

列車の運行は「運輸指令」という

ところで管理しています。

(朝のニュースでありませんか?)

この仕組みは、ほとんどの会社が

自動化しているところ、

京急では今も手動なんだそうです。

しかも、スタッフは

鉄道に関する業務をすべて経験した

メンバーたち。。

 

運行にはいろいろなところに

最新の技術を取り入れている

その一方で

常に工夫と判断が問われる場面は

人が決断する。

これが

デジタル技工との共通点w

 

今日から昼間部1年生たちは

期末試験が始まります。

がんばれ!1年生。

 

ではまた。


CAD/CAMをガチで使う技工士のたどり着く世界を考える。

2016-08-13 20:28:58 | ☆デジタル技工☆

みなさんこんにちは!ノラです。

ノラの夏休み開け、最初の仕事は

オープンキャンパスでした。

午後の半日オープンキャンパスは

「CAD体験」。

「ウエハラ先生のブログ」でも

紹介されてるアレです。

使ってるアプリはTINKER CAD 

無料アプリなんですよ。 

英語ですが、iPhoneのように

直感で操作できちゃいます。

昨日参加された方は

高校3年生以上に、

社会人の方が多かったです。

今の仕事を変えるということで

いろいろ調べていらっしゃいます。

そうすると

CAD/CAMが進化すると歯科技工士

いらないんじゃね?

といった疑問が浮かんできます。

まあ。。。

そうですよね。

考えます。

で、そんなことを

考えながらtinkercadを操作すると

えい、ここで!と

enterキーを押すのに

ある種の知識や経験に基づいて

決断してることに

気付くんです。

作図のバランスといったらいいかも。

これ、歯科用なら

「ホントにこれでいいんだ」という

歯科に関する知識の裏付けで

クリックしているのと同じです。

専門知識やその知識を深める経験は

今まで以上に求められると考えてます。

そして、これは

CADで設計したものをカタチにする

3Dプリンターを買ったときに

担当技術者のMさんの話に

深く頷きました。

CAD/CAMがあれば、

技術者要らなくなるって

歯科以外の業界でもありますよ〜

でもね、こういう機械があると

今のカリスマを

超える技術者が出てくるはずです!

カリスマたちが今まで

すごい時間をかけてきた操作を

機械でサクッと作ってしまう。

その先の操作に

細部へのこだわりに

たくさんの時間を

かけられるわけですよ。

 

一字一句は正確じゃないですが

そういうことを話してました。

 

今のカリスマを超える

未来のカリスマが

学生たちや

オープンキャンパスにやってくる

方たちのなかにいると思うと

この学校での仕事

楽しくなります!

さて、来週から始まる

補習の準備をしましょうか(笑)

体験授業で作ってるのは

イニシャルだけど

tinkercad でこんなコップも

できちゃいますよ。実はねw

 


昭和大学歯科病院へ見学実習に行ってきました☆

2016-05-01 19:25:47 | ☆デジタル技工☆

4月23日(土)に、Ⅱ部(夜間部)の1年生が

昭和大学歯科病院を見学して来ました

入学してまだ間もない時期ですが、

早期に歯科医療現場を見学することにより、

自分の将来像と目標を明確にすることができればと、

一昨年から実施しています

昭和大学歯科病院は、土曜日は13:00まで診療をしていて、

歯科技工室のスタッフ15名が交代で4、5名勤務しているということでした

見学コースは、治療室、歯科技工室、デジタルラボラトリー室(CAD/CAM室)

案内役は、夜間部1年生の歯科理工学の講義を担当される鍜治田忠彦先生

先生は本校のⅠ部3期生(1984年卒)で同窓会会長でもあります

また、鍜治田先生の他にも、各務 信幸先生(1987年卒、6期生)、

平間 雪野先生(2006年卒、25期生)が仕事中にも関わらず、熱心に説明してくれました

新入生達からは、

・歯科技工士としてのやりがいや喜び、達成感などを現場で働いている技工士の方々から感じ取ることができました。

・さすが、大学病院!!充実した機材設備!!個人ラボではできない魅力が満載でした。

・まだまだ、学校では触れていない所をみることができて、これからの授業にますます興味が沸いてきた。

・ナイトガードを作るところを見せて頂いて良かったです。

・国家資格をとってからも勉強しなければいけないという話と技術が日々進歩しているという話が印象的でした。

・義歯に特化した歯科技工士になり患者さんと一緒に笑顔で治療を進めていける歯科衛生士になりたいと思いました。(歯科衛生士歴5年の新入生)

など、様々な感想をいただきました

今回、残念ながら仕事の調整がつかず参加できなかった学生もいましたが、

歯科技工士の働く現場の一つである大学附属病院での仕事の一端を見学できたことは、

今後に向けて学生達に大きな刺激や目標を与えてくれたと思います


卒業生もびっくり!あの実習をCADで作ってるの?!

2016-04-21 05:06:29 | ☆デジタル技工☆

こんにちは!

GWももうすぐ。

新東京の学生たちは

カレンダー通りのお休みですが

でも、なんだかソワソワしますねw

 

さて、昼間部2年生たち、

CADを使った歯科技工実習に

取り組みました。

講師の木下先生です。

木下先生はCAD/CAMを活用した

歯科技工所を経営されています。

CADを操作する前に、

いつもの模型をスキャナーで読み込ませると

パソコンに表示されます。

グレーの歯がこれから作る歯です。

卒業生のみなさんは

「どこかで見た歯列」と思われるかも

はい。そうです!

2年生のあの実習!

ポーセレン実習

 

ポーセレンという

セラミックの歯をつくるとき、

土台部分を金属で作ったのが

今は、CADで作ってるんです。

マウスで設計する時代がやってきました。

今まで以上に、

歯に関する「知識を使うこと」が求められてるんだと思った実習になりました。

 

 


CAD/CAMで歯科技工

2014-08-22 21:41:56 | ☆デジタル技工☆

こんばんは!

夏休み期間はオープンキャンパスを通じて

歯科技工士を将来の仕事に考える多くの方にお会いしました。

最近お受けする質問に「CADと歯科技工士の関係」が増えてきました。

今回は学生たちがどのように学んでいるかをご紹介しますね!

8月21日、22日に本校卒業学年(I部2年生、II部3年生)を対象に

夏期臨床特別講座(CAD/CAM研修)が開催されました。

研修はインプラントメーカーであるノーベルバイオケアー社の

ご協力をいただきました。(このような形態を「産学協同」というかもしれません)

 

初日は講義をじっくりと、2日目は実際にCADの操作を学びました。

学生たちは、模型ではなく画面上での技工操作に、やっぱり悪戦苦闘!

でも、今年の4月から、歯科診療で保険適応のCAD/CAM冠というものが出てきました。

これは、保険証を利用する歯科治療でCAD/CAMで作った歯を付ける選択ができることを意味します。

まだまだ保険治療(保険証を利用した受診)は治療の多くを占めるので、特にこれからの技工士には

必須になることと思う内容でした。


CAD/CAMの完成度は歯科専門知識をどのくらい持っているかで大きな差が出ます。

二日間では全てを網羅することはかなり困難でしたが、学生たちからは

「楽しい~!」とか

「こうゆうのやりたかった~!」といった声が聞こえてきました。

デジタルネイティブ世代の学生たち、頼もしい!!

 

就職してから必ずといっていいほど、役に立つ必要になるCAD/CAMの知識。

大切な時間になりました。