みなさん、こんにちは!
今週末に夏休みを迎える歯科技工士科I (昼間)部2年生、
歯科技工所経営学入門、4回目を終了しました。
ノラもこの授業に参加してきました~。
本日の講師は瀧島氏。2008年3月に新東京を卒業しました。
向かって右側の後ろ姿の男性が瀧島氏です。
スポーツマウスガード製作専門の歯科技工所を開業して3年目の先輩です。
写真は、かみ合わせを見る方法が通常の歯科治療のかみ合わせを見る方法と
違うことを、学生さんに協力してもらいながら紹介した様子です。
4回目の講義は
「歯科技工士免許を持っていると、こういう仕事もできるよ!」というお話です。
瀧島氏の前職はミュージシャンです。矯正歯科治療を始めるから吹奏楽部をやめる
という高校生の出会いをきっかけに、管楽器と歯並びの関係を専門的に勉強したいと
歯科技工士を目指すことにし、新東京に入学。卒業後は念願の矯正歯科専門の医院で
仕事を始めます。あるとき空手選手のスポーツマウスガードを製作依頼があり、
初めての仕事ながら、なんとか完成!
この経験がスポーツマウスガード製作専門の歯科技工所の開業につながりました。
スポーツマウスガードを製作する仕事は歯科技工の知識だけでなく、
競技のルールや身体を動かす仕組みも、深く学ぶ必要はあります。
瀧島氏は「待っているだけでは仕事はこない!」と
歯科医院のスタッフだけでなく、スポーツ選手に関わる専門家たちとも
協力して仕事をしています。
この経験を踏まえて瀧島氏は、歯科技工技術の進歩は日進月歩だけれど、
歯科技工士として生きるために必要なことは、とてもシンプル。
得意分野を「狭く」「深く」。まずは得意分野を見つけよう。
そして、
歯科技工を「仕事」ではなく、一生の「志事」にしてほしいとアドバイス!
今回の授業で、きっかけがあって行動にうつして努力することに
ワクワク感を感じることができました!
次回の授業は8月下旬。この授業には夏の宿題もありますよ~!
ではでは、またあした。