「振り込め詐欺」被害、草加・八潮だけで年1億円超！

草加警察に聞きました
全国で相次いで発生している「振り込め詐欺」被害。
なんと、草加・八潮市内（草加警察署管内）だけで年間37件、総額1億1450万円にものぼります（2015年）！　
どうして被害にあうのか不思議…と思っていたのに…
そうなる前に！振り込め詐欺の現状と対策について、草加警察署・生活安全課から聞き取り調査しました。

９月下旬から被害が急増中
全体として詐欺被害は減少傾向にありますが、今年も9月末までに29件4838万円もの被害が発生しています（前年度は同30件7492万円）。
とくに、9月だけで6件も被害が発生するなど、9月下旬から10月にかけて被害が急増しているようです。生活安全課によると、「携帯の未払いがあります、このままでは裁判になります」などの「架空請求詐欺」被害が多発しているとのことです。
10月7日には、草加市内の女性（77歳）が、弁護士事務所職員を名乗る男に現金700万円を手渡す被害が起きています。

騙されにくい人と対策
草加警察署が、振り込め詐欺に「騙された人」と「見破った人」に対してアンケートをおこなったようで…
その結果は、いずれも「人と交流がある人」は被害に遭いにくいとのことです。
また、今日からできる防止策として、①「留守番電話」を設定する、②家族で合言葉を決める、③人との交流を広げるなどが有効とのこと。意外とシンプルですが、基本が大事なようです。
とにかく、電話でお金の話が出たら要注意！これが鉄則。