教科書やマニアルにはない考え方。

これはいずれ本を書くためのメモみたいなものなので、理解不能・誤字脱字でいっぱいです(^▽^;)

施工管理工程表・・・【感知しない】から【感じる】へ その2

2013年02月07日 | 日記

 現場やグループや組織あるいはこの世に眠っている「レアマインド」と出会うためには、物理的発掘と同じように大まかな位置・場所、様々な人々との見方による角度の決定を調査し認識しなくてはならない。しかし「レアマインド」自体の発掘のためのデータは物理的には存在しない。このデータは、原因と結果で数式にあてはめるようなまたは、力が力に作用するようなものにたよって成立しているものではなく、時間や空間を克服し未来への扉を開く時のみにだけ、「つながる場」を手に入れたときにだけデータとして存在する。もしそのデータが数式のようなもので表せたとしても、「入れ代わり立ち代り存在し不在する」曖昧なデータとなる。それは、感知する環境・文化・政治・習慣的行動などで観る角度が微妙に変わると存在そのもの自体が変わるからだ。つまり、時間や空間を克服し導かれたデータもいずれ「入れ代わり立ち代り存在し不在する」曖昧なデータとなる。決まりきった固体ではないからだ。

【空間の克服】 「レアマインド」は「つながりのある寄り添った無秩序な媒体であり、いくつもの思考の重なり合った無限のエネルギー」と、信じて疑わない。それは、そこら中に存在しているが発掘にはかなりのエネルギーが必要だ。その発掘には双方の恐れや恐怖感を乗り越える「力」が絶対不可欠となる。互いに評価しあう閉鎖的なシステムが邪魔をするからだ。閉鎖的システムは利己的思考からなる免疫能力と評価に対する恐れへの障壁を生み出す自己防衛システムだ。これは対等な立場を崩壊させ、上下関係を生み実利主義に育て上げる法則といえるだろう。つまり閉鎖的システムから開放的システムへの転換だ。システムの安定性を維持し秩序にそぐわないものに警告音を鳴らす「負のフィードバック」ではなく、環境に対し不安定になったシステムに変化を起こす「正のフィードバック」への転換だ。我々はその能力を備えている。それを時代の移り変わりが証明している。誰かが創るのではなく、我々が新しい行動をすることにより時代は存在する。安定とは「ゼロ」であり、不安定とは模索であっても活発な「ゼロ」でも「マイナス」でもない生命の活動である。まずは、そのための「場」のインフラ整備と空間の克服が必要だ。

【時間の征服】 知る人ぞ知る「張(チャン)」の言葉を引用しよう。これは「瞬間移動」の秘訣だ。「スピードとはまさに天国にとどこうとしているものだ。そして完全なるスピードというものは、時速数千キロで飛ぶことでも、また光の速さで飛ぶことでもない。なぜかといえば、どんなに数字が大きくなったとしてもそこには限りがあるからだ。だが、完全なるもの(自由なもの)は、限界をもたぬ。完全なるスピードは、『即そこにある』ということだ。どこへでも、いつでも望むままにだ。」そして、「妙なものだ。移動することにしか念頭になく、完全なるもの(自由なもの)のことなど軽蔑しているものどもは、のろまで、どこへも行けぬ。完全なるもの(自由なもの)を求めるがゆえに移動することなど気にかけぬ者たちが、あっという間にどこへでも行く。「自由」とは、知識(場所の秩序)でもない、時間でもない。というのは、知識(場所の秩序)や時間自体は、そもそも何の意味も持たぬものだからだ・・・。」「思った瞬間にそこへ行くためには・・・それには・・・まず、自分はすでにもうそこに到達しているのだ、ということを感じることから始めなくてはならぬ・・・。」

 チャンの語る瞬間移動の秘訣は、自身が自分の事を、限られた能力しか持たぬ「知」の中に閉じ込められている哀れな存在と考えることをやめることにあった。せいぜい飛行地図に書き込める程度の「知」に心をとらわれるな、というのである。そしてさらに本来の自己は、まだ書かれていない数字が限界をもたぬごとくに、限りなく完全(自由)なるものであり、時間と空間を越えて、いかなる場所にも直ちに到達しうるのだとしれ、とチャンは説くのだ。チャンは何度も繰り返す「神がかりになることはない!」「飛ぶ(頭と手で学ぶ)ために信条はいらなかったはずだ。これまでに必要だったのは、飛ぶ(頭と手で学ぶ)ということを理解することだっただろ。これもまったく同じことなのだ。」

 そしてチャンが姿を消す日、「学ぶことを恐れてはいけない。全ての生活の隠された完全な原理を少しでも深く理解するために、研究と練習と努力とを決して途中でやめてはならぬ・・・・・。もっと他人を愛することを学ぶことだ。よいか・・・・」

 そう、「時間の征服」とは、思った瞬間に学ぶこと。そして隠された原理(盲点)を深く理解し、自身がその「知」へ移動することだ。さらに、他人を愛するということは『つながり』という、瞬間移動の事だ。

 


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