薫の部屋

NPOソレイユ、プレイセンターそれいゆ、劇団プティ・ソレイユ、幼稚園のことなど思いを日記風に綴りたいと思います。

大道具倉庫に

2008-11-28 08:05:19 | Weblog
行って来ました。この倉庫は、長年お世話になっている工務店さんのご好意でお借りして、お遊戯会のバックで使ったパネルを保管させてもらっています。
衣装だけでなく、パネルを見ると、その出し物を行った時の記憶や、苦労して作った思い出が蘇ります。バックは、殆ど有馬絵画講師に描いていただいていますが、私も裁縫とは違い、絵はまずまず描けますので、随分と製作には携わってきました。それぞれに思い出はありますが、中でも「昔の城下町の町並み」を描いたバックは特別な思いがあります。確か夜の12時過ぎまでかかって描いたのに、当日
その場面で出すことができなかったのです。その当時は、先日お亡くなりなられた
高岡先生の演出で、とにかく本番直前まで「これをつくってね!」「ここでこれを出しましょう!」という指示があり、「ぶっつけ本番で成功するか????」という激しい疑問を持ちながらも、プロの演出家の方に意見を言えることもなく(たまに言ってしまい、怒られましたが・・・) 言われたとおり、連日夜遅くまで色んなものを製作していました。 よく、桜の花のドロップを使いますが、それも職員何人もで夜12時近くまでかかって作ったものです。
 「もういいかげんにしてよ~」とぶつぶつ文句を言いながら、作業を行ったのですが、その苦労も当日の舞台の仕上がりにすっかりと反映していて、苦労が報われたという思いで、満足できたものです。そして今でもその大道具・小道具達が活躍していることを嬉しく思います。
 今では衣装も、バックも大体揃っているし、連日職員をそんなに遅くまで残しておけないので、一昔二昔前みたいにバタバタすることはありません。
でも、それぞれの担任は、それぞれの出し物をよりよくしようと今年もがんばっています。そんな舞台裏をお教えしましたが、そんなことも頭に入れて舞台をみていただけると、もっとおもしろいかもしれません。どうぞ皆さん本番をお楽しみに!