佐賀県民の声 ~言わんと、なんも変わらんばい!~

実は日本には大昔から「村の寄り合い」や「民をいつくしむ皇室」などりっぱな日本的民主主義があった。ここは民の声の広場です。

【中学歴史教科書8社を比べる】12 ~⑶水田稲作の伝来  各社ばらばら! <その2>~

2016年11月28日 | 社会・文化・文明

■まとめと考察 ~その1~


1 このシリーズでの比べ方

 比べるためのもっとも簡単な方法は、《違う部分を提示する》だけ。前回(h23)は《コピー引用による提示と、簡単な疑問の提示》をした。

 今回はさらに踏み込んで、《「定説」との関係》や、《違う理由の推理》まで試みる。歴史学者・研究者ではないので難しいが、ライフワークのつもりで取り組みたい。


2 「定説」を定義する

① その学界において、多くの学者が妥当(≒正しい)と認めている説。

② その学界において、一定の学者が可能性があると認めている説。 ※複数の場合もある。

※通常は①だろうが、消えてしまった過去を扱う歴史学においては、同一根拠(物証など)に対してさまざまに解釈できる場合が多いようなので、②も定説の一種とする。

 

3 推理の根拠(前提)

① ウィキペデアによる知識を基にする。
 ※完全ではないと言われていることは分かっているが、かなりの程度で「公平さ」や「客観性」を実現していると思う。つまり、前記の定説②もしっかり紹介してあると思われる。

② 常識・・・歴史的できごとの理解は、殺人事件の裁判に似ている。

 《残された物証》、《容疑者の自白=当事者の手記・記録など》、《目撃者の証言=目撃者などの手記・記録など》を材料にして論理的推理を行い理解すること。

 ※注意すべき落とし穴・・・物証や記録の偽造、容疑者・当事者・目撃者の偽証、誤解、偏向など。/日本人の読者・視聴者などへの伝達者(=メディアの記者、学者など)の理解不足、偏向、偽造・ねつ造など。

~つづく~

<全リンク⇒へ> <水稲1112> 


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