この日は所用で福井市へ
お昼は…せっかくなら福井名物、それも食べたことのないもの
前回福井へ来たときは竹田の油揚げを食べたので、今回は福井のB級グルメの代表ともいえる「ソースカツ丼」を食べてみることに
画像は竹田の油揚げのおろしそば御膳
カツ丼といえば卵でとじたカツがのっているのがカツ丼ってイメージですが、福井県でカツ丼といえばソースカツ丼が一般的で、卵でとじたカツ丼は「たまごカツ丼/タマカツ」とか「上カツ丼」って呼ばれているようです
福井県のソースカツ丼は濃い目のソースで味付けしたカツ丼で、薄くスライスした豚肉を揚げ、特製のタレに浸し、タレをまぶしたご飯の上に乗せたものです。
福井の中でもおいしいソースカツ丼の店として評判なのが、洋食の「ヨーロッパ軒」で、総本店は福井市順化にあり、元祖ソースカツ丼の店として福井県内各地に19店舗があるそうです。
今回立ち寄ったのは支店の中では一番新しい店(2009年開店)ヨーロッパ軒大和田分店。
アピタ福井大和田店のすぐそばで、ホテルルートイン福井大和田の目の前です。
■ヨーロッパ軒大和田分店
福井市大和田町30-8
Tel:0776-52-1468
定休日:火曜日
営業時間 平日11:00~15:00・17:00~20:30、土日11:00~20:30
ヨーロッパ軒は、地元では「パケン」とも呼ばれ親しまれている老舗の洋食屋さんです。
大和田分店は、店が比較的新しこともあり、明るく清潔感にあふれています
お昼の12時過ぎに寄ろうとしたのですが、さすがに昼時は混み合っているようだったので出直すことに
午後の用件を先に済ませて、午後2時頃に再度チャレンジ
この頃になるとお客さんは数組で空いていました。
注文したのは、大カツ丼(画像)/1,180円
今回はプラス200円でセット(サラダ&味噌)を付けてみました
◆その他のメニュー(一部)
カツ丼(カツ3枚)…880円
エビ丼(エビフライ2枚)・・・880円
パリ丼(メンチカツ2枚)・・・880円
ミックスカツ丼(カツ2枚エビフライ1枚)・・・980円
3種盛スペシャルカツ丼…1,080円
プラス200円ですべてのメニューにセットが(サラダ&味噌汁)付けられます
洋食屋さんなのでカツ丼以外にもオムライスやステーキセットなどのメニューもありますよ
ここのカツ丼はわざわざソースと付けなくてもソースカツ丼です
大カツ丼はカツが4枚にご飯も大盛り
かなりボリュームがあります
食べやすく薄くスライスされたお肉は薄い衣で包まれよく揚がっていて歯ごたえもよく、特製のソースがよく染み込んでいます
特製のソースはご飯にもたっぷりかかっていて最後までソースご飯が堪能できます
ヨーロッパ軒の創業者でソースカツ丼を考案した高畠増太郎さんは、明治の終わりころにドイツ・ベルリンの日本人倶楽部で6年間料理を学び、帰国後、ドイツの肉料理シュニッツェル(子牛のカツレツ)をウスターソースで味付けして丼飯に載せた料理を考案し、これを「カツ丼」と名付け、大正2年(1913年)に東京の料理発表会にて披露し、東京・早稲田大学前に創業した「ヨーロッパ軒」にて提供を始めたそうです。
関東大震災では東京の店も大きな被害を受けたようで高畠さんは福井県に帰郷し、大正13年に福井市に福井ヨーロッパ軒を開き営業を再開し現在へと続いているそうです。
角皿(画像向かって右)のソースは、どう使うのか聞きそびれてしまいました
カツのソースが足りない時はここでソースをさらに付けて食べる??それともご飯にかける??
■ヨーロッパ軒のソースカツ丼(ホームページから引用)
http://yo-roppaken.gourmet.coocan.jp/sub1.htm
薄くスライスした上等のロース・モモ肉を目の細かな特製パン粉にまぶしラード・ヘッドでカラリと揚げたカツを熱々のうちにウスターソースをベースに各種の香辛料を加えた秘伝のタレにつけ、熱いご飯にタレをまぶした上にのせたカツ丼です。
油臭さがなくサラリとした歯触りはもちろん、ツーンとした甘み&酸味が醸すまろやかな口当たりは、どなたにもおいしくお召し上がりいただけます。