インプラント治療の治療期間は、下顎で3~4ヶ月、上顎では半年以上、と言うのが定説になっています。
しかし、今はこれを改善して、おおよその目安として100日掛かるとすれば60日で治る、4割以上短縮出来る方法が考案されています。
それは超音波治癒促進器を用いる方法です。
この写真に写っている機械がそれです。
大きい白い機械と、小さい黒い機械、両方共そうです。
白い方がもう8年以上使い続けている元々の機械。
黒いのはその後で出た新しいものですが、その後最新機種変更で緑のものに変わっています。
これを用いると、骨の治りが早まり100日掛るものが60日で治せるのです。
実は整形外科の骨折治療器として、長年実績を積んで来たものを、歯科用に応用しているもので、実績は整形外科で十分に確かめられています。
骨を治すのを早めるのは勿論のこと、歯茎の組織を治るのを早める作用もあり、手術後の治癒促進には非常に効果があるものです。
次に紹介するものが、再生療法の自己血使ったPRP、PPP、CGF等で、これらの創傷治癒能力は非常に高いことが知られています。
上下が逆さまで申し訳ないのですが、私はこのように植立直前にインプラント表面に塗布して植立をしています。
そうすることで早く傷口を治す力が増し、骨と良くくっ付いてくれると考えているからです。
その他にも、治癒促進する色々な工夫をしています。
それが、私が直ぐに綺麗な歯を入れるインプラント治療をして、98%以上と言う類を見ない高い成功率を維持出来ている理由だと思います。
この工夫は誰でも真似しようと思えば直ぐに出来ることなので、是非読まれている先生方にもやって欲しいです。
患者さんの為、早く治して上げて欲しい。
誰だった早く治りたいんです。
だから、私は直ぐに綺麗な歯を入れるインプラント治療を12年前からして来たのですから。
その成果が550症例以上と言う、積み重ねになった、と思います。
インプラントしたら、直ぐに綺麗な歯が入るのが一般的な時代が来るまで、私は伝道し続けます。
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