鈴木さんは、実は噛む力が強くて、最初に植立したインプラントが揺れてしまってやり直しをさせていただいている患者さんです。
上顎の一番後ろの大臼歯に1本、噛む力強そうだからで、太くてしっかりしているインプラントを用いたのですが、被せものして3年経って何かおかしい、と言うので拝見したら歯冠が揺れているのです。
これはいつものように被せものが外れているんだ、と思って外そうとしたのですが何かがおかしい感じでした。
被せものが外せないのです。
普通のトラブルと何か違う、と思ってレントゲン写真見ても、特段問題が生じているようには見えませんでした。
そして、よくよく調べたら、歯冠だけではなく全体で揺れている感じがしたのです。
それで、注意深く逆回転させると回転するのです。
これは何だ？と逆回転させ続けたら、インプラントがするすると抜けて来たのです。
ビックリしました。
出血もあまりして来ないのです。
膿も勿論出て来ませんでした。
そこで、緊急オペで、逆回転させてインプラント撤去して、中を掻爬して出血させ、更に長い太いインプラントを選択して再植立しました。
その時の骨の抵抗力は凄い感じで45N以上掛かっている、と言う状態でした。
その硬さで、私はインプラントに力が掛かり続けて骨が硬くなっていたのが、何かの拍子にインプラントに掛かっている力が強過ぎて骨との接触が剥がれたのだろう、と推測しました。
そこで、血で満たすことと長く太いものに替えて耐久性を持たせれば長く使えるだろう、と予測して再植立したのです。
こんなこと書いたら叱られるかも知れませんが、又同じようなことが起きたら、まだ更に太いサイズのインプラントがありますので、もう一度同じように対応出来ます。
それでも、又同じようなことが起きたら、その時には2本インプラント植立させていただくことをお願いするでしょう。
噛みごたえの強いものを好まれる患者さんは、フォローでこう言う処置が必要なんだろう、と私は考えています。
それでも、部分義歯の不自由さに比べたら全然良い、と鈴木さんは感謝してくれています。
その証言者として、快くツーショット撮らせていただけました。
鈴木さん、証言者になってくださってありがとうございました。
DRごとに全く治し方の差がある、と言うことを知って下さい！
そして、自分が望んでいる治療はどういうものなのか、ちゃんと調べてから治療受けて下さい。
くれぐれも私のは当たり前のものでないので、間違えないで下さい。
All-on-4は総義歯をネジで顎に固定している治療方法で、歯が生えている自然な状態を目指す私の即時インプラント治療とは全く違うものです。
All-on-4で自然に歯が生えているような綺麗な治り方を期待してはいけません。
私共は、本当の本物の自然観ある抜歯即時植立即時荷重インプラント治療を世界に先んじて提供し続け過去12年で600回になろうとしています。
即時インプラントのパイオニアです。
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