周りの目を気にしないアメリカ人

夏の到来だ
急に暑くなってきた
そして　人々は解放的な気分になっている

自転車をこぎながら、大きな声で音程の完全にずれた歌を歌っている人
それもそのはず ear piece をつけているのだから
（日本だったら、そんな大きな声で歌うなんて恥ずかしくてできないだろうな）

駐車場のアスファルトの上で　折りたたみのいすを出して日光浴をしているしわしわのおなかのおじいさん
（日本だったら、ちょっと恥ずかしくて　駐車場なんかで日光浴はしないだろうな）

外をジョギングしている女性に　電信柱の上で作業をしている　Verizon のおじさんが声をかける
「やあ、がんばってるね！」と　そして　女性は「ありがとう。Have a nice day」と言って走り去る
（日本だったら、電信柱で働いている　東京電力の職員が　道行く人に声を仕事中かけるだろうか？かけないだろうな）

なにげなく外をボーっと　見ているだけで
ああ、アメリカ人だな～　と感じることがいっぱいある

ということは　まだ　私はアメリカ人にはとてもなりきってないということだ
というのも　このように日本だったら　と　比較している自分がまだ生きているからだ

けれども少し　変わったところがあるかもしれない
というのも、そう、私がアメリカ人になっているところは
あかの他人に平気で声をかけられるようになったことだ
場の雰囲気というものも察しなくてはいけないが、だいたいにおいて、どきどきもせず話しかけられる自分がいるのに気づく