傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

沖縄基地問題:岡田外相よ!「愚直」に、事にあたれ!

2009-12-08 03:34:40 | 沖縄基地

普天間基地問題が火急事案になってきておりますね。
岡田外相には、日米関係の信頼関係が損なわれるても、愚直に、「海外移転」での取り組みを望みますね。

岡田外相は、沖縄現地視察せずに、既定路線を検証すると言いながら、「嘉手納基地統合」の私案を開陳したことは知恵がなさ過ぎます。
岡田外相の言動は、直球型の前原国交相と同質で、現場の露払いせずに、結論を先に開示し、その後に、現場の感触をさぐる言動は、知恵がなさ過ぎるという印象を持ちます。
世の中、利害関係が渦巻く、パワーゲームであり、筋論・正論であっても、成就できないのが世の常です。
沖縄基地問題は、歴代の総理が苦悩してきた課題であり、既定路線は日米政府の合意ではあるが、沖縄県民・日本国民の総意ではなく、既定路線変更は日米関係の信頼を損なう覚悟が必要であり、その覚悟は、沖縄県民の総意・日本国民の総意として、愚直に、「海外移転」で事にあたることが岡田外相の責務であり、「胆力」が求められていますね。

民主党の沖縄基地問題については、「県外・海外への移設」がマニフェスト公約であり、首尾一貫、「県外・海外移設」を掲げて、折衝し、日米関係の信頼を鑑みすれば、仮に既定路線を容認するとしても、時間をかけ苦渋の選択をせざるをえなかったというストリーにすべきでしたね。
それを、岡田外相は、精査中に、「嘉手納基地統合」の私案を開示することは、愚の骨頂しかないですね。
沖縄県民の鳩山政府への期待は、「県外・海外移転」であり、日米の信頼関係を保持しながら、新たな路線が打開策なのに、短時間に、現実論で既定路線の容認などは、無能としか思えないですね。
時間的な制約で、既定路線でなければ、日米関係が危険な状況になるなど発言は、「外交センス」というのか「胆力」の無さを露見しましたね。

沖縄基地問題は、沖縄県民の問題ではなく、日本全体の問題として、国民の総意として、「海外移設」を折衝すべきなのに、就任早々に、岡田外相の「嘉手納基地統合」私案は沖縄県民から否定され、作業部会でアメリカ側の既定路線即実行の姿勢を容認しかない姿勢は「沖縄よりアメリカを選ぶのか」と批判されるのは、岡田外相の「小利口さ」が災いしていますね。

岡田外相に求められるのは、「県外・海外移転」を「愚直」に進めるべきであり、その情熱・熱情であり、情熱・熱情が障害物を溶融させるエネルギーですが、それが見受けられないないのは、「利口さ」が災いし、胆力の無さの表れです。
就任早々に、「嘉手納基地統合」の私案を開示することは、日米政府の合意事項、アメリカからの早期実行の圧力(アメリカの都合)、前政権の反面教師とする姿勢(民主党のマニフェスト公約)、安全保障(抑止力)の保持、既定路線変更による悪影響(日米信頼関係を損なう危険性)などを計算された結果(浅知恵・小利口)でしょうが、肝心の「沖縄県民の総意」が欠落しているのです。

岡田外相には、愚直に「海外移転」姿勢で、日米の信頼関係に悪化しても、貫きべきで、それで、国益に損なっても、その覚悟している姿勢が見えないのです。
「海外移転」しかないと折衝することで、日米信頼が悪化、日本の安全保障が危ぶまれると弁明しているが、日本国民は、その危険性を是認し、「海外移転」で折衝せよが総意かもしれません。
岡田外相の言動からは、国民の意思を求められるほど、世の中、緊張感がなく、岡田外相と野党とメディアだけが、「危険性」を騒いでいるかもしれません。

報道によれば、既定路線では、代替基地ができれば、5年後に海兵隊本体は、グアムに移転することであり、代替基地がなければ、現行の普天間基地を刷新され、普天間基地は恒久化し、米軍の再編成は白紙なる危険性があると報道しています。
岡田外相は、それでも、「海外移転」は国民の総意として、愚直に折衝しつづける「胆力」が求められているのです。
悲しいことは、岡田外相が、自分の限界めいた発言で、「最終決断は、鳩山総理です」との発言ですね。

岡田外相は、民主党の代表経験もあり、小沢前代表辞任後、鳩山氏と代表選を争い、国民人気は岡田氏でしたが、当方は、本ブログ「民主党代表は、ここは、「鳩山幹事長」に」で、「岡田氏本人は「信念」と言っておりますが、「頑固」で柔軟性が欠落している」の意見には同感と書きましたが、岡田外相は、自分の考えに拘りもつことは良いが、自分の考えは「小利口」の次元であり、「頑固」で柔軟性の欠落しているのは、外交交渉には不向きですね。
国民の総意は「海外移転」という頑固さが必要であり、アメリカから「日米の信頼関係を損なう」と恫喝されようと、愚直な姿勢が肝要です。
まだまだ、序の口の段階で、「日米協議、もう限界」発言など「胆力」の無いことです。
岡田外相は、日米の信頼関係より、沖縄県民の総意を優先することです。

当方には、メディアや有識者が言われる、既定路線が最善解で、時間の引き延ばしや既定路線変更は、日米の信頼関係を揺るがすとか、安全保障の抑止力が危ぶまれるという論調は理解できるが、具体的なマイナスのイメージが湧きませんね。
具体的にマイナスとはどういうことなのでしょうね。


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