傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

「日本未来の党」の「びわこ宣言」・・・病める日本(発達障害)の処方箋

2012-12-06 05:11:45 | 日本未来の党・嘉田由紀子

メディアは、来る総選挙の争点を、消費税、原発、TPPを取り上げ経済面の側面から自公政治の復活か、第三極の台頭かと喧騒しているが、「日本未来の党」が掲げた「びわこ宣言」でいう日本の未来の安心を問う政治か否かが主題であり、病める日本の処方箋の選択が争点です。
「びわこ宣言」でいう地球倫理での国家の品格を問うことが選挙の主たる争点なのです。

当方は、先人が戦後の壊滅状態から今日の経済大国にさせたことには敬意を払うが、1000兆の赤字を抱え赤字体質に陥った限界国家:日本が「老人性骨粗鬆症」となった現下では、「破壊と創造」の新陳代謝が不可避と思っており、新たな「国家の計」を策定し挑戦する政治を待望していました。
そういう観点で、守旧勢力と戦い続ける小沢一郎氏を好意的に見ていました。
紆余曲折があったが、嘉田由紀子滋賀県知事が「びわこ宣言」を発し「未来の党」を立ち上げ、小沢一郎氏が代表の「国民の生活が第一」が合流した「日本未来の党」には期待感を持っています。

ブログ「Shimarnyのブログ」様のエントリー『日本未来の党のびわこ宣言は国民の思い、メディアの小沢代表へ人物批判は徹底抗戦すべし 』の

”「「びわこ宣言」に示したことは、右翼化とか左翼化とか関係なく、全ての日本国民が要望する安全社会と安心社会を実現するための宣言ではないだろうか。

「政策要綱」に示したことは、国民の生命の安全と安心、そして国民の生活の安全と安心を保障するため、国民の不安を取り除く政策ではないだろうか。・・・・・・
」”

には同感の思いです。

団塊世代の当方は、典型的なアルツハイマー型の重度認知症と診断された老母に時間を割いていますが、次世代を担う子供の健康体にも危惧をしています。
NHKニュース『発達障害の可能性 通常学級に6.5%』(12月5日 17時56分)が、

”「特定の分野の学習が苦手な子どもや、じっとしていられない子どもなど発達障害の可能性があり、特別な支援を必要とする児童生徒は、小中学校の通常の学級に推計で6.5%在籍していることが、文部科学省の調査で分かりました。」”

と報道。

次世代を担う子供の6.5%が、発達障害の可能性があるとは、将来不安になります。
子供の発達障害について、本ブログ『「小1プロブレム」は、躾・教育以前の生体変調が要因では?・・・複合汚染?』で、
”「当方は、「小1プロブレム」は、保護者の躾、学校の教育以前に、複合汚染による子供の生体変調が起因ではないか思っており、今後、放射能汚染が加味し、より深刻な問題になると危惧しています。」”
と、内部被曝で複合汚染が拡大し、生体への悪影響がより深刻になり、子供の躾、教育を問う前に、複合汚染が生体変調をもたらす悪影響を問うべきと書きました。

メディアは、内部被曝が生体へ及ぼす悪影響に甲状腺異常云々を取り上げていますが、3.11の福島原発事故で有吉佐和子女史の著書「複合汚染」いうところ「複合汚染」が拡大する恐れがあります。
環境学者の嘉田由紀子滋賀県知事が「びわこ宣言」で、
”「福島の事故は、放射性物質を大気や水中に広げることで地球を汚した、この重い責任を感じることなく、経済性だけで原子力政策を推進することは、国家としての品格を失い、地球倫理上も許されないことである。」”
は、琵琶湖の環境問題を取り組みした嘉田由紀子滋賀県知事は、経済性最優先の原発稼動は、許すことができないのでしょうね。
即原発ゼロにすべきと主張したいが、電力会社ら守旧勢力が”「原発稼動停止させ計画停電になれば、地元産業の被害補償をどうするのか?」”と恫喝し、地元支援者を扇動させ、今夏、大飯原発再稼動を甘受せざるを得なかった苦い経験を踏まえた精一杯の表現が”「経済性だけで原子力政策を推進することは、国家としての品格を失い、地球倫理上も許されないことである。」”と推察されます。

経済成長を第一とする変革を掲げる「みんなの党」「維新の会」とは一線を画する嘉田由紀子滋賀県知事は、脱原発の具体的な工程云々より、原発事故で地球環境を汚染させる危険性は許されないが、ストレートに主張すれば、守旧勢力から総批判をうけるので、座右の銘の「まっすぐに、しなやかに。」な主張が「びわこ宣言」と推察しますね。
硬直化した日本社会は、老人性骨粗鬆症を患い、次世代の子供は、発達障害症候群に侵された現下の日本社会の処方箋の一つは「びわこ宣言」ですね。

「付記」

当方は、、機をみる敏な野心・野望家と酷評してきた菅直人前総理が、福島事故時に専門家から何ら具体的策がなかったと責任転嫁の弁明し、浜岡原発を止め、再生可能エネルギーを促進する固定価格買い取り制度を導入したのは自分であり、脱原発の推進者を自負し、脱原発を標榜し選挙中だが、人を踏み台にした自称市民運動家が社会を混迷させる要因なのです。

ブログ「エヌのブログ - 永田町激動記 & 東日本大震災記録」様のエントリー『「複合汚染」の著者、有吉佐和子氏も菅直人を警戒していた』で、故市川房枝女史を踏み台にした内容を記述しています。
間違っても、嘉田由紀子知事が菅直人前総理を受け入れないことを切望しますね。
マアー、菅直人氏がブログ「原発ゼロ政策」で、
”「嘉田新党が立ち上がる。「原発ゼロ」が総選挙の争点になる事は歓迎。嘉田さんは本物の環境派だが、党の実権を小沢さんが握る構造は必ず破綻する。」”
と広言していますが、揉み手で小沢一郎氏を踏み台にし、その後、その踏み台を蹴飛ばした人間ですから、油断なきように願いますね。

「追記」

発達障害は、日本の将来にとって深刻な問題です。
発達障害は病気であり、本人もしかり、家族の悩みも大きく、社会の受け入れが不可避です。

発達障害については、NHKの『くらし☆解説 「どう向き合う?発達障害」』で、室山 哲也・ 解説委員が解説しております。

記事『”薬漬け”になりたくない ~向精神薬をのむ子ども~』(2012年6月13日放送)では、

”「上半身が揺れ続け、止まらなくなった12歳の子ども。足の先がけいれんし、小刻みに震え続ける高校生。今、多くの子どもが向精神薬の副作用に苦しんでいる。国立精神・神経医療研究センターが行った調査で、発達障害の症状がある子どもに対し、小学校低学年までに向精神薬を処方している専門医が全国で7割にのぼることが明らかになった。重い自閉症やうつ病の症状などに苦しむ人々の効果的な治療薬として使われてきた向精神薬。一方、子どもの脳に及ぼす影響は未解明で、処方する量や種類について明確な安全基準はない。今月3日、薬の深刻な副作用に子どもの頃から苦しんできた人たちが集まり、安易な投薬はやめるよう強く訴えた。処方の基準が曖昧なまま進められてきた子どもへの投薬。その結果もたらされた過酷な現実を伝える。」”

と報道しており、NHKブログ『大人の発達障害 理解広げて』でも取り上げています。

発達障害は病気と位置付けられており、複合汚染が病因ではないかと推察しています。
団塊世代の当方が、幼少期時代には、発達障害の症状の人間は皆無で、時間の経過とともに増加しているのは事実です。
農薬だけでなく、大気汚染もあり、身の回りは化学製品にあふれており、複合汚染を軽減させ国民の健康体を守ることが今日の政治の責務です。
当方が、唯一、環境を取り上げた「日本未来の党」を支持する理由ですね。



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