自走式移動胃袋 ~ The nomadic stomach ~

はるたび_2010_4日目

【「まるっとまんなかあたり」のリマスター版になります】
 ★ シリーズトップはこちらから…
 ☆ リアルタイムレポート(実況版)はこのあたりから…

相変わらずの晴天が嬉しく早起きはしたのですが、お目当ての店の開店まで時間があるのでちょっと散歩なぞしていましたが何もない町ですなぁ…

その昔、といっても5~6年前ですが、某旅人宿で津山出身の方と話をいたしました。
 ワシ 「2年ほど前に津山に行ったことがありますよ。」
 カレ 「何しに行ったんですか? 通り過ぎただけじゃだめですよ!」
 ワシ 「津山に行ったという記録が欲しかったけど、何もないので市役所に行ってきました。」
まっ、旅人同士の軽いバトルでした(爆)

ほどよい時間になりましたので、ホテルの無料朝食はパスして、たまごかけごはんをいただくべくバイクで15分ほど走り、食堂かめっち。に向かいます。


なんかヒトが多いのですが、まさか行列?


開店30分前の8時半に到着したワシらは6組目=19&20番目でしたが、なんと9時の開店前に85人待ちまで列が伸びていたのには驚きです。


結局、ヒトリ差でファーストロットには入れなかったのですが、9時20分頃に入店できました。
ほぼ自動的に黄福定食というヤツですが、お客の中には「アタシナマタマゴダメナノヨ」という方もいらっしゃいました。


結構、大きめの丼に上手に炊きあげられた白飯が美しいです。
普段は玉子と醤油を混ぜてからゴハンにかけるのですが、今回はビジュアル重視で直乗せにしてみました。


サイドディッシュに出汁巻きも頼みます。


確かに美味しいたまごかけごはんではありますが、わざわざココまで来るほどかという思いと、あまりにワサワサした雰囲気に負けまして、お代わり自由にもかかわらず一膳で終了しました。
端から見るとバイクのナンバーで「あっ、このヒトって横浜からワザワザたまごかけごはんを食べに来たんだ! 好きだねぇ!」ってことなんでしょうけどねぇ(嘆)

朝ゴハンを食べ終わり、大阪方面へと向かうツレとお別れの挨拶をすればようやく一人旅の開始デス♪ 思ったよりストレスは少なかったというか、むしろ「食」を中心に楽しいコトの方が多かったかな(嬉)
Oサン、ありがとうございました!

中国自動車道のインターまでご一緒して右と左に分かれまして、ワシは米子方面なのですが、ジャンクションのかなり手前から渋滞しています。 ちょっと頑張ってすり抜けしますが、こちらの渋滞も予想外でした。

米子道に入り、最近ローカルB級グルメで売り出し中のはずの蒜山(ひるぜん)やきそばでも食べようかと思っていたのですが、立ち寄った蒜山高原SAでは取扱いが全くないので地元では盛り上がっていないのだろうなぁ…と、お店チェックもしていたのですが、ここはスルーして先へ進むことにします。


鳥取から島根に入ったところの(どじょうすくいで有名な)安来から奥出雲に進路を取ります。 そうです!日本三大駅蕎麦(駅舎そのものが蕎麦屋)を完全制覇するためだけに奥出雲の亀嵩に向かいます。


コチラは「砂の器」の舞台となった町としても有名です。
しばし進むと目的の亀嵩駅ですが、連休ということもあってクルマだのバイクだのでなかなか混んでいます。


ちなみに、日本の三大駅蕎麦は、北海道の音威子府静岡・遠江一宮、こちらの扇屋らしいです。


キチンと列に並んで順番を待とうとするのですが、食べ終わったヒトがウロウロしていたり、待っているヒトも落ち着きはないし、4人掛けがメインなのに相席をあまりしていないのでロスが多い等々でどうなることかと心配したものの、見た目の混乱から想像されるより早めに席に着くことができました。 勿論、ワシの後ろに並んでいたご夫婦をお誘いしての相席です。


たまごかけごはん、蒜山焼そばと軽く肩すかしを喰っているので、こちらでは気合いを入れて割子そばと釜揚げそば(大盛り)を頼みます。


割子そばは普通(?)のタイプですが、蕎麦の釜揚げはなかなか珍しいです。 いずれも同じ出汁を使っていただくのです。


釜揚げはいわゆる「かけそば」に相当するのですが、茹で上げた蕎麦を蕎麦湯ごと器に盛っててあり、これに濃いめというか、もりそばの汁をかけていただきます。


冷たい割子そばは絶品で、記憶の新しい分だけ皿そばのお店より美味しく感じましたが、本当にあっという間に食べてしまいました。 しかし、食の記憶というのはラベルとしては思い出せても、味そのものをリアルに思い出せないので比較は難しいですよね(笑)
もうひとつの釜揚げそばというのは、以前もいただいたことがあるし、島根というか出雲地方では割と普通にあるのでしょう。 こちらも美味でございました♪

大変美味しくいただきまして、駅構内も若干落ち着いてきたのであらためて写真撮影などいたしまして出発することにします。


この夜は再び岡山に戻るのですが、途中で奥出雲おろちループなんて面白い道を走ったりしますが、天気がよいので本当に幸せです。 そしてタイヤのエアも正常値なので走るのが本当に楽しいですねぇ♪


そんなこんなでつつがなく岡山市内に入りまして、今回最安値の実払い3600円の宿に入ります。 某公共機関系なので、そのへんんのビジネスホテルよりはるかにに立派な施設なので超オススメです。

さて、ヒトリメシは久々の岡山駅界隈をぶらついた後に駅ビル(?)のお店=Lunch & Beer SUN でビールとでえびめしをいただきました。 勿論、まずは下津井産の蛸の唐揚げ(これでもハーフサイズ)で生ビールです。


続いてのえびめしは東京発という話もありますが、岡山で人気になったものらしく、ソース味の洋風海老炒飯と思ってよいかと思います。 見た目より薄味なのでパクパクといただけます。


当然のようにこの後でラーメンを食べに行ったのですが、駅チカにはあまりなさそうなのと、ちょっと興味を引く店があったので市電に乗りましてそばの店というラーメン屋に行ってみます。


鶏ガラと魚介系のダブルスープが正統岡山ラーメンなのかはさておき、コラーゲンたっぷりそうな濃いめのスープで美味しくいただけました。


再び市電に乗り、途中から腹ごなしのためにブラブラと歩いてホテルに戻るのですが、さすがに少しカラダがしんどくなってきたかなぁ…

続く…

食堂かめっち。食堂 / 亀甲駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最新の画像もっと見る

最近の「旅や食 ~ 中国&四国」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事